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【出てたの】臨床心理査定研究セミナー 現代のエスプリ別冊【気づかなかった】

最近、現代のエスプリ別冊で「事例に学ぶ心理臨床実践セミナーシリーズ」というのがあるのですが、その中で個人的に待望の一冊が発売されておりました。3月に出てたんですね。気づきませんでしたよ。

臨床心理査定研究セミナー 現代のエスプリ別冊臨床心理査定研究セミナー 現代のエスプリ別冊

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出版社のページよりコピペ

臨床心理学的援助はアセスメント(査定)なくして始まらない。その際、どこに焦点を当ててアセスメントの作業を行なっていくかは、臨床の場やクライエントの特性により異なっているだろう。

さまざまな領域、対象、技法に関する体験の中で蓄積されてきた臨床家のストラテジーを記述することが本号のねらいである。



私、仕事の中心は面接よりもアセスメント・査定です。で、これまで散々事例研究は難しいって話はしてきましたが、仕事が面接中心よりはアセスメント中心の方が研究ってしやすいのではないかと思うのですよね。
もちろん心理アセスメントというのは心理的援助のために行うものであり、臨床実践において「研究のためにアセスメントをする・検査する」なんてことは倫理上あってはならないことです。それを踏まえた上で、研究を見据えた、目的意識を持った日々のアセスメント業務というのは有益なものなのではないかと思うですよ。
これはアセスメントに限らないことですが、「自分は何をやっているのか?」「自分がやってることはどういうことなのか?」ということは臨床実践においては常に意識していなければならないことでしょうし、それこそが研究につながっていくのではないでしょうか。
私の興味・関心がここにあるからってのは大きいとは思いますが、このシリーズの中では一番役に立ちそうです(個人的な意見ですよ。あくまでも)。
目次を見ていきますと…

・座談会/臨床心理アセスメントの現状と教育のあり方をめぐって

(江口昇勇/松本真理子/藤田晶子/畠垣智恵/森田美弥子)

「教育のあり方」って興味深いところですよね。

■さまざまな領域における臨床心理アセスメント

・精神科病院におけるアセスメント (丹羽くみ恵)

・学校でのアセスメント (小倉正義/平石賢二)

・学生相談におけるアセスメント (鶴田和美)

・児童相談所など公的機関におけるアセスメント (今本利一)

・児童養護施設におけるアセスメント (坪井裕子)

・保健センターでのアセスメント (永田雅子)

・家庭裁判所におけるアセスメント (山田麻紗子)

・産業場面におけるカウンセリングのアセスメント (金井篤子)

・電話相談におけるアセスメント (長瀬治之)

・異文化カウンセリングにおけるアセスメント (葛 文綺)

「電話相談における~」なんてのは一体どうやるんでしょうか?やはりそれぞれの分野による特性・差異というのは重要だと思います。

■臨床心理アセスメントの実際的活用

・初回面接におけるアセスメント (田畑洋子)

・医療場面における心理アセスメントの実際 (沼 初枝/秋山 剛)

・病理水準をどう見立てるか? (古井由美子)

・総合病院での連携―報告をどう伝えるか (加藤淑子)

・学校における連携について―軽度発達障害の事例を通して (服部孝子)

・クライエントとの共同作業としてのアセスメント (吉田昇代)

この辺は「研究」というよりは「実践」のあり方ってところなのでしょうかね。

■異なる対象や技法にもとづく臨床心理アセスメント

・幼児・児童のアセスメント (佐藤至子)

・思春期のアセスメント (野田麻理)

・高齢期の心理アセスメント (中原睦美)

・家族の心理アセスメント (高橋靖恵/中園照美)

・表現技法によるアセスメント (今村友木子)

・知能検査によるアセスメントの実際―WISC-Ⅲを中心に (金子一史)

・投映法によるアセスメント (森田美弥子)

幼児・児童は私は弱い分野だったりします。同じように「高齢期の心理アセスメント」ってのも、そこにどんな問題があるのかは(実感として何となくはわかりますが)気になるところです。
・・・・・・・・・・
…ってなわけで、できるだけ多くの方に読んでいただきたい本ですし、こういう本の必要性を感じている方も多いんじゃないかと思うわけですよね。
興味のある方はどぞー。
ちなみに同じシリーズの既刊はこちら。

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コメント (Close):2

kadu 07-05-23 (水) 12:31

“精神科病院におけるアセスメント”のところまで読みました。どの心理検査を選択するかなど,学部生の私にとっては,現場の雰囲気を少しでもイメージすることが出来たので参考になりました。
また院試でも“(ある事例に対し)どのようにアセスメントしますか?”といった出題があるので,受験勉強という観点からも使えるなと思います。

ロテ職人 07-05-30 (水) 19:33

>kaduさん
ご紹介した本が参考になったようでなによりです。
学部生がアセスメントについて学ぶのって難しいですよね。本格的に技術を習得する前に下手に知識をつけてしまうのは、その本人にとってもったいないことになってしまいますし…
どんなことをするのか概要が理解できる程度のこうした書籍は貴重だと思いますので、また何か見つけたら紹介しますね。
今後ともよろしくお願いします。

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少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

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子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で

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(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

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