- 2006-11-14 (火) 7:30
- 臨床心理学
昨日のエントリ、いわゆる「問題教師」「指導力不足教員」の再教育についてにコメントありがとうございました>ダックスさん・10月さん・経験者さん・ぱぴおさん
確かに内地留学で教育学系(あるいは臨床心理学系)の修士課程にいらっしゃっている先生方の中には優秀な方がたくさんいると思います。実際に私もそういう方々とお会いしたことがあります。
ただ…これは私の経験上の話であり、かつ私の主観でしかないのですが、「え?」と思うような方も中にはいらっしゃるようなのですよ。
そういうのは数例、耳にしたことがあるのですが(というのはつまり伝聞です)…
…例えば、現役教員の学生さんで、なんといいますか空気が読めないと言いますか…それで下手に年をとってしまっているものだから、大学院の教員も他の学生さんも扱いかねて…結局、臨床心理士指定大学院であり、内部に相談室もあるんだけれども、まともにケースも持たないまま(他の学生は1~2ケースは担当する)修了してしまう…で、臨床心理士資格ゲット!という話を私は聞いたことがあります。
本人は非常にやる気があるんだけど、やる気があるだけじゃ困りますよね。他の人の話はちゃんと聞いた方がいいし、指導にも耳を貸すべきなんだけど、それができない。
なんと言いますか「臨床心理士なりたい子ちゃん」と非常に似たような印象を受けるのですよね。
あと、実際に私があるケース検討会に出た際に、教員で臨床心理士資格をとったばかりの方(内地留学経験者)の発表があったのですが、「???」と頭の中がクエスチョンマークだらけになってしまうような発表をだったのですね。ここでその内容を具体的にお話することはできないですし、これに関しては私の方がおかしいのかもしれませんし、あるいは責任はその発表者ではなく指導をした大学の教員の問題だったのかもしれません。
で、そういう人たちもひょっとしたら現場に戻ればまた「優秀な教員」である可能性は多々あるとは思います。
ただ…06/11/08のエントリ、ウソついてまで資格欲しいもんかなぁ…でも述べたように、少なくない数の教員が「資格取得後は教員を辞めます」とウソをついて臨床心理士資格をゲットしているという現実もあるわけじゃないですか。そういう回答をせざるを得ないような質問をする面接官(あるいは資格認定協会)が一番悪いのはもちろんなのですが、資格取得後にその資格をどう活かしていくのか説明できない教員が果たして「優秀な教員」なのか?という懸念?を私は未だに払拭することができないのもまた事実なのです。
・・・・・・・・・・・・
で、タイトルにもあるようにその本質は「再教育」なんてことではなく「やっかい払い」なのではないか?と私は思っておりました。
私も修士課程で問題教員の再教育ができるなんてことはこれっぽっちも考えていません。「臨床心理士なりたい子ちゃん」的な教員をとりあえず修士課程に行かせる間は現場から離すことができる…という程度の「やっかい払い」です。
少なくとも今回コメントいただいた皆様のお話をうかがう限りでは、内地留学をされている先生方は「優秀な教員」であると言えるのでしょう。私もほとんどの方はそうだと思います。
でも、私が知っている何人かの内地留学経験者が「優秀な教員」であるとしたら、果たして「優秀な教員」の定義って何?と思ってしまう私もいるのです。
引き続きコメントいただけたらありがたく存じます。
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コメント (Close):3
- ダックス 06-11-14 (火) 11:59
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ロテさん
>…例えば、現役教員の学生さんで、なんといいますか空気が読めないと言いますか…
それで下手に年をとってしまっているものだから、大学院の教員も他の学生さんも扱い
かねて…で、臨床心理士資格ゲット!という話を私は聞いたことがあります。
→(自分のことは棚に上げて恐縮ですが…)援助する側なのか、援助される側なのか…???と考えさせられる方もいるというのは否定しません。もし私がお世話になる立場になったとしたら(そういう場合もあり得ますから)、その方の援助はちょっと…つらいなーという場合はあります。そういう方は、臨床心理学に、自分自身の救いを求めておられるのかもしれない(と言ってしまうと言い過ぎなのかもしれません)なあとも感じるのです。
>本人は非常にやる気があるんだけど、やる気があるだけじゃ困りますよね。他の人の話 はちゃんと聞いた方がいいし、指導にも耳を貸すべきなんだけど、それができない。
なんと言いますか「臨床心理士なりたい子ちゃん」と非常に似たような印象を受けるので すよね。
→同感です。
