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自己破壊的ダイエットは何故失敗したのか?

公開日: : ダイエット?

06/07/05のエントリ、仮面の告白は久々に2ケタのコメント数を記録しまして(しかもアクセス数も結構増えた)、「下手な心理ネタよりも体重記録してた方がいいんじゃね?」と思ったり思わなかったりする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
当ブログでは「自己破壊的ダイエット」と称して、あからさまに間違いまくりんぐな減量作戦を展開してきたところ、いつの間にか関連エントリの更新が途絶える=あからさまにダイエット失敗な歴史が刻まれてきております。
ここで何故自己破壊的ダイエットが失敗したのか、改めて振り返ってみたいと思います。


…と、その前に、前提として「極端なカロリー制限を主体とした自己破壊的ダイエットは長期的に見ると必ず失敗する」ということは確認しておく必要があるでしょう。当たり前ですが、そんなダイエットは必ずどこかで破綻します。破綻しなかったとしたら、神経性無食欲症(Anorexia Nervosa)、俗に言う拒食症になるか(というかある程度継続した時点でDSMの診断基準は満たすはず)、内分泌系の疾患に罹患するか、最悪死を迎えるということになりますから。
まあそれこそが「自己破壊的」と呼ぶ所以なのですがね。
で、「体重減少」だけを目的にするのであれば、どのようなことをすればいいのか実はみんな知っているのです。摂取カロリーを制限した上で運動をすればいいだけのことです。問題はそれを継続するのが困難であるということなのです
自己破壊的ダイエットの利点は
1. 短期間で効果があらわれること
2. そのため継続の動機づけが高まりやすいこと

だったりします。
わたくし的にはそれで上手くいっていたのですよ。ここ10数年くらいは。
確かに痩せにくくなっていることは否めませんが、それでもカロリー制限すればしただけの体重減少は得られます。運動を加えれば、さらに効果は加速します。気持ちいいくらいに(←これが危険な兆候)。
そんな感じでここ10数年ほど、体重は55kg-80kgの間を行ったり来たりしておりました(改めて書くとやっぱり病気だと思います)。
で、今回、なぜここまであからさまに失敗したかというと、やはりいくつかの理由はあると思うのですね。それを挙げていきます。
1. 早朝出勤+深夜までの残業というコンボ
…以前も家から職場まで遠かったのですが、今は絶望的な遠さです。普通この距離を毎日通勤する人はそんなにいないと思います。
スポーツクラブに通うような金銭的余裕はありませんが、それでも時間があれば何か運動はできます。実はそんなに運動嫌いでもないのです。でも、今の生活では無理です。4時半に起床して、自宅に着くのが11時過ぎ…そんな生活の中で運動できるほど器用ではないですし、そこまでの体力もありません。
2. 日常的なストレスの増加
…私は強いストレッサーに晒されると間違いなく食欲が増えます。
ストレスに対して食欲が増加するか減少するか、その違いはどこにあるのか…って論文を昔読んだことがあります(結果は忘れました)。とりあえずそこには何らかの要因があり、個人差が存在するのです(確か)。
仕事のストレスはまあ確かにありますが、好きでやってる仕事ですしそれはいいんです。ただ、色々な出来事が重なりまして、結構ストレスフルな毎日だったことも確かです。
その結果がこれですよ。甘い物に走ってしまいました。
3. 早く帰った時には夕食を食べなければならない
…突然ですが、倖田來未って人は元々太りやすい体質らしく、あの体型を維持するためには常にダイエットを続けている必要があるそうな。で、彼女が実践しているダイエット法はかなりシンプルで1日3回しっかり食べるけど、午後6時以降は食べないというものなのだそうです。
それやれば確実に体重は減ると思います。
私も「夕食を抜く」というのは得意技でした。ええ。そうすると短期間で簡単に体重は減ります。確実に。
一人暮らしをしているうちはそれでもよかったんですが、今は妻と子どもと一緒に暮らしているわけです。毎日残業があるわけでもないですから、早く帰る日もあります。そんな日は午後7時には家に到着するので、妻と子どもと一緒に夕食をとることができるわけです。
で、そんな時、食べないわけにいかないですよね
で、次の日に備えて私も妻も娘も早く寝ます。だいたい8時、遅くても9時までには寝ます。食べて、その後短時間で寝るわけです。そりゃあ太りますわな。
まあ、食べる量を減らせばいいんでしょうけどね。結局、そんなちまちまやっていると継続しないのですよ。
・・・・・・・・・・・・
とりあえず、まともなダイエットというのは継続的な食生活の改善と体質の改善が最優先だというのはわかっております。具体的には(今の体重だったら)月3kg減程度を目安に(それでもかなりの体重減少ですが)8ヶ月で24kg減くらいでちょうど良い体重になれるはずです。それはわかっております。
いわば「ライフスタイルそのものを変えることがダイエットである」ということになりますね。
・・・・・・・・・・・・




































そんなわけで




































自己破壊的ダイエット再開します!
今朝、体重・体脂肪率を測定したところ
・体重:83.6kg
・体脂肪率:29.0%

でした(1週間で2kg近く増えてるってツッコミはなしの方向で)。
そういえば、ちょうど某学会が2ヶ月後にありますが、それまでに24kg減を目標にしたいと思います。とりあえず、毎日朝測定した体重・体脂肪率と前日の食事内容を公開することにします。
皆様からの暖かい応援メッセージお待ちしております。

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2006/07/13 | ダイエット?

