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ロールシャッハ学会で気になった本 そして監訳者繋がりで

先日参加した日本ロールシャッハ学会の大会でも他の学会同様、書籍コーナーというのがありまして。
日頃からそれなりにロールシャッハ関連の書籍はチェックしているので、目新しいものはそれほどなかったりするのですが、それ以外の本で気になったのがこちら(のシリーズ?)。

パーソナリティ障害の診断と治療パーソナリティ障害の診断と治療
ナンシー マックウィリアムズ Nancy McWilliams 成田 善弘

創元社 2005-09
売り上げランキング : 48966
おすすめ平均
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分析の経験―フロイトから対象関係論へ分析の経験―フロイトから対象関係論へ
ネヴィル シミントン Neville Symington 成田 善弘

創元社 2006-09
売り上げランキング : 261695

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ケースの見方・考え方―精神分析的ケースフォーミュレーションケースの見方・考え方―精神分析的ケースフォーミュレーション
ナンシー マックウィリアムズ Nancy McWilliams 成田 善弘

創元社 2006-12
売り上げランキング : 140698

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臨床におけるナルシシズム―新たな理論臨床におけるナルシシズム―新たな理論
ネヴィル・シミントン 北村 婦美 北村 隆人

創元社 2007-10
売り上げランキング : 190646

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個人的にはこのあっさりした装丁が好きです。以下、出版社の紹介文よりコピペ。


パーソナリティ障害の診断と治療パーソナリティ障害の診断と治療
ナンシー マックウィリアムズ Nancy McWilliams 成田 善弘

創元社 2005-09
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セラピストが個々のクライエントを理解し治療するために行うパーソナリティの査定や把握の仕方は、その後の心理療法作業に大きな影響を与える。本書は、精神分析的な診断の考え方の基本を示すとともに、パーソナリティ構造についての精神分析的概念を肯定的に説明し、診断の定式化をうまく行うことが臨床的にいかに有用であるかを示そうとする。ソーシャルワークと心理学を学ぶ学生、精神科の医師、看護師、カウンセラー、精神分析の訓練生に。

分析の経験―フロイトから対象関係論へ分析の経験―フロイトから対象関係論へ
ネヴィル シミントン Neville Symington 成田 善弘

創元社 2006-09
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本書は、精神分析とはどういうものであるかを、精神保健の専門家ではあるが、精神分析療法を自ら行った経験のない人たちに伝えるために、著者がタビストック・クリニックで行なった連続講義の記録。精神分析の理論や歴史についても、それぞれの章で解説されてはいるが、主眼はまさに、精神分析という生の経験がどんなものであるか、その雰囲気を伝えようとしたきわめてユニークな本である。精神分析を体験的に理解する緒として最適な書。

ケースの見方・考え方―精神分析的ケースフォーミュレーションケースの見方・考え方―精神分析的ケースフォーミュレーション
ナンシー マックウィリアムズ Nancy McWilliams 成田 善弘

創元社 2006-12
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本書は、前著『パーソナリティ障害の診断と治療』からさらに発展し、「診断をいかに意味あるものにするか」という視点に焦点を当てて書き上げられた一書である。診断面接で得た膨大な情報を、セラピストがクライエント一人ひとりの心理的問題の複雑さや微妙さを無視することなく、まさにその人だけに当てはまる全体的な精神力動的フォーミュレーションを紡ぎ出してゆけるよう、8つの構成概念を示して詳細かつ具体的に解説する。

臨床におけるナルシシズム―新たな理論臨床におけるナルシシズム―新たな理論
ネヴィル・シミントン 北村 婦美 北村 隆人

創元社 2007-10
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これまで精神分析の世界では、ナルシシズムは一般に「自分自身を愛の対象とする状態」と定義されてきた、しかし著者は、逆に愛の対象とされなかったもの・拒まれたものに焦点を当てることで、ナルシシズムにとらわれた状態とはどういうものか、なぜそういうことが起こってくるのか、そこからの回復はどのように起こるのかについて、新たな理論を提唱する。本書は、豊かな臨床経験をもとに、主として精神療法家を対象に行った講義の記録である。

ってな感じで教科書的な本ではありますが、だからこそ私みたいな初学者でも理解できるようなレベルで大事なことがしっかりと書かれておりますよ。
というわけでお勧めなのですが…このシリーズの監訳者である成田善弘氏がらみで気になる新刊(というか、出たのは8月ってことで私が見つけられなかっただけのことであり…)を見つけました。これでござんす。

精神療法の第一歩 新訂増補精神療法の第一歩 新訂増補
成田 善弘

金剛出版 2007-09
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出版社のサイトを見ますと
『ふり返って思うこと――再版にあたって――』より

この小冊子は事情があってしばらく絶版になっていたが,このたび金剛出版の御好意によりふたたび陽の目をみることになった。私にとって心にかかっていた念願の一つが実現されたわけである。本書の初版は1981年に精神科選書の一冊として診療新社から出版された。当時名古屋大学医学部精神医学教室の教授であった笠原嘉先生が,まったく無名であった私に執筆の機会を与えてくださったもので,40歳を目前にして私がはじめて書いた本である。

今から25年以上前の本が再版ですよ…ってことはそれだけの価値ある本ってことですよ。

本書出版後まもなく下坂先生は「精神療法」誌に書評を書いてくださった(精神療法,8(3):296-298, 1982)そのおわりのところを引用することをお許し願いたい。

「さいきんどの大学でも新入局員のためのクルズスをやっている。この本は新入局員のためのクルズスのテキストとして最適な本ではなかろうか。そして一読された方は精神療法の食わずぎらいの方々にもぜひ本書をすすめてほしい。本書はそういう食わずぎらいをなおす効果のある清涼の気を十分見せている名著である」

新人医師のクルズス(小グループでの講義)にぴったりってことは、つまり精神医療に関わる人としては最低限のポイントがおさえられているはず。目次を見ただけでも実践的な内容であることはわかりますよ。
ってな感じで、興味のある方はどぞー。

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第 1 位

精神科臨床における心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

第 2 位

発達障害とパーソナリティ障害―新たなる邂逅 (現代のエスプリ no. 527)

石川 元 (編集)

やっぱり発達障害関連本は強い。こちらは特に精神病理学の観点から語られており、興味深いです。Amazon.co.jpではプレミア価格がついてしまっているのが残念。

第 3 位

日本版WAIS‐3の解釈事例と臨床研究

藤田 和弘 (編集), 大六 一志 (編集), 山中 克夫 (編集), 前川 久男 (編集)

WAISを使う全ての人に

第 4 位

心理学の「現在」がわかるブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
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