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メールカウンセリングやチャットカウンセリング

mail.jpg6/30のエントリ、本日の(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル (((( @mixi@050630は、mixiで「メールカウンセリングをしてます」とのたまうエセカウンセラーがいて、話が通じなくて(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル ((((だった…という内容のエントリでした。
このエントリでロジャ嫌いさんからこんなコメントいただきましたよ(ガクブルの具体的内容については、当該エントリ参照のこと)。

ロテ職人さんは、
有資格の(有資格者もピンキリですが)
きちんんと臨床経験のある(最低でも5~10年以上)
専門的知識を身につけた、さらにネット上でのあらゆるコミュニケーション
形態に関して研究を重ねた「専門家(臨床心理士、精神科医等)」が、
手段の一つとしてメールでの対話をclと交わす・・・
―ということに対しても、「(;゜□゜)」
と思われますか?
このコミュニティで交わされる議論(議論にもなっていない)は
確かにガクブルでしたが、このような意味でなら
メールをセラピーに用いることも有りなのではないかとは
考えているのですが、いかがでしょうか。

とのことですが…この件についてちょっと考えてみましたよ。


まず前提として私はメールカウンセリングやチャットカウンセリングなんて存在しえないと思っていますし、それが出来るなんてのたまってしまう輩はまず高確率で糞カウンセラー確定だと思っています。
ではちょっとずつ…
> 有資格の(有資格者もピンキリですが)
資格の有無はあまり関係ないです。立派な資格を持ってる糞臨床家なんてのはたくさんいます。
> きちんんと臨床経験のある(最低でも5~10年以上)
これも同様。臨床経験は長いんだけど…という糞臨床家もたくさんいます。
> 専門的知識を身につけた
当たり前の話ですが、これは必須でしょう。少なくとも精神医学的・臨床心理学的知識は必須です。
…とmixiの某コミュ内でこう主張している私に対して「精神科医じゃないのに診断してもいいのか?」といったような寝ぼけた妄言を吐いてらっしゃった人がいましたが、そんな最低限の知識もなくてどうやってカウンセリングなんてするんですか?そういえばその糞発言の主は「病気の人は病院に行ってください」なんて暴言も吐いていましたが、こういう人はこの世から消えて欲しいですね。
メールカウンセリングの大きな目的としては「予防的介入」ということがあると思うんですよね。でも予防的介入をするためには、まずクライエントさんが現状でどのような状態にあるか、正確にアセスメントする必要があります。もし、それをしなかったらどうなるかと言うと…重篤な精神疾患の兆候にも気づかずに延々とメールカウンセリングが続けられ、どんどん状態は悪くなっていく…なんて恐ろしいことも起こりうるわけです。
そうした最悪の事態を避けるためにも、カウンセラーだろうが何だろうが、臨床に関わるのであれば、精神医学的・臨床心理学的知識は持っている必要があります。「自分は健康な人だけ相手にするんだから…」などという妄言を吐く人間は臨床(これは「カウンセリング」を含む)に関わる資格はありません。

> さらにネット上でのあらゆるコミュニケーション形態に関して
> 研究を重ねた「専門家(臨床心理士、精神科医等)」
これですが、「研究を重ねた」だけじゃだめですよね。ネット上でのコミュニケーションの技術にかなり長けている必要があるわけですが…でも、カウンセリングが可能なレベルのコミュニケーションってどんなだ?って感じがするのですよね。
私の師匠はスーパーヴィジョンなどで常々「コミュニケーションの中のverbalな側面(言葉の意味的側面)だけではなくvocalな側面(アクセント・声の調子・話し方などの側面)に注目しなければならない」と言っていました。実際、コミュニケーションの中でvocalな要素が持つ働きというのは非常に大きいと思います。
で、ネット上のコミュニケーションというのは、このvocalな要素が根こそぎ取り去られている状態にあります。カウンセリングや心理療法は主に言語を介したコミュニケーションを基礎としており、ネットでカウンセリングをするなんてのは、例えて言えば両手両足を縛られた状態で自転車に乗るようなものなのではないかと思います。
当該コミュの糞(自称)カウンセラーはこんなアフォ発言をしておりますよ。

人格障害の例で、どんなコメントを返したときというのは、一概に言えるものではないので、申し訳ありませんがお答えできません。一ついえるのは、メールをいくつかいただいている段階で気づくことが多いです。文章の構成、行間の意味、言葉の使い方、文章の長さ、質問に対する答え方、こういったものを総合して感じ取っているとしかいえません。

