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病院臨床残酷物語

臨床心理士デスマさんが久しぶりにエントリをアップした!と思ったら、かなりテンションの高い内容(語り口はいつもの感じですけどね)だったので反応してみたいと思います。
対象エントリ:医療領域での生き残り方
デスマさんは心理職が医療領域で生き残るための策をいくつか挙げております。

■勤務開始時間の20分前には到着
 掃除機をかけるとか、ぞうきんがけとかは、
 たぶん新入りであるあなたの仕事です。

えーと…規定の業務開始時間の2時間以上前に職場に到着している私が来ましたよ。そんなバカのことはおいといて、心理職に限らず「新人」としては普通の姿勢ですよね。

■声の大きさに注意
 防音の効いた相談室、といった構造はまずないです。
 壁の厚さや建築構造などを見て、
 必要十分な範囲で声が届くように。
 常に自分のボリュームには意識的であること。
 プライバシーや病院の評判にもかかわることなので、特に注意。

私も外来で面接していると他の医師の診察の声が聞こえてくることがありますが…色んな方がいますよねぇ(患者さんも治療者も)。と考えると、やはり自分の声も外に聞こえているというわけで、これは意識せざるを得ないですね。
逆の見方をすると、最近は意図的にドアを開けて面接するところも少なくないと思います。密室だと、そりゃあ色んなことがありますから(ほんとに恐い話も聞きますよ)。

■報告は30秒以内で
 医師や他職種への報告事項は、長くても30秒以内で。
 つまり、常に常に制限時間付きの留守電に録音するようなつもりで。
 最初のうちは、口に出す前に頭で原稿を作っておかないと、たぶんできません。
 集中力を高めるときです。
 書置きなら、大きくてもハガキの半分ぐらいまで。
 それ以上だと読んでもらえないと考えてください。

「話は手短に」「要点はしっかり伝える」ってのも、やはり医療領域に限らず忙しい職場では必須の条件なのではないかと思いますが…。

■動作は速く
 最大限の速さで。疲れたらそのときに考えるべし。
 少なくとも出し惜しみをしていると、すぐにクビを切られます。
 飲み屋やコンビニ(ただし忙しい店で)のアルバイトなどの経験も、
 役に立つと思います。
 あるいは体育会系の部活とか。基本的にはそういうノリです。
 トイレの回数もできるだけ少なくあるべし。
 あなたの膀胱の容量にもよりますが、
 お昼だからといって、500mlのペットボトルの飲み物を全部飲んでしまうと、
 あとがたいへんです。

うーん…正直言ってこの「すぐにクビを切られます」という感覚には同意できないのですよ。これは私が恵まれた職場にいるからだとは思いますが…でも、そんなことを言ったら私の周りにいる同じ地域の心理職はほとんど辞めなきゃいけないと思うんですけどねぇ…。
こういう「医療領域観」を抱かざるを得なかったデスマさんは、はっきり言ってかわいそうだと思いますし、そういう経緯があってデスマさんの「資格観」「国家資格化観」が形成されたのだなぁとは思います。
んでもこの話はどこまで一般化できるものなのでしょうか?
心構えとしては必要なのかもしれないですけど、こんなビクビクしてたら良い仕事なんて出来ないじゃないすか。もし医師が心理職の必要性を認めている職場であれば、心理職(ある程度能力があるという前提ですが…)にこういう思いをさせるのは、業務遂行上プラスにならないでしょうし、そこそこ頭が良くて能力のある医師であれば、その辺りは理解できると思うんだけどなぁ…。
ただ、そういう本質的なところに目が向かない、プライドだったりとかメンツだったりとかだけをやたらと重視する医師がいるというのもまた事実だとは思います。その辺り、(言い方は悪いですが)うまく態度を使い分けをするのは必要だし、それやっていかないとキツイですよね。

■同じことを2度言われない
 忘れそうなら、折をみて(こっそり)メモをとってください。
 ポケットに入るような程度のものを。

これも、やっぱり普通の職場では当たり前のことですね。

■どなられる等は当たり前
 どなられる、呼び捨てにされる、「早くしろ」と言われる、等は当たり前です。
 ここは「そういう場所」なのです。
 今は大学の先生等になっている心理職でも、
 医療領域に勤めたことのある人なら、まず間違いなくそういう思いをしています。

