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【食事の友】漫画じゃないけど【清水・西原】

今日は(も?)心理・精神医学本以外で…
たまに一人で食事をしたいというとき(そういう時ありません?)決してお行儀は良くないですが「食事の友」と呼べる本がないと私はダメです。雑誌でもいいですし文庫本でもいいんですが、何か食べながら読む本がないと間が持ちません。漫画の単行本なんかが充実している定食屋なんてのはかなりいい感じであり、そのことが定食屋選びの一つの基準になったりします。
で私にとって「食事の友」になる本の基準は、とりあえず「重すぎない」ということでしょうか。その時点でほとんどの専門書はパスになります(どうしても食事しながらでも英文とか読まなきゃいけない時もありますが、それは「食事の友」じゃないです)。
そんな私の最近のベスト・オブ・食事の友は清水義範著・西原理恵子画のこのシリーズです。

おもしろくても理科
清水 義範

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もっとおもしろくても理科
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どうころんでも社会科
清水 義範

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もっとどうころんでも社会科
清水 義範

講談社 2003-07
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いやでも楽しめる算数
清水 義範

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ロテ的お薦め対象:誰でも;特に「食事の友」として
たくさんあってすみません。まあ文庫本なのでお許しを…。
著者の清水義範氏は日本におけるパスティーシュ小説の草分け?というか旗手?だったりする人だと思います。「パスティーシュ」とはフランス語で元々の意味は「模倣作品」ということなのだそうですが、ものすごく簡単に言ってしまえばパロディってことですね。この作者のデビュー作である国語入試問題必勝法は国語が苦手な受験生に家庭教師が意表をついた解答術を伝授する…というストーリーであり、受験勉強やら国語教育やらに対するけっこうきつい風刺がその中に含まれるというようなものでありました。
国語入試問題必勝法
清水 義範

講談社 1990-10
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で、今回ご紹介する作品ですが「理科」「社会」「算数」といった小学校で学ぶ教科を対象にその面白さを再確認しよう(というか実際は面白いのだよ)ということを書きつづった作品となっております。このシリーズの「算数」なんかは分かりやすくて非常に良かったです。「国語」も出てるんですがまだ文庫化されていないので「食事の友」としてはパスですね。
このシリーズのもう一つの魅力は、なんと言っても途中挿入される西原理恵子画伯の漫画?というか挿絵?でしょう。文の方の内容が難解になるととたんに全く内容と関係のない漫画になったりするあたりが毒にあふれていて良いです。西原画伯というとぼくんちだったり鳥頭紀行だったりちくろ幼稚園が代表作であり、西原ファンでもこの清水氏とのコラボレーションシリーズは意外にチェックしてない人が多いかも。サイバラが清水氏に対して毒を吐き、それが次回の清水氏の文の内容にフィードバックされるというやりとりは、一つの表現作品を作る過程としてもなかなか面白いかと。
これはなかなかお薦めです。あんまり重くない本をお求めの方、また「食事の友」を探している方、是非ともどーぞ。

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コメント (Close):10

moo 05-03-28 (月) 18:06

うわぁぁぁ。なんか悔しい。先に紹介されたので(笑)。
シリーズの「算数」出てたのですね。「社会」で止まっておりましたよ。
サイバラはついでに「かあさん」シリーズも好きです。
清水氏の著書も好きですが、特に(?)面白いと思うのは、他の作家の本の清水氏によるあとがきですね。相手作家が希望する文体で自由自在に解説できるのは、国内では彼だけでしょう。

