Home > 雑記 > 【傍聴】裁判長!ここは懲役4年でどうすか【したくなった】

【傍聴】裁判長!ここは懲役4年でどうすか【したくなった】

  • 2006-07-21 (金) 23:30
  • 雑記

※このエントリはエロとか違法モノとかに嫌悪感を感じる方は読まない方がよいかもしれません。ついでにこのエントリは違法な行為を助長することを目的としたものでもありません。むしろ逆なんですが、それでも読んで不快な思いをされたらごめんなさい。
長女が生まれる前まで、愛読してた雑誌があります。『裏モノJAPAN』って雑誌なんですけど…知ってますか?
アングラ系というか正に裏モノ系の雑誌でして端的に言うと有害図書ですね(エロ企画も満載ですしね)。たぶんコンビニでは売ることはできないレベルの雑誌である気がします。
なので、娘が生まれてからは購入するのは避けてるのですが…暇な時には書店で立ち読みをしたりします。
具体的にどんな内容の雑誌なのかと言いますと…最新号はこちら↓

裏モノJAPAN (ジャパン) 2006年 08月号 [雑誌]裏モノJAPAN (ジャパン) 2006年 08月号 [雑誌]

鉄人社 2006-06-24
売り上げランキング : 39260

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

特集 ヤクザまる裸!現役50人に聞いた極道の素顔、好きなタレントから組長に言えない秘密まで/今月の裏モノリポート-超穴場!僧侶専用出会い系サイトがオイシすぎ/駐禁取締りの民間監視員から逃れる方法

バックナンバーもなかなかアレな感じの内容になっております。

裏モノJAPAN (ジャパン) 2006年 07月号 [雑誌]裏モノJAPAN (ジャパン) 2006年 07月号 [雑誌]

鉄人社 2006-05-24
売り上げランキング : 278543

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
裏モノJAPAN (ジャパン) 2006年 06月号 [雑誌]裏モノJAPAN (ジャパン) 2006年 06月号 [雑誌]

鉄人社 2006-04-24
売り上げランキング : 330323

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
そもそもキャッチコピーが「体験ベースの欲望追求・娯楽雑誌」ですから。やっぱ有害図書です。
で、その中で結構楽しみにしていた連載がありまして、それをまとめた文庫が出ているのを発見しました。こちらです。
裁判長!ここは懲役4年でどうですか裁判長!ここは懲役4年でどうですか
北尾 トロ

文藝春秋 2006-07
売り上げランキング : 2715

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
Amazon.co.jpの商品の説明からコピペ

ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる。殺人、DV、詐欺、強姦…。突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。「こいつ、絶対やってるよ!」と心の中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。



ということで、裏モノ系のライターが、野次馬根性にもとづいて司法についての知識ゼロの状態で裁判の公判を傍聴しはじめてからの記録です。
帯には「離婚、DV、強姦、詐欺、殺人、強制わいせつ・・・真にリアルな人間ドラマは、裁判所にある。面白すぎ」とありますが、まさにそんな感じ。
はっきり言って視点は不謹慎です。野次馬根性で「他人の不幸」「他人の悲劇」を鑑賞しているわけですから。その辺の批判は単行本版のレビューにもいくつか書かれています。

裁判長!ここは懲役4年でどうすか―100の空論より一度のナマ傍聴裁判長!ここは懲役4年でどうすか―100の空論より一度のナマ傍聴
北尾 トロ

鉄人社 2003-11
売り上げランキング : 164554
おすすめ平均
Amazonで詳しく見る
by G-Tools
でも、確かに面白いのです
私は法律に関しては(とりあえず自分の専門に関わること以外では)全くの門外漢ですし、傍聴もしたことはありません。裁判の制度や関連する専門用語もよくわかりません。そういったレベルの人間にとっては勉強になる部分もあります。で、何よりも裁判というのがどんなものなのか、傍聴したことのない私みたいな人間にもその様子が生々しく伝わってくるのです。
我が国では近く裁判員制度を導入することが決まっております。
参考:裁判員制度 – Wikipedia
文庫版の解説で直木賞作家の角田光代氏も述べているように、もし自分のところに裁判員の役割がまわってきたとしても、この本を読んでいればそれほど困惑しないのではないのかと思います。てか、これ読んで一度傍聴してみたいという気にもなってきました。恐らく同じ感想を持たれる方は少なくないはず。
単行本では続編も出ております。
気分はもう、裁判長気分はもう、裁判長
北尾 トロ

理論社 2005-09
売り上げランキング : 9256
おすすめ平均
Amazonで詳しく見る
by G-Tools

身近で小さないざこざから、窃盗・サギ・殺人にいたるまで―。法廷を覗けば、どんな事件にも人間ならではの底知れぬドラマがある。「裁判なんて、カンケーないよ」というきみを、スリリングでエキサイティングな傍聴の世界へご招待しよう。中学生以上。

さらりと読める内容ですし、でも色々考えようと思えば色々考えられる内容です。
興味を持たれた方は是非とも読んでみてくださいな。マジお薦めです。

1日1回応援クリックよろしくです学問・科学ランキング

ランキング参加中!クリックお願いします→人気ブログランキングへ にほんブログ村 科学ブログ 人文・社会科学へ

コメント (Close):2

teto2005 06-07-22 (土) 18:22

 ううう、おもしろそう。文庫、さっそくAmazonカゴに入れました☆
 裏モノJAPANは一乙女として、読んだことはありませんが、なかなか取材側にも迫力と根性のいる内容満載のようですね・・・。臨床家として一読の価値ありかしら・・・。
 でも、臨床家として仕事をしていると、一般に「違う世界」と思われているようなところでも、本当に日常と隣り合わせなのだなと思ったりすることがあって、何に対してもあまり驚かなくなってきますよね。

ロテ職人 06-07-22 (土) 23:26

>teto2005さん
お買い上げありがとうございます。
乙女には『裏モノJAPAN』はキツイっすよね。でも実際面白いので、機会があればご一読をお薦めいたしますよ。
> 臨床家として仕事をしていると、
> 一般に「違う世界」と思われているようなところでも、
> 本当に日常と隣り合わせなのだなと思ったりすることがあって、
> 何に対してもあまり驚かなくなってきますよね。
そーなんですよね。
ご紹介した北尾トロ氏が書かれている内容も、あまり非日常って感じがしなかったのは、きっと自分の毎日が非日常に近いところにあるからなのではないかと思ったり。

Home > 雑記 > 【傍聴】裁判長!ここは懲役4年でどうすか【したくなった】

ブログ内検索
RSS 臨床心理学ニュース
2011年売れ筋ランキング
Amazon.co.jp 経由で購入可能です

第 1 位

精神科臨床における心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

第 2 位

発達障害とパーソナリティ障害―新たなる邂逅 (現代のエスプリ no. 527)

石川 元 (編集)

やっぱり発達障害関連本は強い。こちらは特に精神病理学の観点から語られており、興味深いです。Amazon.co.jpではプレミア価格がついてしまっているのが残念。

第 3 位

日本版WAIS‐3の解釈事例と臨床研究

藤田 和弘 (編集), 大六 一志 (編集), 山中 克夫 (編集), 前川 久男 (編集)

WAISを使う全ての人に

第 4 位

心理学の「現在」がわかるブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
ブログステータス


RSSリーダーで購読する

Google Readerへ追加

Subscribe with livedoor Reader
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 科学ブログ 人文・社会科学へ
にほんブログ村



あわせて読みたいブログパーツ
フィードメーター - ロテ職人の臨床心理学的Blog

スカウター : ロテ職人の臨床心理学的Blog



ケータイ閲覧用

Return to page top