これもねぇ…そういう同僚医師が近くにいるのは気の毒だなぁと思いますが、もしそういう上司がいたとしたら若手医師も同じような思いはするだろうし、そんなことを言ったら厳しい上司のいる職場ってのは他にも色々あるでしょうからねぇ。

■あいさつはすること
 しかし返事はないと思ってください。
 こちらが「おはようございます」と言っても、返事はないことが多いです(特に医師)。
 「そういう場所」ですから。

これは社会人としての常識ですね…というか子どもの頃から言われていることであって、今さらあいさつが出来ないとかってのは人としていかがなものかと。

■資格問題については無難な答えを
 資格問題について聞かれることは、まずないとは思います。
 医師は、個々の心理職がどういう考えをもっていようと、
 「役に立てば」それでいいと考える人が多いようです。(ある意味合理主義。)
 問題は、先輩の心理職かもしれないです。
 もし聞かれたら、「まずは患者さんのことだけを考えています」とか、
 そのぐらいのことを言っておくべし。
 権力関係が対等ではないのだから、
 意見の交換や討論ができるとは考えないこと。
 そもそもそういう場所ではないです。別の文脈で。

私、たまに同僚の医師から資格問題について質問されますよ。それなりに関心は持ってくださっているようで、ありがたいことだと思いますしやはり私は恵まれているのだと思います。ただ、議論をしても仕方がないと思うんで大したことは言いませんが…
先輩心理職から聞かれた場合には…どうでしょうね?私はそういうシチュエーションになったことはありませんが、やはり無難なことを言ってお茶を濁すでしょうねぇ。やはり議論してもプラスにはなりませんし、対等な立場で議論するためにこういうブログが存在しているわけですし。
医師・心理職に関わらず、こういう議論をリアルでするとしたら、やはりかなり気心知れた人としかしないですよね。

■医師の診察への陪席は貴重な機会
 そばに立っているだけですが、貴重な機会です。
 他領域に就職したらもうありません。
 やがて他の職場で仕事をするにしても、
 医師が診断を確定させるプロセスに立ち会った経験は貴重です。
 安い給料でどなられながら働くことへの、
 実は一番の報酬といえるでしょう。

これは全くその通り。私は院生時代に散々陪席させてもらいましたが、ほんと良い経験をしたと思います。今の実習生にも診察の陪席は是非ともしてもらいたいと思ってます。

■異性のスタッフへの返答は、ややそっけなく
 例えば実習生の方などの場合、うら若い看護師さんから、
 「どちらの大学から?」「いつまでいるの?」などと聞かれることがあります。
 にこやかに返答してはいけません。
 申し訳なさそうに最低限の返事をしてください。
 少なくとも1分以内には、何か理由をつけてでもいいから、
 その場を立ち去るように。
 自分はそんなに性的魅力はないから\\\、とおっしゃるかもしれませんが、
 管理する側からみれば、たとえ1%でも、
 「職場恋愛」に発展しそうな状況というのは、好ましくありません。
 横で師長(以前の呼び名だと婦長)さんが、にらみを利かせているかもしれませんよ。

師長さんを口説きそうな勢いの私ですが、何か?
ごめんなさい。嘘です。さすがに師長さんを口説いたりはしません…けど、仲良くできるなら(できるもんなら)してもいいと思うんですけどね。もちろん、実習生だったりペーペーがそんなことをしているのは言語道断ですし、職場恋愛も御法度(基本的には)ですが…職場の雰囲気が悪いよりは良い方がそりゃあいいでしょう。
なーんつって、実習生の頃、病棟で看護師さんに捕まって休憩時間に一緒にお茶を飲んだりしてた私が言ってもあまり説得力はないんですが。
これはもうケースバイケースでしょう。場の雰囲気というか文脈を読む能力が重要かと。

■医師にどう思われるかに注意
 医師はある意味自己中心的です。
 こちらに、やむにやまれない事情や状況があっても、
 自分の目からみておかしいと思えば、いきなり怒り出します。
 弁明の機会はおそらく与えられませんし、
 心理職のように内省することもあまりありません。
 そういう「落とし穴」に、はまらないことが大事です。
 常に、「医師の目に映る自分」をもモニターしている必要があります。

