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「修了」と「卒業」・「学生」と「生徒」

公開日: : 雑記

「大学院を卒業」とか「院卒」とかいう言葉になんだか違和感を感じます。私のブログを読んで気づいている方もいるかもしれませんが(いるかな?)、私は「修士課程を修了」「大学院を修了」と使っています。

 

ということで「卒業と修了」「違い」という検索語でググって(=googleで検索して)みました。

 


その結果、こちらこちらを見ると、一般に大学は「卒業」で大学院は「修了」となっているようです。そんなわけで「大学院を卒業」という話を聞いていると、どこか大学院生だったりするのに「学部気分」を感じてしまうのかもしれません。

で、思い出した事。

以前、私のところに実習に来ていた学生さんから大学院の話を聞いていたとき、自分達のことを「生徒」と言っていたことがありました。三省堂「大辞林 第二版」によると「生徒」とは

(1)学校や塾などで教えを受ける者。
(2)特に小学校の児童や大学の学生に対し、中学校・高等学校で教育を受ける者。

であり、「学生」とは

学校で勉強する人。主に、大学で勉強する人をいう。

との記述があります。

本人にそういう気はないのかもしれませんが、自分を「生徒」と呼んでしまう学生さんはどこか「生徒気分」があるのかなと思ってしまいます。というか、そのことを指摘された学生さんが非常にびっくりしていたのが私としては印象的でした。

何が言いたいのかというと、「心理臨床に関わる者であれば自分の使う言葉には敏感になりましょう」ということでした。面接場面では相手の言葉はもちろん、自分の言葉一つ一つに神経をとぎすましている必要があると思います。日常場面でもそこまでではないにせよ、やはり自分の言葉に注意を向けることは大切です。

自戒を込めつつ、そんなことを語ってみました。私も誤字・脱字なんか多かったりすると思うんですが、ドシドシつっこんでください。私が泣かない程度に。

2005/02/14 | 雑記

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コメント/トラックバック (10件)

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  1. そうなんですよねぇ。これ。
    「お前は『生徒』か!?」
    と、つっこみたくなります。
    「学生気分」ってのもそうです。
    単に言葉だけの問題じゃない気がします。

  2. いや~。やっぱり「生徒」なんでしょうねぇ。
    某なりたい人のためのサイトでもたまにいますよね。自分のことを「生徒」と言ってしまう学生さん。そういう人の意見って「生徒」レベ(以下、自粛)。
    「言霊」って概念を持ってくるまでもなく、やっぱり単純な言葉だけの問題ではないと思います。「卒業」「修了」に関しても同じことが言えるでしょう。

  3. 振り返ってみたら私は両方使っていました。卒業も修了もです。思い起こせば指導教員の先生には逐一修正されていたのですが、言葉の重みですか・・一度考えてみたいと思います。
    ちなみに学生は今でも使ってしまっていますが、生徒はさすがに使えないです。

  4. はじめまして☆
    acpuaと言います。
    掲示板興味深く拝見しました。
    たしかにおっしゃる通りですよね。
    尚、私は、現在、大学院で学んでいる者です。
    すこし話がずれてしまいますが、
    卒業と修了の話に絡めると、
    入学という言葉も難しいですよね。
    大学在学中ならば入学でいいとは思いますが、
    大学院の場合は・・・ちなみに私は「入院」という言葉を以前つかっていましたが・・・。

  5. >liedさん
    心理臨床の専門家であろうとするならば、言葉の重みを理解し、言葉に対しての敏感さは常に磨いておく必要があると思います。ただ、それにこだわりすぎてもまた問題ありなんですけどね。バランスって大事です。難しいけど。
    >acpuaさん
    コメントありがとうございます。
    大学院も「入学」で問題無いと個人的には思いますが…てか、「入院」って自嘲の意味も込めてつかう言葉では?
    博士課程まで進学しちゃった日には「長期入院」とか「社会的入院」という事態になってしまったり…
    ま、大学院生なんてみんな病気みたいなもんですよ。本来はね。それを考えると今の学生さんって屈託がないようにも思えます。それも良し悪しかと。