すげえなおい。こういう超常的なコミュニケーション能力を持っていない限りは(てか、この人にそれが欠如しているのは、このコミュでのやり取りを見ても明らかですが)、やはりカウンセリングなんて不可能です。
そんなわけで私はメールカウンセリングやチャットカウンセリングなんては到底不可能な話だと思っています。
ちょこっと調べてみたんですが、最近ある大学病院の精神科で、ようやくインターネットを用いた精神疾患の一次予防の試みがなされ、そのためのシステムが構築されてきているようです。ただ、それもまだ試験的な段階であり、実用レベルになるにはまだまだ時間が必要だと思います。
さて…これでもまだネットカウンセリングやチャットカウンセリングは可能だ!と主張できる人はいますかね?いらっしゃいましたら、ご遠慮なくコメントいただけたらと思います。長文スマソ。

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コメント (Close):59

takashi 05-07-15 (金) 12:48

大学で、学生のメンタルヘルスサービスの一環としてメールを用いてメールカウンセリング的なものをやっているところが増えていますね。
といっても、それはあくまでも「予約」「相談のための相談」とか「入り口を広げて早期発見・早期介入をする」とか「フォローアップ」といったことを目的に行われているわけで—-本当カウンセリングなり治療が必要な場合は、やはり相談室での相談を勧めたり、専門機関の紹介をしたりするわけで—-当然ことですよね。
>重篤な精神疾患の兆候にも気づかずに延々とメールカウンセリン
>グが続けられ、どんどん状態は悪くなっていく
したがって、これは重大な倫理違反になります。
そうそう、せっかく入ったはいいけど、mixi全然見ていないや。

05-07-15 (金) 13:28

varbal/verbal ですね。出典はサリヴァンかと。

千尋 05-07-15 (金) 13:29

はーい私の勤務先の大学の相談室でもメール受付してまーす。
メールは空き時間の確認とか遅刻の連絡とか問い合わせとかが主ですな。
あと、カウンセラーってどんな人だろう?と様子をうかがうとか。
1度も会ったことがない学生とメールだけ続くということは今のところないですねぇ。
お互いメールできめ細かなムードまで伝えるのって難しいから
お互いまだるっこしくて会っちゃうんですよね。って出会い系サイトかよ・・・。

カルノ 05-07-15 (金) 17:45

俺のことも叩いてみろよ

ロテ職人 05-07-15 (金) 17:51

>takashiさん
> それはあくまでも「予約」「相談のための相談」とか
> 「入り口を広げて早期発見・早期介入をする」とか
> 「フォローアップ」といったことを目的に行われているわけで
> —-本当カウンセリングなり治療が必要な場合は、
> やはり相談室での相談を勧めたり、専門機関の紹介をしたりするわけで
> —-当然ことですよね。
当然のことですよね。
> そうそう、せっかく入ったはいいけど、mixi全然見ていないや。
精神衛生のためには見ない方がよろしいかと…

ロテ職人 05-07-15 (金) 17:53

>裕さん
あああああ…(恥
間違いをご指摘いただきありがとうございます。
さっそく訂正いたしました。
たしかにサリヴァンですね。言われて思い出しました。
『精神医学的面接』に確かに載っておりましたですよ
(←そんな基本的なことを忘れるなって話もある)。

ロテ職人 05-07-15 (金) 17:56

>千尋さん
> お互いメールできめ細かなムードまで伝えるのって難しいから
そうですよね。「一度も会ったことのない」学生とは
限界がありますよね。
一度も会ったことのない人からもらったラブレターってどうよ?
とか全く千尋さんに関係のないことでございました。
何でそういう意味のない例えを持ってくるのかねぇ…?

ロテ職人 05-07-15 (金) 17:57

>カルノさん
> 俺のことも叩いてみろよ
…えーと…どちら様でしたっけ?

とおりすがりA 05-07-15 (金) 19:46

メールでカウンセリング…
ありえないと思います。
かなり気心知れた相手でさえも、
メールのみで打合せしていると思わぬところで誤解が生まれてしまい、
お互いの意見がとんでもない方向に行くことがあります。
それほど¢文章のみ£で真意を伝えると言うのは難しい作業だと思います。
それを補うために、人間にはvocalな側面があるのだろうと思います。
文章のみから得られる情報量と、直接人に会って話す情報量とでは
桁違いの差があります。

とおりすがりA 05-07-15 (金) 19:48

私は¢超£がつくほど厳密で正確な文章表現を要求される仕事に
携わっているのですが、【自然言語】で記述している限りは
少なからず曖昧さが必ず発生することが骨身に染みています。
メール/チャットのみであるとその曖昧さから、
送り手・受け手側で解釈にそれぞれズレが生じますから、
どんどん変な方向へ行ってしまうという可能性は、
直接会って話す場合よりも大きくなることは疑う余地もありません。
もし私がメール/チャットでカウンセリングを行うのあれば、
言語や文章の解釈に曖昧さを含まず厳密な表記が可能な
【形式言語】を使いますね。
欠点は、表現があまりに数学的/記号的なので、
世界を見渡してみても理解できる人がほとんど居ないことです(笑)。
それほど文章のみで自分の意図するものを伝えると言うのは困難であり、
超人的な努力と能力が必要になります。