なんて言うと、まるで心理職がみんな「内省する人」みたいですけど、そういうわけじゃないですよね?(というのはデスマさんもご存じかと思いますが…)
医師も基本的には自己中心的な人が多いですが、みんな自己中心的なわけじゃないです。
結局、相手がどういう人間なのか、社会的な文脈の中でアセスメントして、個々に対応する(かつあからさまに態度は変えない)ということが必要であり、これはやはり普通の職場でもうまくやろうと思ったら必要な能力ですよねぇ。

■看護師にどう思われるかにも注意
 医師はもちろんのこと、看護師さんにどう思われているかは重要です。
 万一悪意をもたれるようなことがあれば、
 近い将来、間違いなくいづらくなります。
 医師とともに仕事をする時間が長く、ある意味「重役秘書」みたいなもんですから。
 大奥ですよ、大奥。

私的には実は医師との関係よりもこちらの方が大事だったりするんじゃないかと思ってますよ。立場は全く違いますが、同じコメディカル同士わかりあえる(ような気がする)部分は多々あるし、場合によっては医師を仮想敵(という言い方は悪いですがまあ便宜的に)として同盟を組んだ方が動きやすくなることもあるかと。
そういう意味で私は男で良かったなぁと思うことがありますよ。マジで。

■言われないかもしれないけれど
 上記のようなことは、病院によっては言われないかもしれませんが、
 意に介さないでいると、言われないだけで、
 ひっそりとあなたに対する評価が下がっている可能性はあります。

はい。肝に銘じさせていただきます。うーん。恐いなぁ…。

■自分は心理職だというアイデンティティを強くもつ
 気をたしかに!
 もしかしたら、カウンセリングも心理検査もデイケアも
 やらせてもらえないかもしれません。
 それでもあなたは心理職なのです。
 そういうときこそ、自分は心理職なのだ、という気持ちを、
 たしかに強くもってください。
 患者さんと接するときのまなざし、ちょっとした声かけ、
 その1秒1秒、1つ1つに、心理職としてのやりがいと誇りと意地を!
 私も、「自分は心理職なのだ!」といちばん強く思ったのは、
 もっとも逆境にあった医療領域在職のときです。

これは必要ですね。ほんとこれがないと生きていけないかもしれません。
不幸にもこういう職場に入ってしまった場合は「俺の能力を無駄にしやがって。馬鹿な奴らだぜ」と思いながら、研修に出たり研究を進めたりして自分の能力を磨くことに重点を置いた方がいいのかも。そういう妄想力って必要ですよね。

■いつか何とかなる、という妄想をもつ能力
 上記のようなことに留意しつつ精一杯がんばっていれば、
 いつか何とかなると思います。
 誰かがひっそりとあなたの努力をみてくれているかもしれない。
 \\\って、実際はそんなことないのかもしれませんが、
 そのぐらいの妄想をもてる能力は大事です。
 
 やがていつか、面接構造があって、
 50分程度かけてクライエントさんの話を聞くことができるときがきたら、
 そのときは無限の広がりを感じると思います、きっと。

で、この「妄想力」の話ですね。自分のやってきたこと、そしてこれからやることに自信があれば(そしてそれが確固たる能力に裏づけられていれば)自ずと道は拓けるはずだと思いますよ。
さて、これらデスマさんが挙げられた条件をまとめてみてみると、結局その多くは
(ある程度能力のある)社会人であれば割と普通のこと
だったりするのではないかと思うのですよ。むしろそれが出来ない心理職がおかしいし、そういう人間はどこに行ったってうまくいかないと思うのですよ。
そういう人間は医者になるくらいしか生きていく道はないのではないかと(医者じゃなきゃ生きていけない人間ってのは医師の中には多いですし、それは私の知り合いの医師数名も認めていることです)。
この辺までいいんですが、問題はこれですよ↓

医療領域の心理職ってゲリラみたいなもんだと思うんですよね。
医師を頂点とした体育会系の組織で、
西洋医学をもとにした治療を目的としている、そういう場所で、
どう考えたって、個々の尊重や成長の促進といったことを、
大手を振ってやれるはずがない。
患者さんが、症状のことを話すのはいいけど、
ちょっとでも自分の人生のいきづまり感などについて話すと、
(それが、まま症状に関係あるとしても)
もう「帰ってもらいなさい」になるわけですから。
まあ、こっそりやるわけです。
そもそも、医学の原理と心理臨床の原理が、調和して折り合うことはないと思います。
両者は、せめぎあっていく種類のものだと思います。
「国家資格化」したところで、そのせめぎあいがなくなることはないと思うのですよね。
その組織の本来の主目的とは違ったことを、
横糸に織り込んでいくのが、我々の仕事のはずです。

