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ナラティブ・ベイスド・メディスン=民主党

Narrative Based Medicine(NBM)って、Evidence Based Medicine(EBM)の対抗勢力でしかないような気がしてなりません。今現在の民主党が今現在の自民党に対する独自性を発揮できずに、単なる対抗勢力でしかないというのと同じように。
参考リンク
新潟大学医学部保健学科宮坂道夫研究室
〈物語〉とは何か?


上記リンク先でもしっかりその辺が述べられております。

このような流れから考えれば、NBMの位置づけも見えてくる。NBMはしばしばEBM(証拠に基づいた医療)との対比で語られる。これは、NBM自体に、「〈患者〉ではなく〈病気〉を見る」という近代医学のまなざしへの反省が込められていることをあらわしているように思う。

てか、特に精神医療なんてナラティブ無しでは存在しえないわけで、従来の精神医療の現場で、いかにナラティブがないがしろにされてきたかっつーことの現れでもあるような。
で、EBMもナラティブ無しでは存在しえないと思うのですよね。精神医療における臨床データというのは、生理指標などの客観的データはもちろん重要ですが、患者の主観というもの重要になり得るわけで。
NBMを声高に叫ぶ人というのはEBMの潮流に乗り遅れてしまったかわいそうな人なのかもしれません。いや、もちろんナラティブは大事なんですけどね。どちらも大切な素養だと思いますよ。うん。大事大事。

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コメント (Close):21

釣吉丸 05-09-30 (金) 12:41

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takashi 05-09-30 (金) 13:04

M先生が何を言っているのかは知りませんが、EBMとNBMは相補関係にあるというのは当たり前の話かと。
元々、EBMでカバーできないところに対応するためにNBMが発展しましたから。
EBMを否定するNBM実践者は、ゆがんだNBM実践者と言えるでしょう。

すえぞう 05-09-30 (金) 13:29

ロテ職人さん,takashiさんのご意見に禿同いたします.
EBMというのは,患者さんに介入するときに必要な基本的態度(あるいは知識)であると思うのです,患者(クライエント)に有益な介入方法をこちらが知識としてもっているかということですね,それがあって患者さんと向かい合うことが出来ると思いますし・・・向かい合うことではじめてナラティブが意味をなしてくるのだと思います.
EBMという土台の上に,NBMというのは成り立つのではないでしょうか?

ロテ職人 05-09-30 (金) 18:58

>釣吉丸さん
コメントありがとうございます。
そちらのランキングサイトを拝見させていただきましたが、もし当ブログを登録するとしたらどのカテゴリーに入れれば良いのでしょうか?
当ブログのメインテーマは臨床心理学であり、入れるとしたら学問系のカテゴリーだと思うのですが、拝見した限りではそうしたカテゴリーは見あたりません。
個人サイト(ボーイズ)でもないでしょうし…
…とスパムコメントにマジレスしてみるテスト

ロテ職人 05-09-30 (金) 19:17

>takashiさん
コメントありがとうございます。
まずは誤解を受けるといけないので、始めに言いたいのですが、別に私はリンク先の方を糾弾したいとかそういう意図は全くありません。単に「NBMとは何か」ということの説明として持ってきたまでです。

> EBMとNBMは相補関係にあるというのは
> 当たり前の話かと。
>
> 元々、EBMでカバーできないところに対応するために
> NBMが発展しましたから。
んー…私が言いたいのはそういうことではないのですよねぇ…

ロテ職人 05-09-30 (金) 19:18

>takashiさん
本来、精神医療なんてのはNarrative Basedなのは当たり前のことであり、逆にナラティブがない精神医療なんてあり得ないと思うのですよ。
なので、今さら「NBM」なんて概念を持ってくる人たちは、今までの臨床は何をやっていたのだ?ということを言いたいわけで…うーん。うまく伝わっているのだろうか…

ロテ職人 05-09-30 (金) 19:22

こんなことを言うと「お前が分かってないんじゃねーか?」と言われそうですが…
> EBMという土台の上に,NBMというのは
> 成り立つのではないでしょうか?
私はナラティブがないと精神医療は成り立たないと思っております。
takashiさんがおっしゃっているようにEBMとNBMは、相互補完的な物ではあると思うのですが、誤解を承知で言えば「NBMという土台の上にEBMが成り立つ」という可能性もあるんじゃないかと思うのです。
うーん。なんかうまく伝えられないなぁ…

ロテ職人 05-09-30 (金) 19:24

とにかく言いたいのは、Narrative Basedってのはある意味で精神医療の本質であり「EBMなくしてNBMなし」的なあり方というのは何か違うんじゃないかということなのですよ…
…って自分で言ってて何か訳ワカメになってきたので、ちょっと頭を冷やしてみます。

カオナシ 05-09-30 (金) 20:14

よくわからないままにコメントなどを・・・(^^;
Narrativeを「人間が本来持つもの・傾向」として医療を捉えるか、それとも、あくまでも医療のための手段?道具?足場として捉えるかの違いのことをおっしゃっているように理解しました。
ちなみに、NBMというものが、そのどちらになるのかは、わからないんですが(^^;

カオナシ 05-09-30 (金) 20:23

・・・で、もし、前者の立場(=narrativeは本来、人間が持つ・・・)に立つなら、今更あらためて強調するのはおかしい・・・
・・・ということかと。

ロテ職人 05-09-30 (金) 20:52

>カオナシさん
フォローありがとうございます。
私が言いたかったことと非常に近いです。
私が言いたかったのは「Narrativeは『本来医療がもつべきもの』である」ということなのではないかと思いました。

