- 2006-12-28 (木) 22:00
- 臨床心理学
久野能弘氏のブログ、久野能弘の日記の本日のエントリ、ときに800を越えるこのブログへのアクセスがありますと・・・にこのようなことが書かれておりました。
世代の古いわたしとしてはPCについての基本的な教育を受けていませんので情報がどのように流れていくか、皆目わからないのです。特に守秘義務の遵守について怖ろしく知識を欠いた自分を発見して、このところ自戒の念にかられています。院生達や息子娘から日々総攻撃を喰らっているのです。
…えーと…クライエントの許可を取って書いていたわけではなかったんですね。
これってPCについての基本的な教育を受けたとか受けてないとかの問題ではないでしょう。PCについての知識の問題ではなく臨床家としての倫理観が欠如しているということなのではないでしょうか?
ネットでの情報の流れとか関係なく、守秘義務をおっていない不特定多数の人が聞いている場所で、普通ケースの話はしないでしょう。それが臨床家としての基本的な倫理観ってものではないですか。自身の問題をPCの知識のなさというところにすり替えようとしているのではないですか?>久野氏
ついでにずっと以前からおうかがいしたかったのですが、ご自身の名前を明かした上でネット上で発言されてることについて、久野氏はどのようにお考えなのでしょうか?
誰でも閲覧可能であるということは、当然ご自身のクライエント、あるいはクライエントの関係者も閲覧している可能性があるわけです。そういうことがご自身の臨床実践に影響を与える可能性というのはないのでしょうか?
久野氏が書かれている内容を久野氏が考えているのと同じように他の人も理解するとは限らないわけです。ご自身の書かれていることを曲解される可能性がある中で、実名を出して様々な発言を繰り返すことは、ネットを離れた現実場面での臨床実践に少なからず影響を与えることもあるでしょう。
あるいは行動療法ではそういうことは問題にならないんでしょうかね?あるいは大御所だから関係ない?んなことないと思うんですけどね。
是非ともご本人のご意見をおうかがいしたいところです。
このブログにはトラバックの手段もあります故、忌憚無く批判を加えて頂くと有難いのです。日々投げかけられている院生からの批判だけでは心もとないのです。年の功といいますか狡さといいますか、学生達には結構わたしに言い包められてしまうところがあります。
ということですので、遠慮なく言及&トラックバックさせていただきます。
…以前、久野氏が当ブログのコメント欄で
行動理論あるいは行動分析ではたとえ反論であっても下らない意見に反応することはそのひとの行動を強化することになるのです。どうしようもない意見には反応しないのが良策だといいたかったのです。
と書かれていますが、私の意見は「下らない」ということで反応されなかったりして。あるいは私の行動が久野氏の問題行動を強化してしまうのでしょうか?
