- 2006-09-28 (木) 7:00
- 資格問題
世間的には新内閣発足ということで、閣僚の顔ぶれなんかも気になるところではありますが、こちらの方でも何か動きがありそうな感じ。
衆議院議員 かもした一郎氏のブログ、昨日のエントリ、再び!にこのようなことが書かれておりますよ。
皆様から多大な励ましを頂きながら、その期待に応えられなかった臨床心理士及び医療心理師の国家資格化を目指し、再び動きがあります。
今回の臨時国会の会期中に、文部科学委員会、厚生労働委員会のどちらかで成立出来るよう不屈の心で頑張ります。
応援をお願いします!
「今回の臨時国会の会期中に」とありますね。障壁は多いと思いますが、果たして実現するのでしょうか?
日本臨床心理会事務局長の平野学氏がコメント欄に書き込みされているあたりをみると、確かに動きはあるようです。
私も陰ながら応援したいと思います。
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コメント (Close):6
- まったりねこ 06-09-28 (木) 6:53
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おぉ~!ロテ職人さん、さすが情報が早い!
この前の日心臨大会国家資格説明会でも「水面下で色々動きがある」と言っていましたが、それがここにきて段々浮上してきているみたいですね。
まだまだ難題は多いと思いますが、これからも引き続き流れを慎重に見守りながら、私も私なりのスタンスで応援していきたいと思います。 - ロテ職人 06-09-29 (金) 8:23
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>まったりねこさん
コメントありがとうございます。
> これからも引き続き流れを慎重に見守りながら、
> 私も私なりのスタンスで応援していきたいと思います。
ですね。
私も同じような方針でいきたいと思いますよ。 - 桜咲く 06-09-29 (金) 20:13
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心理専門職に関する国際シンポジウムにも是非参加してください。
新しい流れが始まるかも・・・。 - 桜咲く 06-09-29 (金) 20:14
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心理専門職に関する国際シンポジウムにも是非参加してください。10月9日@東大
新しい流れが始まるかも・・・。 - ロテ職人 06-10-05 (木) 20:40
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>桜咲くさん
コメントありがとうございます。
行きたいんですけどね~。行けないんですよねぇ~(泣
家庭の事情でして、これはもういかんともしがたい。
誰か行く人いたらレポお願いしますです。 - 匿名 06-10-10 (火) 2:28
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国際シンポ行ってきました!
冒頭は、河村議員からのビデオレターでした。
昨年に法案に反対声明を出していた、
精神科診療所協会、精神神経学会からも、来賓がありました。
反対は反対のようですが、
話ぐらいはしようと思ってくださっているようで、
質疑応答の際には、発言がありました。
よく来てくださったと思います。
今後も対話が必要のように思います。
心理学諸学会連合からも、理事長が挨拶に来ておいででした。
条件つきながら、2資格1法案を支持してくださるのは、たしかなようです。
招聘外国人の先生方の中では、
とりわけPritz博士のご発言が印象に残りました。
Pritz博士は、欧州心理療法協会の事務局長で、
心理専門職の資格化について、豊富な経験をお持ちだそうです。
また、フロイトの名を冠した、ジクムント・フロイト大学を最近、創設したとのこと。
精神科診療所協会の先生から、
「医療心理師だけかと思っていたら、
臨床心理士も全部医療に入ってくるのか、
という驚きがあって反対した。
我々も心理職に独自の専門性があることは認めている。
医行為は一部だと言っている。」
とのご発言があった際に、Pritz博士が、
「下に兄弟ができたときの状況に似ている。
これまでと何もかも同じというわけにはいかないが、
そのうちよい遊び相手に育つだろう。」
とおっしゃったのが、印象に残りました。
また、