こっそりですか…それは社会人としてマズイのでは?
もしそれがこっそりとしかできない職場なのであれば、それは職場としてマズイでしょうし、もしその職場を辞めたら他にどこにも行き場がないというのであれば、それはその心理職に問題があるのではないかと。
・心理職にそれなりの能力があれば、いつかは職場にそれを認めさせることが出来るだろうし、それを認めさせられないのはその心理職の能力の問題である
・心理職に能力があるのにそれを認められない、認めようとしないのは、職場に問題がある。そんな職場は辞めちまえ!
…ってのは私の理想論・妄言でしかないのでしょうか?
なんか色々書いてしまいましたが、今の時点ではそんなに間違ったことを言っているつもりはありません。デスマさん他皆様からのご意見をお待ちしております。

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コメント (Close):32

kumo 05-12-26 (月) 9:56

再びシュツボツ。(^^;
医療領域の心理職の皆さんって、そんなに虐げられていらっしゃるのでしょうか?(爆)皆さんの話題の展開に、ちょっと笑えました。(^^;
確かに、『有能』なのと、『組織にとって有用』なのとは、微妙に違いますよね。経営者の立場から申し添えますと、(概ね)有能(だと思っている)人間ほど扱い辛いというのが、本音だったりします。「脳ある鷹は爪を隠す」と申しますから、共に『爆脳』を目指しましょう。(?)(^^)
も一つ。
ロテさんとデスマさん、仲良しなんですね。そこまではっきりおっしゃるロテさんて・・・。(^^;

ロテ職人 05-12-26 (月) 12:25

>kumoさん
コメントありがとうございます。
いやいや。笑い事ではないですよ。実際私も、心理職が不当に辞めさせられたケースを目の当たりにしたことがありますし。
> 「脳ある鷹は爪を隠す」と申しますから、
> 共に『爆脳』を目指しましょう。(?)
私は家族心理.com管理人さんのブログの方に、医療機関勤務の心理職は「良い子」である必要があると書きましたが、専門的技術に秀でているだけではなく、周りとうまくやっていくという広い意味での能力が必要になると思っています。

ロテ職人 05-12-26 (月) 12:29

で、kumoさんに対しては繰り返しになりますが、心理職なんてやっぱりそんなに数は必要ないんですよ。必要だとしたらもっと待遇が良くなってもいいはずですから。
最近デスマさんは「国家資格化されたとしてもそれほど就職口は増えない」とおっしゃっていますが、私はずっと前からそう思っていますし、「働き口は本当はもっとある!」とか「需要は多い!」と喧伝している方々はうさんくさいなぁと思っています。
もしそうおっしゃるのであれば、需要はあるのだという明確なデータを示してもらいたいと常々言っているのですが、未だに納得のいく意見は得られていません。
ちなみにこの「需要」ってのは他の近接領域の職域を侵さないことが必須条件だと思います。

ロテ職人 05-12-26 (月) 12:31

>kumoさん
> ロテさんとデスマさん、仲良しなんですね。
マブダチですからw
> そこまではっきりおっしゃるロテさんて・・・。(^^;
別にマブダチじゃなくてもこの程度のことは言いますが何か?

しゅう 05-12-26 (月) 12:52

私はかなり恵まれた条件で仕事をしているほうだと思いますし、虐げられてる感はほとんどないですが、
>こっそり
に関して言うと、敢えてこっそりとやってるわけではないですが、「こっそり風(?)」ではあります。まあ、それは心理療法メインでドカンとやってはいないという意味くらいですけど。「こっそり」やってることをみんな知ってるくらいのレベルの「こっそり」です。
精神科医療ではないので、余計そうなるんですけどね。

afcp 05-12-26 (月) 13:01

心理職特有のしんどさ、というのはもちろんあるとして。それとは別に医療領域そのものの構造的なしんどさっていうのがあるんですよね。
そこの識別が大事かもしれません。心理職についての制度や理解が改善されることで消えていくしんどさと、それでも残るしんどさ…ふう。