とおりすがりA 05-07-15 (金) 19:49

> 文章の構成、行間の意味、言葉の使い方、文章の長さ、質問に対する答え方、
> こういったものを総合して感じ取っているとしかいえません
シャーロックホームズも真っ青ですね~
もしもこういう超能力があったら、楽しいでしょうね(^0^;

かほりん 05-07-15 (金) 22:29

開業している?臨床心理士さんに聞いた話ですが
メールカウンセリングは、利用者さんからのメールが嫌がらせに
変わって、辛くて止めるカウンセラーが多いとか。
会わないでカウンセリングするのは、難しいのでしょう。
それに、相手の理解度もそれぞれ違うし。

ロジャ嫌い 05-07-15 (金) 23:02

お~、エントリーお待ちしておりました。
お答え頂きありがとうございます。
ただ少し語弊があったようで・・。
私は、
>メールをセラピーに用いることも有りなのではないか
とは書きましたが、
>メールカウンセリングやチャットカウンセリングなんて存在しえない
とも思っております。
CMCのみでのアセスメントは確かに不可能でしょう。
しかし、そもそも一般の人々にとって精神科及び心療内科等の門の敷居は果てしなく高いものです。
「相談してみたい、自分は病気なのかどうか知りたい」という人の数は、実際に専門家の元へ足を運ぶ人数よりもはるかに多いはず―それなのに、
「行きたいけれど行けない」という恥の意識を持ち続けているのが今の日本人の現状です。

ロジャ嫌い 05-07-15 (金) 23:02

そこで、大学の相談室の予約をメールで受け付けることなども含めて「きっかけ」を作りやすくするという意味で
>メールをセラピーに用いる
のは「ありなのではないか?」と私は思うのです。
まぁ名前を挙げて悪いですが
学芸大の田村毅氏等がこれにあたると思いますが。
彼の著作物には怪しげなタイトルの良著がいくつかありますので
是非ともご覧頂けたら幸いです。

ロジャ嫌い 05-07-15 (金) 23:17

多くの専門家がCMCでの介入を嫌がるのは
>重篤な精神疾患の兆候にも気づかずに延々とメールカウンセリングが続けられ、
>どんどん状態は悪くなっていく…なんて恐ろしいことも起こりうる
これを恐れているためでもあると思います。
・・・当たり前です、こんなに恐ろしいことはありません。
しかし、それはあくまでこちら側が背負うべきことであり、
CMC上の相談を望むクライエントさんはとても多いということも忘れてはいけないのではないでしょうか。

ロジャ嫌い 05-07-15 (金) 23:17

どこの誰かもわからない正体不明の専門家の門をいきなり叩きにいくよりも、
ネット上とはいえ事前に少しはコミュニケーションを交わしている人の元へのほうが、
「精神科へ行く」という特別な行為(一般的には今もそう思われています)の敷居を遥かに低くするというのは明らかなことです。
それでも、クライエントさんとは一切CMC上のコミュニケーションを断ったほうがいいと思われますか?

ロジャ嫌い 05-07-15 (金) 23:19

おっと・・・思いのほか長くなってしまいました、申し訳ありません。
コメントとは関係ありませんが
ロテ職人さんのブログとダイエットを影ながら毎日応援させて頂いております。
長文失礼しました。

ロジャ嫌い 05-07-15 (金) 23:37

あ、すいません追加で・・・
「ある大学病院の精神科で―」
というのは
ttp://www.iis-net.or.jp/shinko/Topics.nsf/WHakkoubetsu/D020F8D61ED83EB049256D0A001C68C1?OpenDocument
これでしょうか?

