【で、】実は「本を書いてみませんか?」と言われたことがある【結局どうなの?】

公開日: : 臨床心理学

今まで黙っていたのですが(というか特に取り上げる機会がなかったのですが)、実は昨年末、このブログで私の事を知った方からオファーがありましてあるインタビューを受けました。
そのインタビューの詳細についてはいつかまた書きたいと思いますが、その時はフリーライターさんが1名と編集者の方が2名いらっしゃっておりました。2時間程度べらべらと勝手なことをお話させていただき、こちらとしては「こんな話でいいのかな?」と何だか申し訳ないような気持ちになってしまったりしました。
で、インタビューも終わりにさしかかった時、ライターの方から言われたのですよ。「本書いてみない?」と。


正直、その話を聞いたときはグラッと来ましたね。
一応、私も自分のことを研究者の端くれだと思っていますし「いつかは単著を」という夢(というか妄想?)もあります。ハンドルネームで…とは言え、そのライターさんがおっしゃった内容も興味がないわけではありません。もしちゃんとした形でそれを書いたとしたら、自分にとっても勉強になるはずです。
ただ「ほんとにそれでいいのか?」という気持ちも捨てきれず、少なくとも「是非とも!」と即答はできなかったのでした。
で、ここで心理学の本(仮題)の06/01/17のエントリ、【実名か】匿名にもの申す【闘争か】でpsy-pubさんが書かれた内容を引用させていただきます。

ロテ職人さんくらい有名になってしまうと,どうなんでしょう…。
編集者として,こう思うんですよね。
たとえば,ロテ職人さんが本を出す。しかし,本名で出した場合と,「ロテ職人」名で出した場合,どちらが売れるかと…。
たぶん(否,絶対)後者。
しかーし,会社で企画書を書くとしますわな。
ロールシャッハテスト超入門 (仮題)
ロテ職人 著

意気揚々と。
ですが,何も知らん編集長に
「ロテ職人? ハァ? お前,いてまうど,コラ」
と言われること必定であります。
とはいえ,ロテ職人さん,「ロテ職人」で学術雑誌に投稿するつうのはどうでしょうか。あるいは,他の方々はどうです?
「香山リカ」
「やまだようこ」
この辺りがよくて,「ロテ職人」はダメだっていうことはありません。あるいは「旧姓(=通称名」で仕事をしている人はいくらでもいるわけですし。
それに,昔の研究者はけっこう「号」とかもっていたわけで…それと一緒……?
というわけで,ロテ職人さんのロテ職人名での「学術雑誌デビュー」を期待しまふ。
掲載されたら楽しいなぁ。
引用は,「ロテ,2006」? それとも「職人,2006」か。どこからが氏で,どこからが名前か。

おっしゃるとおり、私が実名で書くよりも「ロテ職人 著」の方が確実に売れるでしょうね(絶対)。ロテ職人を知らない人でも「お?」と思われるかもしれません。タイトルがキャッチーですしw
で、psy-pubさんが書かれているのがネタであるのを踏まえた上で、敢えて「ネタにマジレス」させていただきます。
もし私が『ロールシャッハテスト超入門(仮題)』を書くとしたら、やはり実名で書くでしょう。企画書が通らなければ、それはそれで仕方がありません。そして、今の私にはまだ『ロールシャッハテスト超入門(仮題)』は書けません。
私は研究者としても実践家としてもまだまだです。それは自分が一番よくわかっています。ですから、日々研究を続けなければいけないし、臨床実践の腕も磨いていかなければなりません。
そんな私が専門分野で本を書こうなどおこがましいというか、師匠だったり兄弟子だったり、あるいは同じ分野の専門家の方々に「そんな暇があるならもっとちゃんと本業に専念しろよ!」と言われること必至であります。
そこで敢えて「ロテ職人」名義で書くという手もあるかもしれませんが、それは私の「専門家としての良心」が許しません。専門分野で専門書を書くとしたら、あくまでもそれを書くのは研究者としての○○(←私の本名)であって、ロテ職人ではありません。ですので、大変残念ではありますが、psy-pubさんがおっしゃった
> 「ロテ職人」で学術雑誌に投稿する
ってのはありえないのです。
まあ、学会等で発言している○○(本名)はロテ職人ではありませんが、でもこのブログを見る人が見たら、すぐ「ロテ職人=○○」であることはわかるでしょうし、私が信用できると判断した方には「ロテ職人=○○」であることを明かした上で色々お話させていただいております。
考えてみると「ロテ職人」というハンドル使い始めて、もう4,5年になろうとしているのですよね。
今後も「ロテ職人」というハンドルの重み(というほどのこともないのかもしれませんが、でもそれなりのものはありかと…)と「ロテ職人=○○(本名)」であることが多くの方に知られていることを意識しつつ、色々発言していきたいと思う所存であります。
前回とりあげた「香山リカ」氏に関しては、最近はペンネームで統一しており、投稿論文もそれで出している…ってのはいいんですけど「じゃあ学会の座長もその名義でやれよ!」と思ったり…その辺はどう考えているのか、ご本人にうかがわない限りはわからないんですけどね。
あ、「ロテ職人」名義でロールシャッハだったり、研究テーマである××や△△なんかに関する専門書を書くということはあり得ませんが、その他一般書だったり、インタビューを受けたりすることは、万が一機会があれば本業に支障が出ない範囲でやらせていただきたいと思います。
ので「こいつ(=ロテ職人)に本を書かせてみたい」と思われた奇特な編集者様・ライター様がいらっしゃいましたら、お声をかけてくださいな。連絡先(メルアド)は当ブログのプロフィール欄(左サイドバーの下の方)にありますよ。
そんなわけで今後ともよろしくおながいします>皆様

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2006/01/30 | 臨床心理学

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コメント/トラックバック (2件)

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  1.  どうもpsu-pubでございますです。
     アカデミズムの現実を考えると,ロテ職人さんの結論は,当然といえば当然なんですが,実は正直ネタ半分本気半分だったりしたんですが,まあN?N?。それはさておき,
    >>このブログで私の事を知った方からオファーがありましてあるインタビューを受けました。
     おお! この詳細,気になりますねえ~。その一連の件のエントリも,いつかやって欲しいです。しかし考えることが同じとは……行動力はpsy-pubとは段違いですが(w

  2. >psy-pubさん
    コメントありがとうございます。
    > アカデミズムの現実を考えると,ロテ職人さんの結論は,
    > 当然といえば当然なんですが,実は正直
    > ネタ半分本気半分だったりしたんですが,まあN?N?。
    まあねぇ…言いたいことは分からないでもないです。実名よりもハンドルネームの方が圧倒的に有名というのもまた考え物であり…
    > その一連の件のエントリも,いつかやって欲しいです。
    もちろん。せっかくのネタなのでいつか扱いたいと思いますよ。
    > しかし考えることが同じとは……
    > 行動力はpsy-pubとは段違いですが(w
    いやいや。このオファーの件に関してはロテ職人といのは扱いやすかったのではないでしょうかね…という辺りも今度詳しくやります。


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  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
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