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【家族を知りたきゃ】家族心理学年報【まずはここから?】

公開日: : 心理・精神医学本

一昨日の記事、共働き家庭における育児でも紹介しているのですが、なかなか面白いので改めてご紹介。
takashiさんへの再反論をしようと思いまたぱらぱらとながめてたんですが、この本、なかなか面白いです。特に自分がまさに子育ての真っ只中にあるということもあり、自分自身の問題として研究結果を概観することで、育児に対して今までとは異なった視点が持てたりするように思います。特に『父親のありようと家族相互作用』と題して多文化間での父親のあり方(これは恐らく学会のシンポジウムを再構成したものだと思います)、そしてヒト以外の動物家族における父親のあり方を見ていく中で自分の子育てのあり方を改めて振り返ることができました。

子育て臨床の理論と実際
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ロテ的お薦め対象:学部生~大学院生(興味があれば一般の方も);家族研究に役立つ本
家族療法や夫婦カウンセリングに関する各論も述べられており、発達心理学領域の人だけではなく臨床心理学徒も参考になることは多いと思いますし、家族関係の研究がしたいと思っている学部生なんかはこの本から卒論のネタのいくつかをみつけられるんじゃないでしょうか?(…家族の研究をしたい人はとっくに持ってるかもしれませんね)2000年4月から2001年3月までの家族心理学関連文献一覧も載っておりお得度は高いです。
「家族心理学年報」とあるように日本家族心理学会の年報なんですが一般書籍扱いになっています。で、私が持っているのは2002年のこの号↑だけなんですが、新しいのも出ているので一応ご紹介しときます。

家族カウンセリングの新展開
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家族内コミュニケーション―こころを運ぶことばの力
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コメント/トラックバック (2件)

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  1. >家族心理学関連文献一覧
    言及して頂いてありがとうございます。それ作ったの私です。
    自分も随分参考にしました。関連の論文を漁るのって本当に勉強になりますよね。
    最近の家族心理学研究の方は「基礎研究」ということで
    家族でない集団を対象にした実験のものも増えていますよね。
    まあ、「家族療法」=システムズ・アプローチの基礎研究と考えたらそれもアリなんでしょうけど。
    家族心理学って一体どこまでなのか?
    領域の線引きって難しいですね。

  2. > それ作ったの私です。
    そうでしたか。あれはまとめるの大変ですよね。お疲れ様でした。
    きっと役に立ってる人はたくさんいると思います。
    > 家族心理学って一体どこまでなのか?
    > 領域の線引きって難しいですね。
    家族っていろんな要因を含みますからね。
    領域の線引き自体はあまり意味のないことなのかもしれません。
    私が今回の一連の子育て関連のエントリーでこの資料を引用しているのは
    フェミニスト心理学的な側面からの理論構築という意味あいも
    ないわけではないですし。


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  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
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