Namiki 05-07-16 (土) 10:56

ロテさんのイメージしているカウンセリングとは違うでしょうが、メールカウンセリングは可能だと思います。
しかし、その文章の背景が読み取りにくいことから、難しい面はあると思います。

ロテ職人 05-07-17 (日) 13:59

>とおりすがりAさん
> それほど¢文章のみ£で真意を伝えると言うのは難しい作業だと思います。
> それを補うために、人間にはvocalな側面があるのだろうと思います。
>
> 文章のみから得られる情報量と、直接人に会って話す情報量とでは
> 桁違いの差があります。
そうなんですよね。私、そのことを何回か書いているんですが
まともな反論がなされたことはないです。
いつも私に対する「人格攻撃」だけなので、悲しいでございますよ。

ロテ職人 05-07-17 (日) 14:02

>とおりすがりAさん
> もし私がメール/チャットでカウンセリングを行うのあれば、
> 言語や文章の解釈に曖昧さを含まず厳密な表記が可能な
> 【形式言語】を使いますね。
ただ単に内容さえ伝わればいいというのであれば
そうした【形式言語】でも問題ありませんが
「感情」だったり「情緒」だったりを伝えるとか理解するためには
やはり文字だけでは無理だと思うのですよね。
本当に細かいニュアンスまで理解しようとしたら。

ロテ職人 05-07-17 (日) 14:04

>かほりんさん
> 開業している?臨床心理士さんに聞いた話ですが
> メールカウンセリングは、利用者さんからのメールが嫌がらせに
> 変わって、辛くて止めるカウンセラーが多いとか。
そういうのを聞くと、そうなる前に気づけよ…というか
最初からできないことはするなよ、と思ってしまいます。

ロテ職人 05-07-17 (日) 14:10

>ロジャ嫌いさん
ネタ提供(笑)ありがとうございました。
不勉強なもので知らなかったんですが
CMC(Computer-Mediated Communication)というのですね。
ロジャ嫌いさんのおっしゃることは非常によくわかります。
精神科に対する敷居の高さについては、まったく同意でございます。

ロテ職人 05-07-17 (日) 14:11

>ロジャ嫌いさん
> そこで、大学の相談室の予約をメールで受け付けることなども含めて
> 「きっかけ」を作りやすくするという意味で
>
> >メールをセラピーに用いる
>
> のは「ありなのではないか?」と私は思うのです。
それでしたら「あり」だと私も思います。
結局、非常に限定的な使い方しかできないと思うのですよね。
それをふまえた上でも、かなりの能力を必要とする難しい手段と言えるでしょう。

ロテ職人 05-07-17 (日) 14:15

>ロジャ嫌いさん
忘れちゃいけないというか非常に危険なのは
> しかし、それはあくまでこちら側が背負うべきことであり、
> CMC上の相談を望むクライエントさんはとても多いということも
> 忘れてはいけないのではないでしょうか。
という文言は、メールカウンセリングをしている糞カウンセラーが
自己の行為を正当化するための手段にもなっているということだったりします。
繰り返しになりますが、ロジャ嫌いさんが今回コメントでおっしゃている意味では「あり」だと私も思いますが
ろくに能力もない糞カウンセラーがやってもいい行為では決してありません。

ロテ職人 05-07-17 (日) 14:17

>ロジャ嫌いさん
> 「ある大学病院の精神科で―」というのは
> これでしょうか?
それです。
>Namikiさん
> ロテさんのイメージしているカウンセリングとは違うでしょうが、
> メールカウンセリングは可能だと思います。
どう可能だと思われるのか具体的にお教え願いますか?
できれば、私が言っているような
> 重篤な精神疾患の兆候にも気づかずに延々とメールカウンセリングが続けられ、
> どんどん状態は悪くなっていく…なんて恐ろしいことも起こりうる
ということを避けるための対策も含めてお願いします。
ちなみに「自分達がやっているから可能である」というのは
全く理由にならないですよ。

釈田 05-07-17 (日) 16:38

そもそもCMCでは治療構造が設定しにくいですよね。遠隔カウンセリング推奨派の人は治療構造についてはどう考えているのか知りたいところです。論文を見てもこのあたりについて説得力のあるものは目にしたことがないです。だから
>大学の相談室の予約をメールで受け付けることなども含めて
>「きっかけ」を作りやすくする
という
>非常に限定的な使い方しかできない
という考えは当然だと思います。そのような限定的な用い方でも、
それを行うためには専門的能力だけでなく
適切な機関にリファーできる横のつながりも必要なわけで、
お手軽資格で開業したような専門家とのつながりが薄いカウンセラーには
できない仕事ですよね。
(でもそういったカウンセラーに限って素朴にメールカウンセリングが
可能だと信じている…)

ロテ職人 05-07-17 (日) 23:07

>釈田さん
> 治療構造
お手軽開業カウンセラーはそういう発想はないかもしれません。
というか「治療構造」という言葉自体知らないかも。
そもそも金儲けしようと思ったら(そう、妄毛泰三先生のように)
下手くそなカウンセリングが実は一番効率がいいですからね。
メール一往復~円で設定しておけば、あとは下手なやりとりでひっぱれば
うはうはなわけですよ。