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コメント/トラックバック (12件)

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  1. その名の通り自己破壊的!
    ずばりロテ職人さんにはダイエットは無理です。きっと。またすぐ太っちゃう。だーってダイエットしてない時に80㎏まで太っちゃうんだもん。そうとう食べてるよ。「継続的な食生活の改善と体質の改善が最優先だというのはわかっております。」って最後に書いてあるじゃないですか。
    わかっちゃいるけどできないってことは自己管理できないっちゅーことで、
    奥さんにちゃんと食事管理してもらうのが一番だと思います。

  2. >自己破壊的ダイエット再開します!
    えっとー、健康科出身の私に
    これは「ダイエット」とは呼べないので、
    個人的に
    「緩慢な自殺再開」
    と読ませていただきました。
    生きて9月お目にかかりましょう。

  3. >「緩慢な自殺再開」
    うわっ、千尋姐さん、鋭っ!
    「こころの科学」の自傷行為の特集なんか見ると、これは「広義の自傷行為」に入るみたいね。
    Tarzanを毎号買って勉強してくださいw

  4. なんだか壮絶なことになっておりますね。
    でもこのノリはなんだか危険なような。
    私も経験がありますが、医療系で働くとどうしても「早飯早グソ(失礼)」「結論を言え!結論を!」「早くカルテ回せ!」等、医療現場特有の雰囲気がストレスになります。
     それにプラスして「やせねば!」という負荷をかけるのは、いかがなものかと。
     私は逆に「リラックス」をオススメしますよ。ご飯を食べるときにも、たぶん肩に力が入ったままになっていることでしょう。食べる時間は短くとも、その間だけでも「この大根は太陽が育てたんだな・・・」等、自然について考えて見ましょう。
     私は勤務先で畑をしていますので、食べるときにも「この白菜は今日採ってきたの」等の話をしながら食べていますが、畑のイメージやめぐみの雨のイメージが浮かんでくるだけで食べる速度がゆっくりとなるものです(←ここ重要)

  5. だめです!
    ケトーシスになっちゃうよ。

  6. >あままさん
    コメントありがとうございます。
    > だーってダイエットしてない時に
    > 80㎏まで太っちゃうんだもん。
    > そうとう食べてるよ。
    食べてますね。
    > わかっちゃいるけどできないってことは
    > 自己管理できないっちゅーことで、
    確かにその通り。
    > 奥さんにちゃんと食事管理してもらうのが
    > 一番だと思います。
    妻に4時起きで弁当作れと?それはさすがに言えません。てか「無理しないでね」と言っておりますよ。

  7. >千尋さん
    > 「緩慢な自殺再開」
    多分そうですね。
    …てかこういうところで自分の内面的な問題を披露したくはないですし、そういう場ではないので詳しくは触れませんが、きっとそれなりの問題は抱えているのだと思います。
    とりあえず9月までは生きてるはずです。

  8. >takashiさん
    > 「こころの科学」の自傷行為の特集なんか見ると、
    > これは「広義の自傷行為」に入るみたいね。
    ネット上での情報のみに基づいてアセスメントできるなんてステキな(ry

  9. >家族心理.com管理人さん
    > でもこのノリはなんだか危険なような。
    私もそう思います。
    > 医療系で働くとどうしても「早飯早グソ(失礼)」
    > 「結論を言え!結論を!」「早くカルテ回せ!」等、
    > 医療現場特有の雰囲気がストレスになります。
    うちの職場はそんなことないです。そういう意味では幸せだと思います…が、仕事量とあと通勤時間がネックです。どこか他に就職先がみつかれば、かなりの部分は解消されるような気もするのですが。
    > 畑のイメージやめぐみの雨のイメージが浮かんでくるだけで
    > 食べる速度がゆっくりとなるものです(←ここ重要)
    つーか、自宅の庭が畑になっておりまして、この時期、トマト・キュウリ・トウモロコシ・ナス・スイカ・ブルーベリー等、新鮮な作物が食べ放題だったりします。
    この辺も環境的には恵まれているなぁとは思います。
    やっぱり職場かぁ…。

  10. >ミナミノシマさん
    食物摂取をどの程度まで制限するとケトーシスになるんでしょうか?マヂで知りたいです。

  11. 本当、どのぐらい絶食するとケトーシスになるでしょう。そんなの習ったことないなぁ。
    人工的な飢餓状態ってことですからねぇ……とりあえず、だるーくなって吐き出したら、点滴してもらってください……。
    絶食患者さんの管理について、数週間や数ヶ月の絶食ではビタミンは枯渇しないはずですが、ビタミンB群なんかは足りなくなるとウェルニッケ脳症になりますから要注意ですよね。(痴呆の重要な鑑別疾患ですね)
    お酒飲む人は、お酒ばかり飲んで他の栄養取らないから、なることが多いとされています。
    ビタミンや無機質が不足しないよう気をつけてくださいね。(少なくともうちの病院では、数日以上の絶食にするときは総合ビタミン剤と無機質を補充するようにしています)
    それから、ときどき血液検査をしてもらってくださいね。臓器障害が出てからでは遅いのです!
    しかし、脳の萎縮は血液検査できないからなぁ……。
    ニンテンドーDSの「脳トレ」でも毎日やって、脳年齢公開するのはどうでしょう?!
    でもできれば、ダイエットはゆっくりがいいと思いますよ~……。(無駄な説得?!)

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