「精神科の医師の専門性は高く、
それに対して、我々は十分な敬意を払わなければならない。
しかし、我々もまた、それと同等の敬意を求めたい。」
ともおっしゃっていました。
また、産業医の先生から、
「自殺者3万人という中で、医療につながっている人は約3割。
産業医と仕事をしていて、
臨床心理士と産業カウンセラーが、医療につなぐという役割を、
よくやってくれていると感じている。
医療の枠組みがもっと広がればよいのだが、医療というのはそう簡単に広がっていかない。
医療の中での心理というだけでなく、
医療の外での心理職が、医療につないでくれる、という点が、
今後、重要ではないか。
医療の外にも心理職がいることのメリットについて、
海外の先生方にもうかがいたい。」
とのこと。
ここでも、Pritz博士が、
「医師は疾病をみる。
心理職は情緒に対してアプローチする。
近いところで聴いてもらっていると思ってもらえる。
病気でなくても、情緒に障害を感じれば、
専門家にかかってよいんだと思ってもらえることが、メリット。」
またKinderman博士(リバプール大学教授)は、
「イギリスでは、心理職を国家資格化して、
自殺率が下がった」
とのこと。
精神神経学会の先生から、
「心理職が医療以外にいた場合、
医療が必要な人に会ってしまうことがありうる。
そういう場合、諸外国ではどうなっているのか?」
との質問。
「これは私たちの国でも、もめた。
身体的な疾病が考えられる場合には、
医師に紹介しなければならないという条文を付けた。
しかし、医師の指導・監督を受けなければならないという条項はない。
また、こちらも医師に紹介する義務があるのだから、
医師もまた、情緒的なケアが必要な人は、
心理士に紹介しなければならない、
という義務を定めるよう条文を入れさせた。
お互いに相手の領分を侵してはならない。」
また、
「アメリカで、
心理職にも、薬の処方権を与えようという話が出て、
製薬会社は乗り気だったが、
私は、心理職はそのようなことを考えるべきではないと思う。」
とのこと。
そして終盤、医療ソーシャルワーカー協会の方の発言が、
特に印象に残り、感動しました。
「まるで自分たちの30年前を見ているよう。デジャブーを感じる。
自分たちのときも、2つの資格を創ると国から言われた。
社会福祉士と医療福祉士。
医療の中と外は別物だから、2つの資格が必要だと国が言う。
自分たちは同じことをやっているのに、どうして2つ?と思った。
国家資格が何をもたらしてくれるのか。
私たちの中にも、未だに、医療行為ということでいいから、
国家資格を、というグループがある。
彼らの求めているのは待遇改善。
しかし、待遇は私たちの実力に伴ってついてくるもので、
国家資格化したからといって、待遇は変わらない。
で、待遇改善でないとすると、
国家資格がもたらすものは3つ。
1つは、名称。2つは、業務内容。これはいい。
しかし、3つ目。養成課程。
たとえ一部でも医行為が含まれるとなると、
それは、医学中心の養成課程になる。
国家資格の科目は13科目とだいたい決まっているので、
専門を削って、4割近くが医学系科目。
自分たちは話し合った。
そして、その話を断ったんです。
(注:そのため当時、社会福祉士だけが成立。
今でも、精神保健福祉士はいるが、
精神科以外の医療ソーシャルワーカーは、
無資格状態。)
自分たちのアイデンティティはソーシャルワーカーだ。
医療のことをやるわけではないのに、
医学中心の養成課程が残されてしまうのはどうか。
自分たちは、どういうことをして患者さんの役に立ちたいのか。
その後も何十年も戦ってきた。
私たちが死んでから、もしかしたらそういう資格
(=医療職でない福祉専門職の医療ソーシャルワーカー)
ができるのかな、と思っていた。
病院は海だ。海で泳ぐには魚でないと、と国は言う。
しかし、自分たちはイルカだ。姿は似ていても哺乳類なんだ。
白衣を着ていて患者さんに会っていても、
医療職ではないんだよ、と思い、そう言ってきた。
しかし、今年の春に、突然、
日本医師会が、社会福祉士という資格で医療の中に入ってもいい、
診療報酬も算定する、と言い出した。
長い間の矛盾はこれで解決はするが。
突然のことで。」
とのこと。
感動しました。
待遇改善のための国家資格化、と考えていると、
やはり後でいろいろ後悔しそうです。
また、医療職以外のアイデンティティを求めるなら、
このぐらいのつもりでならなければいけないのだな、
と思いました。
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