おせっかい 05-07-18 (月) 1:39

ロテさんの言うとおりカウセリングで大事なのは
そこで話される言葉そのものよりも
その背景が大事なわけで、
その人の仕草、服装、表情、声の質、などなど
情報を総動員して理解していくべきなのに
その辺を切り捨ててしまうメールカウンセリングに
あまり意味があるとは思えませんけど・・・。

おせっかい 05-07-18 (月) 1:43

あと、言われてるほど医療機関への敷居はもう高くない気がします。
クリニックで働いていると、むしろ低すぎないかと思うけど。
若い人は特に。
都心と地方では、違うでしょうけど。

千尋@地方都市 05-07-18 (月) 15:09

いや~高いですよ~。
クリニック外で働いていると、クリニックにつなぐまでが大変だったらありゃしない。
若い人でももちろん。
私の印象だと、社会生活がもう営めなくなってる人とあんまり必要ない人は行くけど、
そに間のギリギリ社会生活できてるんだけど是非行って欲しいあたりの人はなかなかいかない感じです。
肺炎の人と鼻水の人は行くけど風邪ひいてる人はいかない?みたいな。

いちおう心理屋 05-07-18 (月) 21:34

>肺炎の人と鼻水の人は行くけど風邪ひいてる人はいかない
はじめましてですが千尋さん、
かなり的を得た表現に頭スッキリ!
>おせっかいさん
というわけでまだまだまだまだ高いですよ。
あと家族が行かせたがらないっていうのも大きいですね。
僕は都内ですが。

おせっかい 05-07-18 (月) 23:46

そっかあ。中にいるとなかなかそのへんが鈍感になってしまっていたのかも。そういうののリサーチ誰かやってくれるといいなあ。(他人任せ)

なんでもない 05-07-19 (火) 12:45

いちおう心理屋さんへ
敷き居の高さは利点もあるけど(本人の治療の意志)、
自尊心を傷つけない形で本格的な治療につなげることは大切だし…難しいですね。
おせっかいさんへ
>その人の仕草、服装、表情、声の質、などなど
大切ですよね。はじめに変化が現れるのって、そういうところなのかな~なんて
本を読んだ程度しか知りませんが、なんでもないも思います。やはりネットでの
カウンセリングは難しいですね。あくまで本格的な面接形式の治療に運ぶ為の
入口程度でしかないみたいですね。

シン@プータロー 05-07-19 (火) 15:14

本題から外れてしまうかと思うのですが、
>重篤な精神疾患の兆候にも気づかずに延々とメールカウンセリングが続けられ、
>どんどん状態は悪くなっていく…なんて恐ろしいことも起こりうる
こういう場合、医療ミス(この表現は適当ではないと思うのですがほかにいい言葉が見つからないので…)
ってことにはならないんですかね?

ロテ職人 05-07-19 (火) 19:32

>おせっかいさん
> そういうののリサーチ誰かやってくれるといいなあ。
若干外れるかもしれませんが、こういうのもありますよ。
蓮井千恵子ら 1999 精神疾患に対する否定的態度 情報と偏見に関する基礎的研究
 精神科診断学, 10(3), 319-328.

ロテ職人 05-07-19 (火) 19:34

アブストラクトも貼っておきます
(アブストラクトを貼るのは著作権的にはアウト?だった消します)。
都内某大学の1,2年生323名を対象に, 1)家族・友達との精神病・精神病者に
関する会話, 2)精神病・精神科について聞いたうわさ, 3)記憶にある精神疾
患患者の事件報道, 4)記憶にある精神疾患患者のドキュメント報道, 5)周囲
に精神病院に入院,受診した人がいるかという5項目について自由記述をさせ
た.内容はKJ法で解析した.更にLink(1989)のスティグマ尺度を用い,精神疾
患への否定的態度を測定した.精神疾患に否定的な態度をもつ人は,家族・友
人との会話で否定的な内容を話題として取り上げ,奇異な行動や妄想,幻覚と
いった症状に目をむけ,事件報道の欄に多く記述をしていた.精神疾患患者と
の接触体験は精神疾患への肯定的態度と関連していた

ロテ職人 05-07-19 (火) 19:37

>シン@プータローさん
> こういう場合、医療ミス
> (この表現は適当ではないと思うのですがほかにいい言葉が見つからないので…)
> ってことにはならないんですかね?
法的な問題になった場合、その因果関係を立証できるか否かが
ポイントになると思うんですよね。
その辺でエセカウンセラーの逃げ道はあるのかもしれません。
もちろん訴訟になった場合に、エセカウンセラーが
賠償責任を負う可能性も多々あると思いますが。