>あと、実際に私があるケース検討会に出た際に、教員で臨床心理士資格をとったばか
りの方(内地留学経験者)の発表があったのですが、「???」と頭の中がクエスチョン
マークだらけになってしまうような発表をだったのですね。
→どんな内容だったか、気になるところですが、あり得ることかもしれません。ただ、教員で臨床心理士だからということなのでしょうか。「???」の発表をされた臨床心理士が、たまたま教員だったということなのでしょうか。
>で、そういう人たちもひょっとしたら現場に戻ればまた「優秀な教員」である可能性は
多々あるとは思います。
→「そういう人たち」というのは、学校現場でも「優秀な教員」という認識ではないと(個人的には)思うのですが…。各県教委にもよるでしょうが、教育委員会や所属長から「県の教育に貢献してもらいたい。内地留学に行ってみないか」と要請のあった教員(私の直接存じ上げている方はこれに該当すると思います)と、ある程度本人の希望で内地留学された教員と、内地留学にも、いろいろあるようには感じますが…。 - sawapi 06-11-14 (火) 22:00
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現職教員の内地留学の話題が出ていますので、書き込みします。
私も全都道府県の状況はわかりませんが、内地留学の状況は各県教育委員会の派遣という形であるため、希望制であれ、選抜制であれ、何らかの形で選考試験があるように聞いています。つまり行きたいと手を挙げただけでは内地留学の候補になれないと。なのでまず問題教師や指導力不足の教師が選ばれることはまず無いと考えます。
ただし、私の主観ですが、内地留学に選ばれる教師が生徒の指導に対して優秀かというとそれば疑問で、いわゆる研究職の強い人であるとか、管理職候補で生徒指導より教師指導の意図が強い人が選ばれるような気がします。そのため本来臨床心理士を目指す人は臨床(ここでは生徒支援ということになると思います)に力を注いでいる人が行くべきであると考えますが、そのような人ほど現場で頑張っていて、選考になると管理職に沿った考え方をしている人や研究方法に長けている人が内地留学への切符を取ってしまい、現場レベルで本当に派遣したい人は難しくなってしまうのではないでしょうか。
また教員の悪い部分として、どうしても人を見下してしまうところがあり、学生として学ぶ姿勢を持たなければならないのに、人の話が聞けない人って多いですよね。私も気をつけているつもりですが、閉鎖された社会なのでもしかすると一般常識が無くなっているかもしれません。もしかすると、現職で院に行く人は偉くなりすぎて普通の感覚がなくなってしまっている人が多いのかも。
私なりの感想になってしまいましたが、私自身もこれら内地留学を目指しているものとしていろいろな情報を得ていますので、感想が現実とかけ離れていることはないと思います。ほかにもいろいろ貴重なご意見をお聞かせ下さい。 - のぶた 06-11-21 (火) 12:08
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はじめましてのぶたです。
指定大学院へ現職派遣中の小学校教員です。
人によりけりだと思いますよ。
コストとか、教育委員会の目が届かないことを考えれば、再教育としての大学院派遣はあり得ません。なぜならば研究予算として県は1人あたり20万弱を計上しています(本県の場合)。まして、教育委員会の目が届きにくい大学という環境に放り込むことは、再教育の効果は望めないでしょう。再教育というのは脅して緊張感をもたせる意味と、本人の意志で辞めてもらうのを待つ意味があるのですから。(これはあくまで私の私見)
臨床心理系のコースにはいませんが、事実上の戦力外通告だったり、遊びに来たりしている方は確かにいらっしゃいます。
それも県によって事情はまちまちで、本人の希望か派遣かも県によって違います。
そもそも「優秀な教師」とは何かも実に曖昧なもので、立場によっては(教育委員会・子ども・保護者・政治家など)様々な優秀な教師像があります。
あくまでコメンターの方の周りにいる現職派遣の人々にそういう人が居るとか、うちの県ではこういう事情がある、と限定的に述べるべきであって、修士課程には1000人超の教師が在籍するのだから(文部科学省,1994)、いろんな人がいるのは自然だと思います。
「ウソをついてまで資格…」は臨床心理士認定協会が教師に資格を与えたくないという事情と、臨床心理士が国家資格でもないのに業務独占をしようとしている現実があるからでしょう。心理的な援助をしたい教師はウソでもつかなきゃ限定的にしか心理援助に携われないわけじゃないですか。
教師が学校でのみ心理援助を行おうとしているか否かも、人それぞれでありましょう。















