心理・精神医学本

なんかすごいDVDを見つけた

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…っても別にウッフンアッハン的なアレではなく、家族療法に関してのなんかすごそうなやつ。

こちら。


実録・家族療法 3人のセラピストによる家族面接ドキュメント|星屑倶楽部

このビデオは、日本家族研究・家族療法学会 第21回大会の特別企画として製作されました。

この作品の特徴は、同じ家族療法家で有りながら全くスタンスの異なる三人のセラピストの家族面接(初回面接)を記録したことにあります。家族療法の幅の広さを知るとともに、家族療法の要は何なのかを学ぶための格好の資料となるでしょう。

もう一つの特徴は、面接後のセラピストとクライエント、両者のコメントを詳しく聞けることにあります。セラピストが選んだ面接のダイジェスト場面をみながら、セラピスト、クライエント、それぞれに振り返ってもらいました。セラピストの意図とともに、家族療法というものがクライエントの立場からはどのように見えるのかということも、垣間見ることができます。

そしても一つこちら。


説き明かし・私の家族面接 ―初回面接の実際―|星屑倶楽部

「家族面接」は、面接者一人一人が、独自の世界を展開します。

このビデオで面接者として登場するのは、中村心理療法研究室・中村伸一先生。ルーテル学院大学教授・福山和女先生。東京大学大学院教授・中釜洋子先生。

日本家族研究・家族療法学会 第21回千葉大会で発表され、大きな反響を生んだ前作「実録・家族療法」が心理療法的アプローチの後藤雅博先生、力動的精神療法の狩野力八郎先生、システムズアプローチの吉川悟先生と、すべて男性だったことを踏まえ、今回は2人の女性セラピスト・福山和女先生、中釜洋子先生、そして学会長でもある中村伸一先生の3名による競演となりました。

中村先生は、学校と家族システムを噛み合わせるシステムズアプローチの神髄を示し、福山先生はソーシャルワーカーとしてボーエン理論を駆使。中釜先生は心理臨床家としてナージの文脈療法を基本として、それぞれの「私の家族面接」を再現しています。

家族を演じるのは、長女が福島大学演劇部の学生、両親は両者とも同大学院学校臨床心理専攻を修了した現職教員です。また、家族関係の設定には一年以上を費やし、ジェノグラムの作成にも耐えうるレベルにまで仕上げました。

前作と同様、介入のキーポイントとなる場面を各面接者が自ら選び、その意味を説き明かし、そこに面接を受けた家族のフィードバックが挿入される構成になっています。

〈理論と実際〉が臨床の基本ということであれば、このDVDは家族臨床を学ぶ者・教える者双方にとって、必須の教材であることは間違いありません。

いずれも超有名な治療者による「共演」となっております。家族療法には疎い私ですが、これはかなり観てみたいっす。

惜しむらくはこちらのDVD、Amazonさんでは取り扱ってないんですよね…って、取り扱ってたとしてもちょっと手の届くお値段ではないのですが。

ちなみにこちらのサイトからも買えますよ。その際にはタイトルで検索ゴー。

メテオMBC:医学書・医学雑誌のオンライン書店

もし視聴する機会があったら逃す手はありません。是非観てみましょう。ワタクシもちょっと探してみます。

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