L 05-07-19 (火) 21:03

 私は33のときにPDDと診断されたのですが、かなり重篤な聴覚過敏をかかえていることをアセスメントの場で指摘されました。カップの受け皿にスプーンが当たる音にいちいちビクンと飛び上がってたらしいんですが、自分じゃ自分が見えないので気がついておりませんでした(たとえ自分が飛び上がってることに気づいたとしても、他の人には不快な音では「ない」ことには気づかなかったでしょう)。
 他にも、巧みにdisguiseされた常同行動やvocal ticなどを当人が自覚していないことはありますね。
 経験豊富な臨床家が、PDD児の歩き方を遠くから見て「あれ、もしかして……?」と黄信号をキャッチするという話はときどき耳にしますが、別に専門家に限ったことではなく、親の会でキャンプやバーベキューを仕切る親御さんや、本人団体で長年、世話人をしている人にもあることで、「歩き方が臭う」んだそうですよ。

おせっかい 05-07-19 (火) 23:53

>ロテ職人さん
おおー、言ってみるものですね。感謝です。

シン@プータロー 05-07-20 (水) 10:21

>ロテ職人さん
お返事ありがとうございます。
>法的な問題になった場合、その因果関係を立証できるか否かが
>ポイントになると思うんですよね。
>その辺でエセカウンセラーの逃げ道はあるのかもしれません。
心理療法って、このへんの因果関係を立証するのが
かなり難しい気がするのは私だけでしょうか?
抜け道だらけのイメージが…(間違ってたらすみません)
にしてもこっちの分野はすごい人材がそろってるんですねぇ。
メールでカウンセリングできたり、占いを応用できたり、
勉強よりも心意気でカウンセリングできたり。
こんなことができるなんてキラ星のごとく天才がいる証明なのかな(笑)
それとも抜け穴だらけだからアフォがのさばってるんでしょうか?

Nove 05-07-21 (木) 1:08

イギリスでは、
メールカウンセリングにより、若者の自殺者数を数十パーセント減らした
という事例があるそうです。
その成功をもとに、今度はポーランドでも実施するとか。
以下がメールカウンセリングを請け負った団体です。
http://www.samaritans.org/index.shtm
(英語の堪能な方はどうぞ)
私も、もう少し読んできちんと把握してみようと思います。
ロジャ嫌いさんの言う、
> 「きっかけ」を作りやすくするという意味
では、自殺願望が沸いた時のためのメールサービスというのは
効果があるかもしれませんね。
匿名性が守られ、かつクライエント側に何を書いてもいいという
自由さがあるという意味で、ハードルが低くなるのでしょうね。
>メールをセラピーに用いる
のは、私も難しいと思います。

Nove 05-07-21 (木) 7:26

たびたびお邪魔します。
もし、メールカウンセリングの可能性についてもっと知りたい、
現在のメールサービスを向上させたいという方がいたら、
こんな学会を調べてみてはいかがでしょうか。
International Society for Mental Health Online
http://www.ismho.org/
メンタルヘルスの分野に携われている方達が、
増え続けるオンラインニーズに応えるため、1997年に設立したそうです。
事例検討会も行われいて、結構興味深いです。

Nove 05-07-21 (木) 7:29

メールカウンセリングは難しいと書きましたが、
その可能性を全面否定する必要はないと私は思います。
何でも新しいことを始めるのに批判はつきものです。
もちろん、批判する人も分野発展への貢献者だと思います。
例えば、(結構流行っていると聞きましたが?)
ブリーフセラピストは「クライエントの過去を知らなくても支援ができる」と言って、過去やそれに纏わる感情にアプローチする派の
人から猛烈な批判があったそうです。
でも、実際、効果がある為、広がっていますよね。
ちなみに、比較的メールカウンセリング向きのセラピー技法として、
構成主義(ブリーフやナラティブ等)なんていうのも
聞いたことがあります。
研究熱心な方はお調べになられてはいかがでしょうか。
臨床心理士ではない素人より

ロテ職人 05-07-21 (木) 18:46

>シン@プータローさん
> 心理療法って、このへんの因果関係を立証するのが
> かなり難しい気がするのは私だけでしょうか?
心理療法…というか、自称カウンセラーが行うカウンセリングなんか
特にそうですよね。だって、エビデンスなんて存在しないんだから。
そこにこそ抜け道が山のようにあるわけですね。ザルでしょう。

ロテ職人 05-07-21 (木) 18:51

>Noveさん
> 匿名性が守られ、かつクライエント側に何を書いてもいいという
> 自由さがあるという意味で、ハードルが低くなるのでしょうね。
匿名性は普通の面接でも守られなければならないものであり
クライエント側が何を話してもいいというのは、面接の基本だと思います。
> その可能性を全面否定する必要はないと私は思います。
私も全面否定する気はありませんが
かなりの力量を持った臨床家にしか出来ないとは思っています。
ですから、安易にブリーフとかナラティブとかを持ってきてしまう人には
まず出来ないことだと思うのですよね。
あ、別にブリーフやナラティブの効果について
異論を唱えたいわけではありませんのであしからず。