しゅう兄さんの臨床心理士的生活 05-12-26 (月) 13:08

心理士の総合病院での生き残り方(私見)

風邪まだよくなりませんが\\\
昨日の続き。
ロテ職人さんの診療報酬の引き下げとか色々とか、
[家族心理.com]管理人さんの診療報酬引き下げと心理士の処遇についての私見にも、
?職人さん、
 独立変数・・・と述べたのは、医師や病院側から見て「心理士の成果」というのは見えにくいということがいいたかったのです(見ようとしなければ全く見えない)。
 >え?薬の方が効くに決まってるじゃないですか。
 ・・・・でも、やはり心理面でも症状の改善にお役に立てている部分はあると思いますよ。医師がさじをなげたケースでもなんとかなったりしたことないです? 
 
 でも、薬の力は厳然としてありますよね。たとえば、4月になって担当医が変更になり投薬方針が変わるとみるみる良くなるケースなど。

kumo 05-12-26 (月) 16:16

失礼致しました。激しく笑ったわけではありません。(弁解)
>専門的技術に秀でているだけではなく、周りとうまくやっていくという広い意味での能力が必要になると思っています。
おそらくそうなのでしょう。関係調整能力は心理職の専門性に含まれてもよいのではとすら感じることがあります。
>別にマブダチじゃなくてもこの程度のことは言いますが何か?
そうでしたね。(^^; 特に何かということはありません。デスマさんのご意見は非常に面白かったものですから、「あれ?ロテさんマジにかえしちゃうの?」みたいな。
>心理職なんてやっぱりそんなに数は必要ないんですよ。
そうですか。(^^;
この部分については、後日、ねっちり絡み合いましょう。(爆)うそです。

家族心理.com管理人 05-12-26 (月) 23:53

医療現場にての心理士の難しさのもう一つは、「結果の見えなさ」にあると思います。つまり、例えば心理士が「理解のない家族の調整を行いうつ状態が軽減してきた」と思ったとしても、医師は「あ、デパスが効いてきたわ。おれの処方good!!」というように捉えるというような。つまり「独立変数が2要因そしてどちらが効いてるかわからない」というジレンマがあるのですよね。
 また、医師の変更があり薬の処方が変わることでうそっ!というくらいに完快に向かう方もいますので、私は薬の効果はあるとは思っていますが。
 しかし、医師は変わった方多いですね。私の人生で最悪の人間ワースト1,2,3は病院臨床時代にであっているような気も・・・

[家族心理.com]管理人ブログ 05-12-27 (火) 0:01

12月20日 診療報酬引き下げと心理士の処遇についての私見

今日は、私が大好きな花屋、GOTO FLORISTのアレンジメント。素敵です。これは「バカラ」とのコラボレーションですね。そういえば、2月4日から「テーブルウェア フェスティバル」が開催されますね。夫の実家が輪島塗の会社なのですが、去年「レイノー」とのコラボレーション…
?職人さん、
 独立変数・・・と述べたのは、医師や病院側から見て「心理士の成果」というのは見えにくいということがいいたかったのです(見ようとしなければ全く見えない)。
 >え?薬の方が効くに決まってるじゃないですか。
 ・・・・でも、やはり心理面でも症状の改善にお役に立てている部分はあると思いますよ。医師がさじをなげたケースでもなんとかなったりしたことないです? 
 
 でも、薬の力は厳然としてありますよね。たとえば、4月になって担当医が変更になり投薬方針が変わるとみるみる良くなるケースなど。

臨床心理士デスマのつぶやきBlog 05-12-27 (火) 2:30

「病院臨床残酷物語」への返答

当ブログの12月24日のエントリ「医療領域での生き残り方」に、
つなでさん、【家族心理.com】管理人さん、しゅうさんに、コメントいただきました。
ありがとうございます。
そして「ダ??醇K
?職人さん、
 独立変数・・・と述べたのは、医師や病院側から見て「心理士の成果」というのは見えにくいということがいいたかったのです(見ようとしなければ全く見えない)。
 >え?薬の方が効くに決まってるじゃないですか。
 ・・・・でも、やはり心理面でも症状の改善にお役に立てている部分はあると思いますよ。医師がさじをなげたケースでもなんとかなったりしたことないです? 
 
