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「議論のしかた」と「詭弁のガイドライン」 その2

07/04/26のエントリ、「議論のしかた」と「詭弁のガイドライン」 その1の続きです。
議論する人…というかネット上で書き込みをされる人なら必読の議論のしかた、またまたコピペしつつみていきますよ。
・・・・・・・・・・


6. 意見の述べ方 より
基本的に議論は

1. 問題提起

2. 問題に対する回答

3. 回答に対する質問

4. 質問に対する回答

という形式で進むわけですが…

回答には必ず理由が添えられていなくてはなりません。「なんとなく思うから」ではいけません。なぜそう思うかを聞きたいのですから。議論の場合、重要なのは答えではなく理由です。その理由を「なんとなく」ではなく自分の言葉で語って初めて意味のあるものになるのです。

そうなんですよねぇ…「なぜそう思うのか」という理由がないと、相手には何も伝わらないと思うので、私もそれは心がけております。てか、論文なんかを書く訓練の中で、必ずそういうことは言われると思うのですがね。
で、「文脈から読み取れ」とか「普通はそんなこと言わなくてもわかる」とか「頭のいい人だったら伝わるはず」なんてことを言う人もいるかもしれません。
確かに仮説はいくらでも立てられると思うのですよ。でも結局仮説はどこまでいっても仮説じゃないですか。
貴重な時間を費やして議論するのだから、わざわざその根拠も危うい仮説を立てさせるよりは、自分で「なぜそう思うのか」を言った方が早いんじゃないでしょうか。そこで「文脈から読み取れ」とか「普通はそんなことわかるだろう」(しかし…普通って何?一般的とか…ねぇ…)というのは傲慢なのではないかと思うのですよね。

ある意見に対して質問が出た時、それに対して回答も訂正も撤回もしないのなら、元の意見は基本的に納得できないものとして扱われます。納得できない意見は納得する理由が現れるまでは無視されます。つまり、質問に対して回答がない時は自動的に元の意見を撤回したものとみなされるわけです。撤回発言は単に回答がないかどうか待つ時間を短縮するためだけのものです。

これって…お互いが「議論をしよう」と動機づけられていることが前提になってるんじゃないですかね。
どちらかが「相手を打ち負かそう」(あるいは単に「罵倒したい」とか)と思っている場合には、成り立たないですよね。
…と考えると、発言撤回をいちいち要求しなきゃいけない…となるとこれまた面倒な話であり。やっぱり「協力」って必要だなぁと思った次第。
・・・・・・・・・・
7. 良くない意見 より
いやぁ…勉強になるなぁ。

相手の意見をむやみに否定してはいけません。相手は正しいことを言っていて、ただあなたがそれを理解できていないだけかもしれないのですから。よくわからない部分は質問をしましょう。

そうなんですよねぇ。常に「自分が理解できていないだけかもしれない」という意識は持っていたいものですね。

あなたの言う「一般的な意味」とは何でしょう?

便利な言葉なんですけどね。「一般的」とか「本質的」とか。安易に使わないようにしたいものです。

答えるのは大変な作業でしかもボランティアなのですから、議論では答えるのも答えないのも自由です。質問は必ず参加者全員に対して行われます。だから、上の例ではAさんでなくとも誰でも質問に答えることのできる人は答えていいですし、Aさんが答える義務もありません。ついでに言えば、参加者はいつでも「逃げ」ていいのです。議論は自発的なものであり、強制されるものではありません。

なお、議論では問いに答えない事は元発言の否定ととられます。つまり、Aさんが答えないで「逃げ」たら、Aさんは元発言を撤回したということです。

後者に関する合意というか共通理解があれば問題ないのですが…。提示された問いに答えていないということに気づかない人がいたりすると困りますよねぇ…。

例はあくまで自分の意見をわかりやすくするための補助的なものです。だから例がなくても自分の意見としてわかってもらえるように書かなくてはなりません。例をつけるのはよりわかりやすくするためであり、例を使って何か新しい事を言ってはいけません。例は自分の意見が正しい事を示す証拠ではありません。

あぁ…例を挙げただけで何か言ったような気になっちゃう人…いるかもしれません。

議論の場で、前提条件を自分の意見のそれに限定しようとするのは誤りです。相手の意見の前提条件に限定しようとしなければならないのです。なぜならあなたは相手の意見を理解しようとしているのですから。

前提条件を自分で挙げて、それに限定して自分の論を進めるのは、結局、議論を自分の都合の良いストーリーに当てはめるのと同じであり、それは「相手の意見を理解する」ことからはもっとも遠い行為かと思われますね。

相手の意見が自分の意見の否定だと勝手に思い込むのはやめましょう。きちんと理由が書いてあれば、その意見が間違っているということはほとんどありません。議論ではどの意見も原則として正しいのであり、参加者は相手の意見が間違っているなんて事は思わないのです。

「きちんと理由が書いてあれば」という前提条件の下のお話でございます。

相手の意見につい腹を立てて、相手に文句を言ってしまうことはよくあります。しかし、参加者はお互いを理解しようと努力している事を忘れないで下さい。トラブルの根本は悪意ではなく、ただの思い違いに過ぎません。



すべての意見には一片の真実が含まれています。冷静になって相手の発言を理解しようとしてみて下さい。相手もそんなにおかしな事は言っていないはずです。ただ何かが言い足りないだけの事がほとんどです。そういう個所を指摘して「ここが言い足りないと思うんですが」と言えばいいだけの話です。

07/04/20のエントリ、心理職に向いていない人をふるいにかけるのコメント欄では、私は私なりに努力して「相手の発言を理解しよう」と試み、「相手の発言の足りないところ」を探そうとしているのですが…私は何か間違っているのでしょうか?
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またまた長くなりそうなので、この辺で。
次は詭弁です。私も対処法が是非とも知りたいです。

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