シン@プータロー 05-07-21 (木) 20:19

>>ロテ職人さん
>心理療法…というか、自称カウンセラーが行うカウンセリングなんか
>特にそうですよね。だって、エビデンスなんて存在しないんだから。
>そこにこそ抜け道が山のようにあるわけですね。ザルでしょう。
国家資格がどうのこうの言うよりも、まずはエビデンスのない
カウンセリングを行うような輩がカウンセラーを名乗れなくなったり、
カウンセリングに失敗した場合には法的な罰則でもつける話し合いを
してほしいって私なんかは思ってしまうのですが…難しいんですかね?
そうすればメールカウンセリングとかやる人間は少なくなると思うし、
私の友人みたいな勉強嫌いで論理が嫌いな臨床心理士や
カウンセラーなりたい子ちゃんも淘汰されるかと思うんですが…

ロテ職人 05-07-21 (木) 20:32

>シン@プータローさん
> まずはエビデンスのないカウンセリングを行うような輩が
> カウンセラーを名乗れなくなったり、
そのために臨床心理士の4大業務の中には
「臨床心理学的調査・研究」というのが入っているのですよ。
そうした理念には私も大賛成なのですが…
現状は惨憺たるものです。
結局、多くのなりたい子ちゃんのために
せっかく修士課程終了が条件になっているのに
その敷居は下げられ、研究が軽視されてしまっているのです。
大学も経営がありますからねぇ…非常に残念なことでございます。

あげは 05-07-21 (木) 21:42

>匿名性が守られ、かつクライエント側に何を書いてもいいという
>自由さがあるという意味で、ハードルが低くなるのでしょうね。
外に漏れないということはもちろんでしょうが、カウンセラーにも名乗らなくてもいいということがきっと安心なのでしょうね。。
学部のときに授業で行った児童相談所で、メールでは県外からの相談が多いという話を思い出しました。
ネットだと自分の名前を出さなくてもいいし、携帯からもメールは送れますからねぇ。。

シン@プータロー 05-07-21 (木) 23:24

>>ロテ職人さん
>現状は惨憺たるものです
私は指定校の心理学部と机を並べて勉強してましたから…
ある程度、カリキュラムや院生の質についてわかってるつもりです。
>大学も経営がありますからねぇ
大学の経営陣のバカさ加減はしょっちゅう私の指導教授は嘆いてました。
あと、臨床の院生の視野の狭さとかも。
なお、↑のはあくまで私というフィルターを通した一部の現状です。
正直、臨床心理学が誰かに迷惑をかけないというなら
こんな現状でもそんなに問題はないと思うのですがねぇ…
 

takashi 05-07-21 (木) 23:37

>ちなみに、比較的メールカウンセリング向きのセラピー技法として、
>構成主義(ブリーフやナラティブ等)なんていうのも聞いたことが
>あります。
基本的にメールカウンセリングは成立しないと思っています。
ただ、ブリーフの中のSFA(Solution-Focused Approach)は比較的メールカウンセリング向きとも言えます。ブリーフに位置づけられる他の理論・技法やナラティヴはメールカウンセリングには適していないでしょう。
しかしながら—-「比較的メールカウンセリング向き」と言っても、それは、「あえてメールカウンセリングをするのであれば」という話です。繰り返しになりますが、メールカウンセリングなるものは成立しないです。

Nove 05-07-22 (金) 0:15

>外に漏れないということはもちろんでしょうが、カウンセラーにも名乗ら
>なくてもいいということがきっと安心なのでしょうね。。
>ネットだと自分の名前を出さなくてもいいし、
>携帯からもメールは送れますからねぇ。。
私もそのとおりだと思います。クライエントにとっては
まず、顔や名前を見られなくていいという時点でかなりの
安心感がありますよね。。。(この掲示板のように。?)
ただ、危機的状況などの対応ができないのはまずいのではないかと
思うのですが。(自殺願望者救助事例と矛盾するようですが)