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- ちゃいか 06-12-29 (金) 8:12
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ロテさんが問題にされているのは、ネットが「守秘義務をおっていない不特定多数の人が聞いている場所」であることだと思っているのでこの書き込みはちょっと外れるとは思うのですが、最近ネットが「守秘義務をおっていない不特定多数の人が聞いている場所」という認識を持って行動出来ているのはごく少数だという話を、高校で情報を教えている人から聞きました。
PCに関する教育は関係ないとは思いますが(私もそんな教育は受けてませんし)、ネットがどのくらい「全く通りすがりの悪意を持つかもしれない人」や「今話題にしている話を見聞きして欲しくない人」と出くわすかもしれない場所だという認識への強弱は、確かにあると思います。
だからといって、誰かから倫理的にまずいんじゃないかと思われる言動をとる理由にはならないんですが、場の捉え方の問題もあるらしいですよということで。
だらだら失礼致しました。 - don 06-12-29 (金) 11:47
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ちゃいか様
ありがとうございます。文脈を読み取るということはとても難しいことですね。ロテさんにはたしかに誤解があるとおもいます。
でも誤解を与えるような記述をしていたわたしにも責任があるのです。わたしはブログを書くときには一々、クライエントやその保護者に了解をとっています。わたしが述べたかったのは過去にわたしが育てたひとびとや今育てつつあるひとびとに了解を得ているかどうかという問題なのです。師弟の間では確りとした通信の手段がありますので誤解はすぐさま訂正可能なのですが、わたしの記述が第3者にどのように受け取られるかには問題があるのです。
たとえば、臨床心理士試験の受験に際して、行動療法を前面に出すなとか、精神分析を攻撃するなとか、わたしの名前を出すなと言った指導はいわば面接に際しての戦略であり、その種明かしは公共の場ですべきではないということです。又最近の出来事ではあるOBが薄給にも関わらず資格を得る前から世話になっている勤務先の病院でお礼奉公として1年以上も働きつづけている彼の生き方に感動するあまり、給与の額までを書き込んでしまったなどのことです。これは明確に守秘義務にかかわることや国際学会にまで報告があり、臨床の上でも続々と成果を挙げている受験生が2時試験で落とされてしまったことに憤慨して、仲間ならその人と道程できるような記述をしてしまったことなどです。、院生やOBに指摘されてすぐさま訂正致しました。
誤解は多少ともとけましたでしょうか?わたしのブログに今後もどしどしご意見ください。 - くるぷ 06-12-30 (土) 18:04
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インターネット上の情報管理について調べていて、こちらのサイトをたまたま拝見いたしました。通りすがりですが、ひとこと、コメントしてもよろしいでしょうか。
お三方の議論を拝見しておりまして、私の興味を持っている問題と関係があるようにおもいましたので、久野先生にお聞きしたいことがあるのです。不適切な書き込みでしたら削除してください>ロテ職人様
患者さんと接する仕事ではなくても、私を含め、多くの仕事には取引先やお客様、関係者様との間に倫理的な守秘義務が生じていると思います。情報化社会の現代では、どこの企業でも、安易に仕事上知りえた情報をインターネットの掲示板に書き込みするなどの行為は厳しく規制されていることと思います。
ただ、アルバイトの学生が気軽にアルバイト先でのできごとをネットに流したりすることで多くのひとの心を傷つけたり、大変な社会問題になったり・・という事件はあとを断ちません。これは、情報管理についての知識や意識の未熟さが原因です。ロテ職人様や久野先生が書かれているように、「クライエント」を相手にお仕事なさる専門職の方には教育や資格取得の過程で、「守秘義務」ということが徹底されていると思いますが、一般の人にはその意識がまだまだ低いのが現状で、そのことによる事件や被害はまだまだ当分軽減されることはないように思います。
久野先生のコメントを読んで思ったのですが、「守秘義務」ということを常日頃心に刻まれている方でも、特定の方の特定の情報(守るように教育されてきた特定の内容)以外の守秘義務については想像を働かせることはむずかしいものなのでしょうか?義務というより、私sには他人への想像力や思いやりの問題に思えるのですが。年少者や、社会経験の少ない学生さんなどには、学校で教える必要もあるとおもいますが、かなりの社会経験を積まれた、福祉や教育に関わっておられる方でもご自分以外のひとの心を思い計ることはそんなにむずかしいものでしょうか?