釈田 05-09-30 (金) 20:57

デカルトパラダイムに染まりきった人をけん制するという(ある意味消極的な)存在意義がEBMにはあるように見えます。例えば、O槻教授がカウンセラーになったとしたら、彼の考え方を変えるのにEBMは有効な根拠となるかもしれません(笑)。
でも、ちゃんと心理学を勉強している人にとっては真の客観性なんてものはそもそも存在しないことは自明なので、EBMの主張に「そんなのは百も承知だ」という感覚を抱くのでは。
もしも「EBMマンセー」な人がいたとしたら(欧米では既に発生しているらしい)、その人は自己矛盾を起こしているわけで、その危険性を説く必要はあるように思います。
ちなみに、邪魔でなければ相互リンク希望です。ブログは手抜きしているので恐縮ですが……。

カカの脳内図書館 05-09-30 (金) 21:22

かまきり そして「EBMキーワード」

去年の暮れに、息子が見つけてきたかまきりの卵。みごと冬を越えて孵化。
 
 
 
 
 
 
 
ちっこいかまきり。わらわらわらわら。うしょ うしょ うしょ うしょ。
 
 
 
 
ちょっとピンボケ。いっちょま…
あらら、エラーが出たから再投稿したのに、かぶりまくっているよ。余分なの消しといてください。
で、具体的にNBMとは何か、と言われれば—-定義も広かったりあいまいだったりしますが—-思うに
1.患者の病の経験やその語りを尊重した上での対話。対話におけるナラティヴ・セラピーの導入。
2.治療者と患者との対話を治療上の重要なことであると捉える。
3.病を近代西洋医学的視点だけで捉えるのではなく、「患者にとっての病」、つまり患者にとっての意味づけを大事にして捉えなおす。
4.患者の意見・意志の尊重。
5.病そのものの解決・改善を必ずしも治療の最終目標としない(例えば、「ホスピス」は抗議のNBMに含めることができる)。

takashi 05-09-30 (金) 22:33

>精神医療なんてのはNarrative Basedなの
>は当たり前のことであり、逆にナラティブ
>がない精神医療なんてあり得ないと思うの
>ですよ。
これは全く同感。
ただ、従来のと違う点は、「社会構成主義」的な視点を強調・重要視するかどうかというところかと。

ロテ職人 05-09-30 (金) 23:02

>釈田さん
コメントありがとうございます。
日本にも「EBMマンセー」の医療関係者はいるみたいですよ(まだ数は多くないようですが)。
EBMマンセーもNBMマンセーも同じくらいタチが悪いように思います。排他的になったっていいこたぁ一つもないと思うのですよ。
こちらもリンク張らせていただきました。今後ともよろしくお願いします。

ロテ職人 05-09-30 (金) 23:07

>takashiさん
ずーっと気になってたんですが…
「NBM=ナラティブセラピー」なんでしょうか?
ナラティブセラピーであれば社会構成主義というのが出てくるのは納得なんですが(ってもそれがどんなものなのか説明せいと言われてもちょっと…程度のレベルの私です)何か違うような気がするんですよ。
この辺、takashiさんにご教授いただきたいところ。

Deco 05-09-30 (金) 23:11

未熟を承知でコメントします。
これって,質的心理学(ネーミングは×)と量的な心理学の対立構造にも似た話なのかなと思いました。
量的な方法をとるにしても,仮説生成や考察の段階では,研究の対象となる現象や実際のデータそのものを細かく観察するという,実に質的な方法が当然必要になるわけで。
で,EBM的なアプローチを取るにしても,その前に対象を良く理解するというNBMの理念と同じ過程を踏むことは,それもむしろ当然という気がします。
どちらの場合にも,両者にはそもそも対立構造など存在していない,というオチなのかなと。
ん~,なんかうまく言えません…。
ただ,ロテ職人さんのおっしゃった「NBMを土台としたEBM」というのは,なんとなく自分の考えにもピッタリ来る言い方だと思いました。

takashi 05-09-30 (金) 23:48

また、難しいネタを振ってきますねw
>NBMという土台の上にEBMが成り立つ
これも、アリですね。
>「NBM=ナラティブセラピー」なんで
>しょうか?
うーん、これは違いますね。NBMは「社会構成主義的な視点を導入した医療」、ナラティヴ・セラピーは「社会構成主義な視点を導入したセセラピー」ですから。

takashi 05-10-01 (土) 0:04

あらら、エラーが出たから再投稿したのに、かぶりまくっているよ。余分なの消しといてください。
で、具体的にNBMとは何か、と言われれば—-定義も広かったりあいまいだったりしますが—-思うに
1.患者の病の経験やその語りを尊重した上での対話。対話におけるナラティヴ・セラピーの導入。
2.治療者と患者との対話を治療上の重要なことであると捉える。
3.病を近代西洋医学的視点だけで捉えるのではなく、「患者にとっての病」、つまり患者にとっての意味づけを大事にして捉えなおす。
4.患者の意見・意志の尊重。
5.病そのものの解決・改善を必ずしも治療の最終目標としない(例えば、「ホスピス」は抗議のNBMに含めることができる)。

ダノン 06-07-21 (金) 22:26

 あぁ…これこれ、このことよ。
 コメントも含めて言ってくれてるわ。
 あぁ、カタルシス…
 
 カタルシスとガダルカナルタカってちょっと似てるよねぇ?

すちゃらか 07-02-27 (火) 4:42

実際の利用から考えてみたらどうかな?
大して効かないCBTが、大して効かないとすら言えない精神分析を糾弾する時に使うのがEBMで、
EBMの波に乗り遅れてしまったかわいそうな人たちが自尊心回復のために声高に唱える呪文がNBM
というので合ってるw

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