ロテ職人 05-03-29 (火) 8:14

こういうときは「してやったり!」という気分になりますね(笑)。
しかし、mooさんの好みが幅広いのか、mooさんと私の嗜好がかぶっているのか、気になるところです。
清水氏のあとがきというと…どっかで見たことがあるんですが…どこだったんだろ?しかしあとがきが誉められる作家というのも、清水氏的にはなんだかなぁという感じではないでしょうか。

roadman1971 05-03-29 (火) 20:57

トラバありがとうございます。
西原・清水コンビのこれらも読んでてとても面白いですよね。
以前一人でお店に入って料理が出るまで待ってる間に「恨ミシュラン」を読んでいたら非常に嫌な顔をされた事がありました。大丈夫です、貴方の店は斬られるような有名店じゃありませんからっ!と心の中で思ったものでした。

moo 05-03-29 (火) 21:45

いやいや。本来の清水氏から考えると「ねらっている」とも取れますよ(笑)。
結構、大御所作家のあとがき頼まれるのですから。
嗚呼。
恨ミシュランもあったぁぁぁぁ。してやられたり、です。

京都ごろごろ 05-03-29 (火) 21:48

トラックバックありがとうございます。
清水さんのジャックアンドベティは全編笑い転げました。
20年前にそういうジャンルを思いつかはったのと仕事が完璧なのとで凄い!とびっくりした記憶があります。おまけに人間に関してとても誠実です。これからもよろしくお願いします。

うらぢのやるすく 05-03-30 (水) 17:38

読後感想記:どうころんでも社会科

どうころんでも社会科 講談社文庫 清水 義範 (著), 西原 理恵子  このコンビで国語、算数とまで進んでいたのか。好評ぶりが窺えるシリーズですね。今回は社会科ということで地理、歴史、公民と分かれるのだが、個人的には地理の部分が面白いが地理といってもその土地の
いつのまにやらトラックバック。ありがとうございます。そういや、西原のうらみしゅらんは人生一年生の2巻にその後のことがかいてあったかと思います。しみず博士はどうかと思う、西原ファンでございました。私も1人で飯食うときはマンガか本が手放せません。
しゃしゃり出てすいません。ではでは。

アンリの気ままな雑記 05-03-30 (水) 18:36

清水 義範の本『バードケージ 』

今日読み終わりました。おもしろいです。 いつも読むスピードが遅いんですが、2日で読んでしまうほど夢中になりました。 時期が遅いけど、予備校生や何かに失望してる人に読んでほしいです。 俺もその中の一人で就職活動をしてて、なかなか決まらないので落ち込んでた時だっ
いつのまにやらトラックバック。ありがとうございます。そういや、西原のうらみしゅらんは人生一年生の2巻にその後のことがかいてあったかと思います。しみず博士はどうかと思う、西原ファンでございました。私も1人で飯食うときはマンガか本が手放せません。
しゃしゃり出てすいません。ではでは。

jh 05-04-01 (金) 7:03

TBありがとうございます。
清水さんの本おもしろいですよね。文体に関して清水さんがこんなことをいっていました。「小学生の作文を見ていると、『桜がはらりと散るのをみていると涙ぐんでしまいます』という情緒的なものや、『国境なき医師団は○年に結成されてい以来、多くの国で活躍してきた』という事実をしっかり書いたものがあります。僕はどちらもいいと思うんです」。幅の広さを感じました。
これからもよろしくお願いします。

ロテ職人 05-04-01 (金) 21:15

>roadman1971さん
>mooさん
あー!『恨ミシュラン』!連載時リアルタイムで週刊○日読んでました。でも今、あの本に載ってるお店、どれくらい残ってるんでしょ?新しいバージョンって出たりしてたんでしたっけ?
>京都ごろごろさん
実は清水氏の作品は(文庫化されたものは)ほとんど持っている私です。ほんと、彼は上手いと思います。
>jhさん
清水氏の教育関係の作品も、私が自分自身の「教育観」をまとめるのに大いに寄与しています。彼の作文教室のエピソードもなかなか興味深いですよね。

あやこ 05-04-26 (火) 2:50

いつのまにやらトラックバック。ありがとうございます。そういや、西原のうらみしゅらんは人生一年生の2巻にその後のことがかいてあったかと思います。しみず博士はどうかと思う、西原ファンでございました。私も1人で飯食うときはマンガか本が手放せません。
しゃしゃり出てすいません。ではでは。

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