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東京図書編集部の方からメールいただきますた

最近のエントリ、【すげえ】ちょこっと改変するだけで卒論一本くらいはできるんじゃ?【良書かも】(06/03/06)で紹介した

研究事例で学ぶSPSSとAmosによる心理・調査データ解析研究事例で学ぶSPSSとAmosによる心理・調査データ解析
小塩 真司

東京図書 2005-10
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SPSSとAmosによる心理・調査データ解析―因子分析・共分散構造分析までSPSSとAmosによる心理・調査データ解析―因子分析・共分散構造分析まで
小塩 真司

東京図書 2004-05
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そして、【激しく】誰かこれの「心理学版」を「(萌え)マンガ化」してくれねぇかなぁw【他力本願】(06/03/09)でご紹介した
研究計画書デザイン―大学院入試から修士論文完成まで研究計画書デザイン―大学院入試から修士論文完成まで
細川 英雄

東京図書 2006-02
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これらはいずれも東京図書から出された書籍であり、いずれも研究を進めていく中で役に立つ良書だと思いますが…
なんと冒頭で挙げた2冊を企画・造本された東京図書編集部の方からメールをいただいてしまいました
どんなメールだったのか…その内容の一部を公開しますよ(※もちろん送ってくださった方の了承は得ております)

心理学の研究や関連のお仕事をされている立場のかたたちは、自分の研究や仕事のために「心理統計」の手法を利用するのであって、それ自体を(「統計学」として)学ぶのが目的ではありません。



しかし、ことに「心理統計」では、新しい魅力的な分析手法が登場して統計ソフトもだんだん使い勝手がよくなってきた反面、その習得のためのプログラムがそれに追いついてきていなかった。

最初の段落については確かにそうなのですが、手法を有効に利用するにはある程度の「統計学としての知識」(本職の人からしたらさわり程度のものなのでしょうけれども…)が必要ですし、知っていた方が絶対に良い分析ができるはずです。この手の「便利な本」(本当に便利だと思います)が増えると、その勉強を怠る輩が出てきそうだという危惧(ってのは多分に自戒を込めた言葉です)はあるのですよね。
…とはいえ、確かにアプリケーションの使い勝手は向上したのですが、その使い方を学ぶまではなかなかいかなかったりってことは良くあることかもしれません。そういえば、自分の卒論の時は情報処理センターのUNIX端末でしこしことSPSSのプラグラムを書いてデータ処理したものでした。

論文・レポート作成に必要なデータ解析のひと通りが大学1・2年から学べる!

というキャッチ文は、2冊の造本をほぼ終えたところで、このテキストをもとに大学1・2年のうちにそうしたデータ解析技法の習得をすませておけば、(それぞれ半期分ほどの時間があれば十分にマスター可能だと思っていたので)3年からは自分の研究したいテーマについて、論文を読むことのリテラシー能力も、またどのようにデータを扱ってテーマ論文を構築するかということも、自由にできるはずで、当事者の学生さんはもとより、指導される大学の先生の負担もかなり軽減されるはずだと感じ、そのことをメッセージとして示したかったのでした。

そういう意図でのキャッチ文ならば納得です。
もちろん、心理統計の原理について学ぶことは大前提になりますが、その上で実際の研究の上ではどのようにデータを処理していくかを知るということは研究へのモチベーションを高めるのにかなり有効でしょう。実際にアプリケーション上でデータをいじってみることで、実感がわくというか、「研究する」ということを現実的に考えることができるようになるのではないかと思われます。

つまり、本来の自身の研究テーマについて、考察なり洞察を深めることにもっと時間やエネルギーを割くことができるように、そして、自分の研究や仕事にきちんとしたエビデンスや信頼性を確保できるようにしておくためにデータ解析の一連の流れとして、初学者から学べるテキストを目指しました。

自習用のテキストとしてはこれはかなり良いです。ほんとお薦めです>学部生の皆様&統計に苦手意識のある院生の皆様
このメールを送ってくださった方がおっしゃっているように、結局「考えること」「考える力」みたいなものは大前提になってくるわけで、そこに統計の知識(とアプリケーションを使いこなす能力)が加わって初めて意味のあるものになる…と。
そういう意味で、【激しく】誰かこれの「心理学版」を「(萌え)マンガ化」してくれねぇかなぁw【他力本願】(06/03/09)で私が提示した企画は意義のあるものなんじゃないかなぁと思っていましたところ(萌えマンガ化は余計ですけどね)…

私のほうでも、論文を読むことのリテラシー能力をまずきちんと身につけることで、書くことにもつながるようなテキストを、こちらは調査のしかたにはじまって具体的なデータのとらえかたや分析の読み方などを扱う形で、本の形にすることを、現在、
企画を進めています。

そうそう!その「論文読みリテラシー」が大事ですよね。非常に良い企画だと思います。形になったら是非ともお知らせいただけたらと!
そういう意味では研究計画書デザイン―大学院入試から修士論文完成までは、やはり「これから研究する人」「研究って言われてもどうやったらいいのかわからない人」には読んでいただきたいです。心理系の本ではありませんが絶対にためになるはず。
そして現在進行中の新しい企画に期待ですね、これは。
あとは宣伝w

あと、小社ではこの2月から直販で、1年間限定ですがSPSS Base systemの機能が自由に使え、その期間内ではファイルの変更保存も可能な



「統計ソフトSPSS Student Version 13.0J」(テキスト+プログラムCD-ROMのセット)


http://www.tokyo-tosho.co.jp/SPST13/



も出しているので、講義がない学生さんでも自宅などでこれを使って学習していただくことも可能です。Amosについては、英語版だったら(変数の数の制限はありますが)フリーのStudent Version がダウンロード可能です。




http://www.amosdevelopment.com/download/

本気で勉強したい人・本気で研究能力を身につけたい人(というのは本気で臨床能力を高めたい人だと思ってます。私は)にはうってつけですね。正式版の値段を考えると1年間限定・ケース数の制限つきとは言え、自分のPCで自由に使えるSPSSというのは魅力があります。
興味のある方は是非とも!
…しかしこのブログ、研究事例で学ぶSPSSとAmosによる心理・調査データ解析SPSSとAmosによる心理・調査データ解析―因子分析・共分散構造分析までの筆者の方にも読まれていたのですね…
…まあ、だからと言ってスタンスは変わらず(てか、スタンスを変えるような器用なことできないっす)まったりとやっていきたいと思っておりますよ。
でも、わざわざこうやってコンタクトをとってくださるというのは、ほんとレビュアー冥利に尽きますね(レビュアーってほど高級なもんでもないですが)。

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