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私が臨床心理士になっている理由(番外編)

そういえばこのシリーズ、途中で止まってました。
私が臨床心理士になっている理由(1)(05/06/28)
私が臨床心理士になっている理由(2)(05/07/04)
私が臨床心理士になっている理由(3)(05/07/23)
私が臨床心理士になっている理由(4)(05/08/30)
私が臨床心理士になっている理由(5)(05/09/05)
私が臨床心理士になっている理由(6)(05/09/16)
私が臨床心理士になっている理由(7)(06/01/09)
今の職場の就職試験を受けているところで、この話止まってますね。気が向いたら続きを書こうかと思います。
で、ここ最近当ブログでは一連の「ぼくのかんがえた~」シリーズで、理想の心理職養成課程を考えてきました。
ぼくのかんがえたりそうのりんしょうしんりしようせいかてい(06/03/03)
ぼくのかんがえたりそうのりんしょうしんりしようせいかてい その2(06/03/05)
ぼくのかんがえたりそうのりんしょうしんりしようせいかてい その3(06/03/06)
これを考える中でふと「自分の受けた訓練ってどんなものだったのかなぁ~」と思い出してみたので、ちょっと書いてみたいと思いますよ。


私が出た大学院は基本的に研究者養成の色合いが強かったこともあってか(と書くと、どこなのかたいがいばれそうな悪寒…まあいいや)、講義の中で臨床の実践に関する訓練ってのはほとんどありませんでした。
「大学院は勉強するところではない」ということを考えれば、それはまあ当然なのではないかと思います。
ただ、学生が主体となった勉強会・研究会はそれなりに盛んで(っても自分らで始めたわけではなく、先輩が立ち上げたとか、代々続いてきていたとか…って感じでしたが)、学生のみのケースカンファだったり、ミニカウンセリング(10分間の模擬カウンセリングを録音・文字に起こして、研究会の場でテープを聴きながら検討しSVを受ける)だったり、あと研究に関する研究会もあったなぁ…。ロールシャッハを教わったのも、講義とかゼミとかではなく大先輩から直接だったし。
もちろん師匠によるSVだったり、ロールシャッハなどについての勉強会・研究会はありました。
とにかく本来、大学院ってのは「研究する場」であり「勉強」するにしてもそれは主体的なものである…はずだったと思うのですよね。そして、今現在、学生を指導する立場にある人たちは、そういった教育課程を経てきていると思うのです。
しかし、バブル的な臨床心理学・カウンセリングブーム、指定大学院制度の施行、指定大学院の乱立と大学院生の数の爆発的増加といった状況の中で、そうした考え方は既に時代遅れとなってきている…というか、現実に対応できなくなってきているのではないでしょうか。
現に私みたいな落ちこぼれは、少なくとも学生時代は「自ら進んでやる」という姿勢が決定的に欠如していたため、その後大変苦労することになりました(てか、今もあっぷあっぷですよ)。そういう姿勢が欠如していたから落ちこぼれたって話もありますが。
そういう「与えられないとやらない」「やれない」学生が増えてくる中で、心理臨床に関わる人間全体のレベルの底上げを図るためには、やはり教育課程をシステマティックに構築していくことが必要となるのではないかと思うのですよ。研究も臨床もってことになるとしたら、それはなおさらです。
ということで、引き続き「私の考える理想の臨床心理士養成課程」シリーズでは、理想の形を考えていきたいと思います。
…そういえば皆さんの受けた教育ってどんなだったんでしょうかね?私と同じ年代の方、私よりも上の年代の方、そして私よりも下の年代の方、様々な意見をいただければと思ったりしてます。先日Q大関連エントリのコメント欄でもありましたが、2年間で一通りの臨床実践のトレーニングをこなすなんて、相当無理な話のような気もするのですが…どうでしょうね?
やはりそこでは「情報処理能力」はかなりの比重を占めているでしょうし、少なくとも旧帝(ry程度の能力は必要だと思うんだけどなぁ…。

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コメント (Close):6

afcp 06-03-28 (火) 8:48

不思議なシンクロニシティですな。昨日自分の研修履歴をエントリにしてみました。医者なのであまり参考にならないかもしれませんが、よろしければリンク先からご覧下さい。

ロテ職人 06-03-28 (火) 21:59

>afcpさん
> 不思議なシンクロニシティ
すみませーん
afcpさんのブログにインスパイアされてこのエントリ書きました。
いや、元々ネタにしようかとは思っていたのですが、タイムリーにafcpさんのところを見てつい…
やっぱり医師の研修って(心理に比べれば格段に)充実しているなぁとつくづく思いますよ

SD 06-03-28 (火) 22:09

こちらもなにげにシンクロしてます.意図的に(笑)
トラバさせていただいて有難うございます.
こちらは一段落いたしましたので,ネット上でも本格的にガンガッテいきたいと思います.
今後とも宜しくお願いいたします.m(_ _)m

【家族心理.com】管理人 06-03-28 (火) 23:53

私の大学(東北)も大体似たような感じですが、自慢できるコンサルテーション研究会がありますよ。
ツインリフレクティングプロセス研究会といいまして、家族療法のリフレクティングチームの技法を元にして、茨城基督教大学の三澤先生(私と同期)が開発したのです。
 カウンセラーが自分のケースについて相談するのですが、スーパーバイザー役にも院生がなります。
 そして、観察者としてその他の院生(いっぱいいる)が2チームに分かれます。1チームはケース検討そのものを議論するチーム、もう1チームはスーパーバイザー役のカウンセラーのチェックをするチームです。
 それこそ表情のくせから、どうしてあのときそういったのかとか、早口すぎるとか、もうちょっとラポールが欲しいとか、そんなことをツッコムわけです。
 ケースの相談をする役は、かなりクライアント的な気持ちを疑似体験できますし、なによりケースがチームで討論されるのを聞くことにより、かなり要点が整理され活路が開けます。
 三澤先生が紹介していた論文、どっかにあったなあ・・・・

ヒカルのこころの探検 06-04-07 (金) 20:48

コメントありがとうございます。
僕は、自分を心理学者とは思っていないので、そこは全然違いますが、総合病院の臨床心理士です。僕は、心理療法の職人を自認しています。クライン派と、ユングの夢分析のトレーニングを受けました。ただ、趣味は、犯罪心理学ですが。

ヒカルのこころの探検 06-04-07 (金) 20:51

コメントありがとうございます。
僕は、自分を心理学者とは思っていないので、そこは全然違いますが、総合病院の臨床心理士です。僕は、心理療法の職人を自認しています。クライン派と、ユングの夢分析のトレーニングを受けました。ただ、趣味は、犯罪心理学ですが。

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