 でも、薬の力は厳然としてありますよね。たとえば、4月になって担当医が変更になり投薬方針が変わるとみるみる良くなるケースなど。

心理職の国家資格化実現検討委員会(byつなで) 05-12-27 (火) 2:48

医療ってとこは…

医療現場の心理職の直面する困難やその切り抜け方について、いくつかのブログにエントリがあがりました。(デスマ風医療領域での生き残り方は大変面白かったですね。)
私は、自分のいた医療現場の風土に合うように、「専門家ぶらない」ことに過度に気をつけたりもしてい….
?職人さん、
 独立変数・・・と述べたのは、医師や病院側から見て「心理士の成果」というのは見えにくいということがいいたかったのです(見ようとしなければ全く見えない)。
 >え?薬の方が効くに決まってるじゃないですか。
 ・・・・でも、やはり心理面でも症状の改善にお役に立てている部分はあると思いますよ。医師がさじをなげたケースでもなんとかなったりしたことないです? 
 
 でも、薬の力は厳然としてありますよね。たとえば、4月になって担当医が変更になり投薬方針が変わるとみるみる良くなるケースなど。

kumo 05-12-27 (火) 8:40

家族心理.com管理人さん、初めまして。女性の方だったのですね。うれしいです。(ん?(^^; ここでご挨拶していいのかしら・・)
>つまり「独立変数が2要因そしてどちらが効いてるかわからない」というジレンマがあるのですよね。
そうですね。正直、それって誰にも分かりませんよね。結局、医師との信頼関係をどう築くかがポイントなのでしょうか?所詮は医師の指示のもとで仕事をするわけですから、上司を立てつつ、結果的に患者さんが楽になれば、心理職として非常に有用な存在だと思います。内部外部を合わせた総合的な力動調整みたいなの。(^^)
部内での評価はされにくいかもしれませんが、(上層部の)管理職は、ちゃんと見てると思いますよ。たぶん。分かりませんが。

しゅう兄さんの臨床心理士的生活 05-12-27 (火) 18:08

医療領域で「生き残る」とは?

医療領域での働き方や生き残り方について、
デスマさん、ロテ職人さん、[家族心理.com]管理人さん、つなでさん
(あれ他にもあったかな?)とこなどでエントリーがあがっていますが、
?職人さん、
 独立変数・・・と述べたのは、医師や病院側から見て「心理士の成果」というのは見えにくいということがいいたかったのです(見ようとしなければ全く見えない)。
 >え?薬の方が効くに決まってるじゃないですか。
 ・・・・でも、やはり心理面でも症状の改善にお役に立てている部分はあると思いますよ。医師がさじをなげたケースでもなんとかなったりしたことないです? 
 
 でも、薬の力は厳然としてありますよね。たとえば、4月になって担当医が変更になり投薬方針が変わるとみるみる良くなるケースなど。

臨床心理士デスマ 05-12-27 (火) 23:45

> >専門的技術に秀でているだけではなく、
> > 周りとうまくやっていくという広い意味で> > の能力が必要になると思っています。
> おそらくそうなのでしょう。関係調整能力は> 心理職の専門性に含まれてもよいのではとす
> ら感じることがあります。
実はこの2つ(専門的技術と関係調整能力)は、
別な性質なものだと思うのですよ。
これについては、時間が取れ次第、
自分のブログで触れたいと思います。

kumo 05-12-28 (水) 15:57

あの・・・ちょっと・・・ちびりそうなんですけど・・・。
家族心理.com管理人さんって、、、、だったんですね。(激汗)
もしかして、ここにいらっしゃってる方達って、・・・・。
「ウワォ~~~ワォ~~~・・・」(遠吠え)
ハイ! 逃げます!(^^;;

末々草(すえ思う故にすえあり) 05-12-28 (水) 17:10

恵まれた場所で働いてると思いますが・・・・

臨床心理士デスマさんのブログにて医療領域での生き残り方というエントリがあがってから,それに対してのエントリがいくつかあがってきていますね.
総合病院で働く人として,なんか言った方がいいのかなぁ・・・と思いながらもやきもきしてましたが,少し考えを書くこと…
?職人さん、
 独立変数・・・と述べたのは、医師や病院側から見て「心理士の成果」というのは見えにくいということがいいたかったのです(見ようとしなければ全く見えない)。
 >え?薬の方が効くに決まってるじゃないですか。
 ・・・・でも、やはり心理面でも症状の改善にお役に立てている部分はあると思いますよ。医師がさじをなげたケースでもなんとかなったりしたことないです? 
 
