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【ジャケ買い】パオロ・マッツァリーノ著『反社会学講座』【最高!】

  • 2007-09-18 (火) 8:30
  • 雑記

先日一人で夕食を食べる機会がありまして、メニューは「牛丼」一択なので迷う余地はなかったのですが、「一人飯には何か読むものが必須」な私は「食事の友」の一冊を探してたんですね。
※もちろん何か読みながらお食事するというのはお行儀の悪い行為なのはわかっているのですが、まあケースバイケースですよね。一人じゃなきゃそんなことしませんし、それなりのお店ではやっぱりそんなことしようとは思いません。つか、それなりにお店に一人で行くシチュエーションってのはあまり思い浮かばないわけですが。
で、この本見つけて思わずジャケ買いですよ。

反社会学講座 (ちくま文庫 ま 33-1)反社会学講座 (ちくま文庫 ま 33-1)
パオロ・マッツァリーノ

筑摩書房 2007-07
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元々はこちら↓のサイトの内容を書籍化したもので、今年の7月に文庫版が出たみたいです。
スタンダード 反社会学講座
吉田戦車の絵に惹かれてのジャケ買いだったわけですが、思わぬ拾いものって感じでした。
Amazon.co.jpの紹介文よりコピペ

オトナ社会の紋切り型にメスを入れる「反常識の知」。面白くってタメになる、禁断の知的エンターティンメント!反社会学の目的は二つです。第一に、社会学という学問が暴走している現状を批判すること。第二に、不当な常識・一方的な道徳・不条理な世間体から人間の尊厳を守ること。

てなわけで、多くはネット上で既に語られている内容ではありますが、これを「読ませる文」としてまとめる力はすごいっす。深い内容を扱っていながらも、それこそ「食事の友」としてサクサク読める本になってます。
目次はこちらです。

第1回 なぜ社会学はだめなのか



第2回 キレやすいのは誰だ



第3回 満足ですかー!



第4回 パラサイトシングルが日本を救う



第5回 公平な社会を作るバカ息子



第6回 日本人は勤勉ではない



第7回 続・日本人は勤勉ではない



第8回 フリーターのおかげなのです



第9回 ひきこもりのためのビジネスマナー講座



第10回 ふれあい大国ニッポン Part1 データで読むふれあい



第11回 ふれあい大国ニッポン Episode2 ふれあいダークサイドの歴史



第12回 本当にイギリス人は立派で日本人はふにゃふにゃなのか Part1 イギリスの若者に説教の巻



第13回 本当にイギリス人は立派で日本人はふにゃふにゃなのか Part2 欧米の労働者よ、真面目に働けの巻



第14回 本当にイギリス人は立派で日本人はふにゃふにゃなのか Part3 欧米の大学生は本当に自立しているのかの巻



第15回 学力低下を防ぐには



第16回 それでも本を読みますか



第17回 夏季限定首都機能移論



第18回 スーペー少子化論争 Part1 スーペーさんが語る少子化の神話



第19回 スーペー少子化論争 Part2 少子化のせいじゃないと、私、困るんです! 経済・労働力編



第20回 スーペー少子化論争 Part3 少子化のせいじゃないと、私、困るんです! 年金・働く女性編



まとめ 渡る世間は自立の鬼ばかり

てな感じなんですが、全編ハズレなし!ですよ。
もちろんこの方、パオロ・マッツァリーノさん(生粋の日本人らしいです)のおっしゃっていることが全て正しいってわけじゃないですし、全部鵜呑みにして思考停止したまま読んでたら危険なんですが、色々考えるヒントにはなるかも…って堅苦しいことを言わずとも、とりあえず面白いので読んでみるのが吉です。

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第 1 位

精神科臨床における心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

第 2 位

発達障害とパーソナリティ障害―新たなる邂逅 (現代のエスプリ no. 527)

石川 元 (編集)

やっぱり発達障害関連本は強い。こちらは特に精神病理学の観点から語られており、興味深いです。Amazon.co.jpではプレミア価格がついてしまっているのが残念。

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日本版WAIS‐3の解釈事例と臨床研究

藤田 和弘 (編集), 大六 一志 (編集), 山中 克夫 (編集), 前川 久男 (編集)

WAISを使う全ての人に

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心理学の「現在」がわかるブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

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少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
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