  6. >ロテ職人さん
    返信ありがとうございます!!
    たしかに・・・・自嘲的意味もありますが(笑)
    言葉がらみで、もう一つ感じたこと。
    例えば、芸術の分野等で、自分を指導していただいている先生に、「~~先生に師事」という言葉ってありますよね。もともと心理の分野では聞かない言葉ですが・・・
    ただ師匠-弟子って関係自体、心理系の大学院において(私の知っている限りの中ですが)、最近聞かなくなってきたように思います。勿論、それがいい悪いではないとは思いまし、そこにこだわる必要はないようにも感じます。
    ただ一つのあらわれとして大学院そのものに対して色んなニーズがある、と言えるのかもしれませんね・・・。

  7. 「師事」って聞かないですか?
    私は「ロテ『職人』」を自称しているからというわけではないですが、やっぱり師匠は「師匠」だと思ってます。直接お話するときは「先生」と呼びますけどね。
    大学院に対して色々なニーズがあるのもそうだとは思いますが、でも譲れないところはあるはずなんだよなぁ…どうですかね?

  8. 返信が遅くなってしまい申しわけないです。
    しばらくPCのない環境にいたもので・・・
    うーん、「すくなくとも」私のしっている方は使わないように思います。
    私は,学部時代からある先生に出会い、今も「師事」しています。
    今日書かれていたトピックでもありましたが,それこそ何度か泣きそうになりながら、卒論、修論等のご指導をいただいていました。
    今振り返ると、そのやりとりこそがもっとも私の力になっているようにも感じています。
    一方で、自分がついている先生がどのような論文、研究,活動を行っているか知ろうとしない方もいます(これ以上は自粛します)。ただ,いつも何故、その先生についているの?と聞きたくなったりします。
    私自身それが悔しいのでしょうね・・・

  9. 「院卒」について

    ロテ職人さんのブログで、再度話題になっております。大学院を「修了」が正しい表記なわけで、「院卒」や「大学院を卒業」は、やはり誤記です。“院卒”でググってみたところ 約25,900件見つかりますた。 やっぱり一般的な用語になってるらしい…。
    返信が遅くなってしまい申しわけないです。
    しばらくPCのない環境にいたもので・・・
    うーん、「すくなくとも」私のしっている方は使わないように思います。
    私は,学部時代からある先生に出会い、今も「師事」しています。
    今日書かれていたトピックでもありましたが,それこそ何度か泣きそうになりながら、卒論、修論等のご指導をいただいていました。
    今振り返ると、そのやりとりこそがもっとも私の力になっているようにも感じています。
    一方で、自分がついている先生がどのような論文、研究,活動を行っているか知ろうとしない方もいます(これ以上は自粛します)。ただ,いつも何故、その先生についているの?と聞きたくなったりします。
    私自身それが悔しいのでしょうね・・・

  10. ブルータスおまえもか。

    以前に当ブログで取り上げており、またロテ職人さんのところでたびたび話題になっている、「院卒」「大学院卒」という表記について。また、新たなエントリを作成しようと考えておりました。時間が取れなくて延び延びになっておりましたが、その概略は以下のとおり。
    返信が遅くなってしまい申しわけないです。
    しばらくPCのない環境にいたもので・・・
    うーん、「すくなくとも」私のしっている方は使わないように思います。
    私は,学部時代からある先生に出会い、今も「師事」しています。
    今日書かれていたトピックでもありましたが,それこそ何度か泣きそうになりながら、卒論、修論等のご指導をいただいていました。
    今振り返ると、そのやりとりこそがもっとも私の力になっているようにも感じています。
    一方で、自分がついている先生がどのような論文、研究,活動を行っているか知ろうとしない方もいます(これ以上は自粛します)。ただ,いつも何故、その先生についているの?と聞きたくなったりします。
    私自身それが悔しいのでしょうね・・・


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  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
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