 でも、薬の力は厳然としてありますよね。たとえば、4月になって担当医が変更になり投薬方針が変わるとみるみる良くなるケースなど。

末々草(すえ思う故にすえあり) 05-12-28 (水) 17:12

恵まれた場所で働いてると思いますが・・・・

臨床心理士デスマさんのブログにて医療領域での生き残り方というエントリがあがってから,それに対してのエントリがいくつかあがってきていますね.
総合病院で働く人として,なんか言った方がいいのかなぁ・・・と思いながらもやきもきしてましたが,少し考えを書くこと…
?職人さん、
 独立変数・・・と述べたのは、医師や病院側から見て「心理士の成果」というのは見えにくいということがいいたかったのです(見ようとしなければ全く見えない)。
 >え?薬の方が効くに決まってるじゃないですか。
 ・・・・でも、やはり心理面でも症状の改善にお役に立てている部分はあると思いますよ。医師がさじをなげたケースでもなんとかなったりしたことないです? 
 
 でも、薬の力は厳然としてありますよね。たとえば、4月になって担当医が変更になり投薬方針が変わるとみるみる良くなるケースなど。

臨床心理士デスマのつぶやきBlog 05-12-28 (水) 20:21

恵まれてますねー

すえぞうさんのブログ「末々草(すえ思う故にすえあり)」において、
「恵まれた場所で働いてると思いますが\\\」というエントリがアップされました。
当ブログの先日のエントリ
?職人さん、
 独立変数・・・と述べたのは、医師や病院側から見て「心理士の成果」というのは見えにくいということがいいたかったのです(見ようとしなければ全く見えない)。
 >え?薬の方が効くに決まってるじゃないですか。
 ・・・・でも、やはり心理面でも症状の改善にお役に立てている部分はあると思いますよ。医師がさじをなげたケースでもなんとかなったりしたことないです? 
 
 でも、薬の力は厳然としてありますよね。たとえば、4月になって担当医が変更になり投薬方針が変わるとみるみる良くなるケースなど。

臨床心理士デスマ 05-12-28 (水) 20:24

>kumoさん
「、、、、」の中身が何なのか、と思いますが、
別にそれを理由に逃げるようなことでもないと思いますよ。
それに私はたぶん「、、、、」ではありませんし。

kumo 05-12-28 (水) 22:28

>臨床心理士デスマさん
あ、そうですね。ありがとうございます。
デスマさんは、「、、、、」ではなくて、「::::」ですよね。(^^;
たいへん失礼致しました。
では、またおじゃまさせていただきまーす。
あ、そう言えば、まだでした。
デスマさん、初めまして、「。。。。」のkumoです。(^^) お世話になります。

ロテ職人 05-12-29 (木) 16:00

>しゅうさん
> 「こっそり」やってることを
> みんな知ってるくらいのレベルの「こっそり」です。
なんつーか、そのための「根回し」とかってすごく大切なような気がするんですよね。
私はその能力がありませんので、自分からあんまり動かないようにしています。患者さんのことを考えると、もう少しアクティブに「こっそり」やった方がいいんでしょうけれども…。

ロテ職人 05-12-29 (木) 16:02

>afcpさん
> 医療領域そのものの
> 構造的なしんどさっていうのがあるんですよね。
確かに…
えーと、個人的にはafcpさんがデスマさんの書かれた内容を読まれてどう思ったかが激しく知りたかったりします。

ロテ職人 05-12-29 (木) 16:05

>kumoさん
> 失礼致しました。
> 激しく笑ったわけではありません。(弁解)
だったら不用意に
> (爆)
とか
> (^^;
とか乱用しないでくださいな。無意味な顔文字は個人的には不快です。