Nove 05-07-22 (金) 0:21

おお、Takashiさん、ブリーフにお詳しそうですね。
なぜ、
>ただ、ブリーフの中のSFA(Solution-Focused Approach)は
>比較的メールカウンセリング向きとも言えます。
と思われたのでしょうか?詳しく教えてください!
ナラティブのところは何となく理解できる気がします。
マイケル・ホワイトのしか読んでませんが。
他にも派生したものもいろいろあるみたいですね。
もちろん、両方とも安易に応用してはいけないと思いますので、
気になる方は、十分なトレーニングと勉強を。。。
(どこでとかは知りませんが)

takashi 05-07-22 (金) 2:42

>詳しく教えてください!
と言われましても—-どう説明したらよいのやら。
1:問題やその原因よりも「肯定的な部分」「うまく行っているところ」「クライエントの持っている力や資源」に焦点をあて、引き出し(引き出させていただき)、利用して問題の解決・解消を図るアプローチなので、クライエントのプライバシーに深入りせずに済むし、また問題やその原因についても必要最小限でしか触れないように努めるので、地雷を踏む危険性が低い。
2:必要に応じてクライエントに課題なども出す。そのため、「メールのやりとりでセラピー/カウンセリングをする」というよりは、「メールで課題の結果を報告する」というものにシフトできる(セルフワークに持っていける)。また、「メールでのやりとり+課題」などと、あの手この手を使っていくので、カウンセリングの成否が「メールでのやりとり」だけに大きく左右されることを防いでくれる。

takashi 05-07-22 (金) 2:42

(続き)
3:指示的アプローチであり、感情的・情緒的やりとりはあまり行わない。1と同様、地雷を踏む危険性が低くなる。
4:元々、短期・効率・効果を追求したアプローチ。つまり、最小限の関わりで最大の効果を得るべく練られた技法なので、応用しやすい。
というわけで、「比較的メールカウンセリングに向いている」わけですが、それと「SFAを使ってメールカウンセリングができる」との間には大きな隔たりがあるわけで—-。

Nove 05-07-22 (金) 22:19

takeshiさん、ご説明ありがとうございました。
すると、メールカウンセリングはできないという上では、
セラピーの大前提として、
1.ノン・バーバル(Vocal含む)なキュー(カナにすると変ですね。cueです。)は、必要不可欠である。
2.クライエント・カウンセラーの間で、言葉のやりとりに誤解があっては
ならない、もしくは最小限にするよう、努めなければならない。
というのがあるのだと思いました。そして、SFBTは、それにちょっと
はずれる、(最小限の情報しか入手しない=誤解を生む可能性が低い、
感情理解よりも、指示的要素が強い、=相手のノンバーバルキューがそれほど必要ない)という点で「比較的」向いていると言われているんですね。
つまり、この大前提をくつがえす技法があれば、メールカウンセリングは
可能という事でしょうか?まぁ、私はそんなものは知らないんですけど、
興味のあるところです。

Nove 05-07-22 (金) 22:27

あ、すみません。Takashiさんが使われた言葉はSFBT(SolutionFocusedBriefTherapy)じゃなくてSFAでしたね。SFAされたのには意図があると思いましたので。。。訂正させていただきます。

釈田 05-07-24 (日) 22:30

横槍で申し訳ありませんが、少々ブリーフ畑なので書かせていただきます。
SFAは理論上はメールカウンセリングに適合すると思います。
しかし、メールカウンセリング以前に、カウンセリングそのものが
SFAの理論だけでは制限されたものになるというのが私見です。
実際に、SFA創始者のde Shazerが来日した際に行ったカウンセリングは
お世辞にも成功とは言えませんでした。
de ShazerやBergがSFAの理論のみでカウンセリングは可能だと言っているのは保険会社向けのアピールで、
実際にはノンバーバルな要素も考慮に入れなければ広範なカウンセリングは難しいでしょうね。
一言で言うと、SFAを使ったメールカウンセリングは難しいのでは、ということです。
(他の理論と同じように、用途を制限した上でなら可能かもしれません)

Blog at カマキリキック 05-08-27 (土) 10:42

これってどうなんだろう

 ロテ職人さんのブログでもメールカウンセリングの問題点について議論されていますが、私もやはり難しいし、問題があるのではないかと考えています。こんな団体がありました。
日本オンラインカウンセリング協会
 一臨床家としての意見なんですが、メールでどこまで….
横槍で申し訳ありませんが、少々ブリーフ畑なので書かせていただきます。
SFAは理論上はメールカウンセリングに適合すると思います。
しかし、メールカウンセリング以前に、カウンセリングそのものが
SFAの理論だけでは制限されたものになるというのが私見です。
実際に、SFA創始者のde Shazerが来日した際に行ったカウンセリングは
お世辞にも成功とは言えませんでした。
de ShazerやBergがSFAの理論のみでカウンセリングは可能だと言っているのは保険会社向けのアピールで、
実際にはノンバーバルな要素も考慮に入れなければ広範なカウンセリングは難しいでしょうね。
一言で言うと、SFAを使ったメールカウンセリングは難しいのでは、ということです。
(他の理論と同じように、用途を制限した上でなら可能かもしれません)

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