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臨床心理学徒にとって必要な「研究能力」とは?

あんまり狭く定義する必要はないと思うんですが…。
つきつめて考えると「論理性」と「独創性」ってことだけで十分なような気がします。
論理的に破綻していなくてどこかに独創性があれば、研究というのはそれで成り立つと思うのですがね。


誰もがノーベル賞級(権威ある賞ってーとそれくらいしか思い浮かばない自分がアレですが)の仕事ができるわけじゃないでしょう。それでもどこかに独創性があれば、その研究をする意義というのはあるはずですし、臨床心理学視点を外さなければ必ずどこかで臨床に繋がる可能性は見いだせるのではないかと思います。
で、そう考えると心理臨床の現場の人間が研究をすることは十分可能ですし、何らかの意義のある研究はできるのではないかと思うのですよね。
他の分野の話がどうとか関係なく、「臨床心理学徒にとって」の研究はこの程度のものでも十分価値があるんじゃないでしょうか。
・・・・・・・・・・・・
というのはある場所で読んだ文に対する反論といいますか、影響されて書いてみた文なのですが、今回あえてリンクを張りませんでした。だって議論にならないので
こちらでの問題提起を無視して持論だけを展開されても、それは議論とは言えないのではないですかね?
少なくともこちらが書いた文を読んでいただいた上で、始めて「議論」が成り立つのではないかと思った次第。
わかりにくくて申し訳ありませんです>読者の皆様

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ミラノ 06-11-03 (金) 23:45

もし違ったら申し訳ないのですが。
これって少し前に紹介されたもののつづきのエントリのことでしょうか?
それでしたら僕も読んだのですが・・・。
なんというかなんで臨床心理の研究事情について良く知らず、知ろうともしない人ほど臨床心理の研究について語りたがるんでしょうかね・・・?
臨床心理の研究ってなんでそんなにイージーなものって思われやすいんでしょうか?
なんかそういうやりきれない思いがしますね。
あ、もし例のエントリと違うのであれば本当にすみません。

ロテ職人 06-11-03 (金) 23:57

>ミラノさん
> これって少し前に紹介されたもののつづきの
> エントリのことでしょうか?
その通りです。それだけご理解していただければ何も言うことはないです。
ほんと…「やりきれない思い」ですね。

デスマ 06-11-06 (月) 0:00

> つきつめて考えると「論理性」と「独創性」
> ってことだけで十分なような気がします。
問題は、その「独創性」の程度というか、
中身の問題のような気がします。
修士レベルでは、それほど「独創的」ではなくとも、
まだ誰も手がけていない内容であって、
論理的に破綻が無く、
心理学研究の作法が守れて、論文の呈をなしていれば、
一応OKなのではないかと。
逆にすごく独創的だったとして、
従来の心理学研究の手法から著しく逸脱しているようなものだと、じゃあ、
「その人間は、
心理学の世界で一般的だとされる作法を用いて、
論文が書ける人間なのかどうか」
を、別の機会に審査しなければならなくなります。
修士課程の段階で必要とされるのは、
自分の研究しようとする分野の先行研究を
一通り適切に網羅することを通して、文献調査能力を備えつつ、
これまでの研究を概観した上で、
ほんのちょっと先に進めていく、
そういう手堅さなのではないでしょうか。
(もっとも、そのレベルにすら届かない「修士論文」は、
落としたほうがいいと、私も思います。)
最低限、そのレベルの能力を、修士課程のうちに備えておかないと、
修了後に学会に出ても、
例えば、そこで誰かが発表していた内容が、
自分の現場にも応用できるであろう内容なのか、とか、
そういうことを判断する能力も無ければ、
これまでの研究を踏まえつつ自分の考えを発表する、という、
そういう能力もない、
そういう臨床心理職ってことになってしまいます。
その人は、人から受け取るだけで、
他の仲間に自分の知見を提供するだけの能力もなければ、
他の仲間から受け取る能力すらも怪しい、という、
そういう人になってしまい、
それでは、「現場的」な臨床心理職としてすら、
勤まらない人になってしまいます。
現在一般的だとされている方法論を
根底から覆すような研究をしたければ、
修士号を取ってから、自分のライフワークとしてやるか、
あるいは、そういう独創性は、
博士論文作成において発揮されるべきではないかと思います。
リンク先の廣中氏は、
暗にそういう博士レベル以上の
独創的「研究」のみを研究と考えているから、
臨床心理士の多くは研究能力を備えていないし、
臨床系の大学院教育はまともではない、
そして臨床職にはそもそも大学院教育は不要というような、
そういう意見になるのではないでしょうか。
カットオフポイントが高すぎるように思います。
その結果、
博士課程以上レベル以上ではない研究能力は、
糞も味噌も一緒にされているように、私には見受けられます。
私の考える心理臨床職に最低限度必要な「研究能力」は、
必ずしもそこまでの独創性を備えた「独創的」研究能力ではないが、
しかし、「一般大卒レベル」や「感想文レベル」とは一線を画した、
「論理性」を踏まえ、少しは「独創性」もある、
そういう「研究能力」です。

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