Psychologists&Students
Psychiatrists
Others

本日の心理学・精神医学ニュース@07101201

公開日: : 心理学・精神医学ニュース

「凶悪犯罪は低年齢化」していない~子どもに対してせっかちな大人たち日経ビジネスオンライン
「ニュース」ではないし、「心理学」かどうかも怪しいんですが納得の内容だったので取り上げた次第。

「青少年の問題をなくす学校教育」ではなくて、「青少年の問題と丹念につき合ってていける学校教育」という方向を、大人は考えるべきだと思います。現実の学校は、難しい子どもたちと何とか関係をつくり、教育的な意味を持つ空間を機能させようと努力しています。また、さまざまな問題を抱えつつ生きている子どもたちの成熟までの試行錯誤に、多くの先生がつき合っている。特に、中学校の先生や、高校の「進路多様校」の先生方は、大変な苦労をされています。



つまり、今の学校は、「子どもが起こす問題と向かい合う大人」の役割を必死に果たそうとしているのです。そして、そうした結果、少なくない子どもたちが、途中であれやこれやの問題を起こすものの、その大半は、次第に落ち着いてきて、悪いことを「卒業」し、まともな大人になっていっているのです。

そのことを理解できず、成熟までの時間をひたすらマジメでクリーンなものにしたがる短気な大人が、せっかちに学校を糾弾し、道徳の教え込みといったできもしない教育論を振り回している。



果たしてキレているのは、子どもなのでしょうか。例外的な事件が大騒ぎになるたびに、世の中の大人が思考停止してキレている。私にはそう見えてなりません。

結論より抜粋。全くその通り。


当ブログでも何度か取り上げましたが、『(今の)若者一般の問題』なのではなく、「これは『例外的な事件』である」ってこと専門家(特にそういう事件があると引っ張り出される心理学者や精神医学者)がきっちりと世間に伝えていく必要があると思うのですよねえ。
それを取り上げるマスコミがそもそもそれを望んでいないのかもしれませんが、だとしたらそういうところ(マスコミの思惑とか世間の人の期待とか)も含めて、やはり専門家が伝えていくべきところは色々あるのではないかと思うわけです。
そういう意味でこういう記事は(書いてるのは教育学の人?ですけど)意義があるのではないかと。
ちなみに同じような内容は以前紹介したこちら↓でも触れられておりました。

反社会学講座 (ちくま文庫 ま 33-1) 反社会学講座 (ちくま文庫 ま 33-1)
パオロ・マッツァリーノ

筑摩書房 2007-07
売り上げランキング : 18032
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る by G-Tools

興味のある人は是非どぞー。

1日1回、ポチっとクリックして順位を確認後戻ってきていただけると大変ありがたかったり学問・科学ランキング

関連記事

BUFFALO 強制暗号化 USB3.0 セキュリティーUSBメモリー 4GB RUF3-HSL4G

横浜市立大学附属病院の心理療法士が患者200人分の個人情報を記録したUSBフラッシュメモリを紛失

先日、こんなニュースがありました。 ・横浜市大病院で患者情報を紛失(NHK 首都圏 N

記事を読む

会議するアヒルちゃん

P2Pネットワークツールを用いたうつ病治療?

昨日に引き続き、こんなニュースを発見。 ・うつ病治療を助けるP2Pネットワークツール(

記事を読む

英語のクッキー

奈良先端大と奈良教育大がSSTの自動訓練システムを開発

こんなニュースを発見。 ・奈良先端大など、コミュニケーションを円滑にする訓練システム開

記事を読む

山名裕子オフィシャルブログ

美人すぎるw臨床心理士の山名裕子氏について再び言及してみよう

先日、こんなニュース(?)がありまして。 ・“美人すぎる”臨床心理士・山名裕子「モーニ

記事を読む

わかりやすいMMPIハンドブック

採用試験で心理検査を安易に使うのはもう止めにしませんか? ─ 一部自治体の教員採用試験でMMPIが使用されているのが話題に ─

こんなニュースがありました。 ・教員採用:心理テスト、受験生ら募る不信(毎日新聞)

記事を読む

新着記事

疑問

ん?

超久しぶりの投稿です。 明日から継続して投稿できるかなあ...

記事を読む

黒子がPCを再起動

再起動します

みなさまお久しぶりでございます。 わたくし、なんとか生き...

記事を読む

いつも怒っている父さん

「日本臨床心理士会が公認心理師の職能団体へ移行する?」という問題に対する現在のワタクシの見解(後編)

このシリーズもついに完結…するのかどうか実は微妙です。書いてみ...

記事を読む

不満爆発父さん

「日本臨床心理士会が公認心理師の職能団体へ移行する?」という問題に対する現在のワタクシの見解(中編)

さてさて、昨日のエントリ、「日本臨床心理士会が公認心理師の職能団体へ移...

記事を読む

激おこ父さん

「日本臨床心理士会が公認心理師の職能団体へ移行する?」という問題に対する現在のワタクシの見解(前編)

またまたお久しぶりの更新になってしまいました。前回の更新が5月...

記事を読む

コメント/トラックバック

現在、この投稿へのコメント/トラックバックは受け付けていません。


follow us in feedly
  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
疑問
ん?

超久しぶりの投稿です。 明日から継続して投稿できるかなあ

黒子がPCを再起動
再起動します

みなさまお久しぶりでございます。 わたくし、なんとか生き

いつも怒っている父さん
「日本臨床心理士会が公認心理師の職能団体へ移行する?」という問題に対する現在のワタクシの見解(後編)

このシリーズもついに完結…するのかどうか実は微妙です。書いてみ

不満爆発父さん
「日本臨床心理士会が公認心理師の職能団体へ移行する?」という問題に対する現在のワタクシの見解(中編)

さてさて、昨日のエントリ、「日本臨床心理士会が公認心理師の職能団体へ移

激おこ父さん
「日本臨床心理士会が公認心理師の職能団体へ移行する?」という問題に対する現在のワタクシの見解(前編)

またまたお久しぶりの更新になってしまいました。前回の更新が5月

→もっと見る

PAGE TOP ↑