お医者様などのお書きになった文章の中で、患者の情報が特定されるようなことはあってはならないというのはロテ職人様同様、全く賛成ですが、許可を得て書かれているのであれば、患者や同僚の心理学関係者の方の情報(研究者の方のお名前や所属など)は、無名の個人のサイトと違い、ある程度公になってもやむを得ないものと思います。個人が趣味でやっているサイトでしたら職場の同僚の名前などは例外なく仮名にすべきですが、久野先生のサイトの場合、そうしてしまうと情報価値が何もなくなってしまいますので・・・・。場合によっては学生さんであっても実名を出されたほうがよい場合もあるかもしれません。このあたりは、暗黙の了解があると思うのです。
ただ、私が気になるのは、その暗黙の了解に甘んじているうちに限界が不明瞭になり、心理学とは無縁の方の個人情報や、関係者であってもこのサイトで公開すべき内容ではない情報もごちゃまぜに公開されてしまっている点です。
クライエントの方の情報を不用意に特定するのは問題外だと思いますが、私は、久野先生が反省されてる「クライエントの守秘義務以外の守秘義務」についても不用意に公開することには<同じだけの>罪があると思っています。久野先生は「クライエントの方が自分のために自殺したら仕事をやめる」と公言されているようですが、インターネットの不用意な書き込みがもとでひきおこされた不幸な自殺(未遂を含め)を何件か見聞きしたことがあります。それくらい、影響力の強い、とりかえしのつかないことだと思うのです。
ブログを拝見しましたが、久野先生がコメント欄で書かれているような事例以外にも、たとえば、事務員の方の年齢や、お子様がおられないとか、ご自身や他の先生のお子様の職業や実績などを無防備に書かれる様子にはひやひやしてしまいました。
ほめている文章だからいいとお思いですか?
個人的なお知り合いについても昔の女友達ことまでかなり具体的に書かれていますが、この方々の個人情報はこのサイトの情報公開の主旨とは全く関係なく、他の先生方の実績や年齢を書かれるのと同様にここで公にしてよいものとは思えないのです。こういったことをお書きになるなら、匿名の個人サイトを作られるべきではないでしょうか?
ロテ職人様の誤解はたしかに誤解なのだと思いますが(よかったです)、これだけ無防備に移個人情報を垂れ流しにしているサイトから読み手が受け取る印象は、「このひと、なんでも書く人だなあ。怖いなあ。」です。
そこへ、「私は守秘義務を・・・」と反省されたら、ロテ職人さんのような理解をされても不思議ではないと思ってしまいます。
なので、内容は誤解であってもロテ職人さんの落ち度ではないと思いまして・・・・。
うまくいえず、まとまりのない文章で申しわけありません。私自身、身近なひとから個人情報をネットに流され、かなり精神的社会的ダメージを負った経験があります。友人には全く悪気がなく、むしろよいことをしたとすら思っている様子ですので、話し合いにならず、結果、私は友人をひとり失いました。私は私で取引先との関係にも家族関係にも支障を来し、その苦情をどこへ訴えることもできずにいます。
なぜ、他人が困るかもしれない情報を安易に世間に公開するのか・・・。その心理が理解できず、いろんな資料を調べてみたりしています。このサイトを見て、ある意味情報管理のプロの方であってもこういうことが起こるのだということを目の当たりにし、大きなショックを受けました。久野先生はいろいろと反省されたとのこと、本当によかったと思います。できれば、どのような言葉で指摘されたのか教えていただければ幸いです。友人にもわかってもらえるように私も勉強したいと思います。
最後に。
余計なお世話で恐縮ですが、とりわけお孫さんの情報や写真などは一切公開なさらないことをおすすめします。身内の情報管理に甘い日本人の弱点をついて、子供を狙った犯罪はインターネットの育児ブログなどを参考にしているのは悲しいですが現実です。 - don 07-01-03 (水) 10:23
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ロテ職人さんへ
クライエントの了解を得ていないとは一言も書いていないのです。もう一度わたしの記述をしっかりと読んでいてください。
わたしがブログに実名を挙げているのは自分の記述に対して責任を持ちたいからです。そのためにわたしの周辺の人達に多大な迷惑をかけていることも承知しています。今回の記述はそのような人達への謝りと反省からなっていたのです。
くるぷさんへ
ご忠告ありがとうございました。院生があなたの記述を教えてくれましたので、しっかりと世増させていただきました。どのような批判があったのかはわたしのメール個人的な通信ですので、それこそここに披露するわけにはいきませんがあなたが克明に記述してくださったことと殆ど同様の内容でした。