ロテ職人 05-12-29 (木) 16:08

>家族心理.com管理人さん
> つまり「独立変数が2要因そしてどちらが効いてるか
> わからない」というジレンマがあるのですよね。
え?薬の方が効くに決まってるじゃないですか。
私はそれは当たり前のことだと思うし、実験場面のように変数が統制されることなんてあり得ないわけで、「独立変数が2要因そしてどちらが効いてるかわからない」なんてことは問題にならないと思うんですが…

ロテ職人 05-12-29 (木) 16:12

>臨床心理士デスマさん
> 実はこの2つ(専門的技術と関係調整能力)は、
> 別な性質なものだと思うのですよ。
私も概ねそうだと思います。デスマさんが関連エントリをアップするの、楽しみに待ってます。
>kumoさん
その人が「、、、、」だろうと「::::」だろうと「。。。。」だろうと、問題は書いている内容がどれだけ妥当なものなのかということであり、相手の社会的属性を気にするのはいかがなものかと思いますが。

kumo 05-12-29 (木) 19:41

>ロテ職人さん
>無意味な顔文字は個人的には不快です。
承知致しました。不快にされたこと、お詫び申し上げます。以後、こちらにコメントさせて頂く際には、気を付けます。
>相手の社会的属性を気にするのはいかがなものかと思いますが。
ごもっともです。自分の未熟さを自覚しております。一意見として、対等に扱って頂いていることに感謝致しております。
>変数が統制されることなんてあり得ないわけで、「独立変数が2要因そしてどちらが効いてるかわからない」なんてことは問題にならない
これには同感ですが
>薬の方が効くに決まってるじゃないですか。
については、疑問を感じております。

05-12-29 (木) 20:27

>kumoさん
>>薬の方が効くに決まってるじゃないですか。
>については、疑問を感じております。
それについてご自分が具体的にどのように思われるかを論じないと、コメントするほうも〝なぜ?〟としか聞けないですよ。

kumo 05-12-29 (木) 21:24

>慶さん
はい。
この文脈で考えた時、『効く』という言葉を『有効性』という意味で使われたのであれば、それはちょっと違うような気がしたのです。確かに薬の影響力は大きいですが、処方された薬が、その人にとって、必ず『有効』であるとは言い切れないからです。
それと、薬の影響力として、「正」、「負(過剰投与を含む)」、「無効」、という方向性とその効力の量的なファクターが、仮に、一定条件で独立変数として統制できたとしても、心理療法との相乗効果(負にしろ正にしろ)を考えると、「どちらが効いているか」という発想自体に違和感を感じましたが、あそこで、そこまでは申し上げなかっただけなのです。

kumo 05-12-29 (木) 22:08

というか、このようなコメントの仕方は、私自身、未熟な為か、上手く伝えることができず、誤解を生むのが怖いですから、ROMさせて頂きますね。

家族心理.com管理人 05-12-31 (土) 13:59

kumoさん
>家族心理.com管理人さんって、、、、だったんですね。(激汗)
 
 ん??(激汗)・・って、もしかしてどこかでお会いして万が一失礼をしていたら申し訳ございませんね。学会発表など、結構質問をしたりするもので。でも?さんがおっしゃるとおり、万が一kumoさんが河●●雄だろうと、ブログでは対等ですよ(もしかしてちょっとは気を使ってしまうかも、、、)。
<上司を立てつつ、結果的に患者さんが楽になれば、心理職として非常に有用な存在だと思います。
 
同感です。心理士とは「傍らを楽にするもの」なり。

家族心理.com管理人 05-12-31 (土) 14:08

?職人さん、
 独立変数・・・と述べたのは、医師や病院側から見て「心理士の成果」というのは見えにくいということがいいたかったのです(見ようとしなければ全く見えない)。
 >え?薬の方が効くに決まってるじゃないですか。
 ・・・・でも、やはり心理面でも症状の改善にお役に立てている部分はあると思いますよ。医師がさじをなげたケースでもなんとかなったりしたことないです? 
 
 でも、薬の力は厳然としてありますよね。たとえば、4月になって担当医が変更になり投薬方針が変わるとみるみる良くなるケースなど。

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精神科臨床における心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

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発達障害とパーソナリティ障害―新たなる邂逅 (現代のエスプリ no. 527)

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やっぱり発達障害関連本は強い。こちらは特に精神病理学の観点から語られており、興味深いです。Amazon.co.jpではプレミア価格がついてしまっているのが残念。

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心理学の「現在」がわかるブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
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