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博士課程の保有者対象の教員採用試験の話から臨床家と人生経験の関係について連想…てか妄想してみる

昨日のエントリ、【他人事では】教員採用試験:応募資格は…博士号の保有者 秋田県が募集【ないですよ】を書いた後に色々連想したことなど。あくまでも連想なのでまとまらないかもしれませんが、気にしない気にしない気にしないー。
未読の方はまずそちらからどーぞ。
さて…


ぶっちゃけ、教員免許なしで博士号を持っているだけで教職に就かせてしまうのはどーかと思ったりしたのです。いや、もちろんその辺の問題があるから書類審査、面接・小論文という形で試験をするんでしょうけれども。
イメージ的に博士号とったけど就職なくてアレな感じになっちゃってる人って結局アレな感じの人なんじゃないかって(アレ大杉)…完全に偏見なんですが、そういうことも思ったりするわけで。
ただ冷静になって考えてみると、学位を持っている人が増えると必然的に就職は厳しくなってくるので本当に優秀な人でも就職できなかったりするのが普通になってきてるかもしれないですよね。そうだよなぁ…「学位とったのに就職できない人はアレな人」ってのが完全に偏見なのだよなぁ…と思ったのです。
「学位とったのに就職できない人がアレ」だと思っちゃうのって、どこかで「そういう研究畑でやってきた人間は世間知らず=教職なんかつとまらねー」ってのが頭にあるんじゃないでかね。いやもう完全に偏見です。
で、ここから話は飛躍します(連想なので)。
たまーに「カウンセラー・心理療法家は人生経験豊かな人間じゃないとダメ」とか「だから社会人経験のない人間はカウンセラー・心理療法家をやっちゃダメ」なんて言説を見聞きするんですが…そういう意見って聞いたことありますよね?とりあえずあるという前提で進めます。
私は「いや社会人経験の有無とか関係ねーだろ」と思うのです。で、それって「経験した人じゃないと患者の気持ちはわからない」とか「だから元患者じゃないとカウンセリングできない」なんて意見とどこかで繋がるような気がします。
そういうことを言っちゃうのってすげえ傲慢だと思うんです。「共感」なんて言葉を軽々しく使う人もしばしばいたりしますが、他人の気持ちなんてそうそうわかるもんじゃないですよ。例え同じ病気で苦しんでいたとしても、自分の苦しみと他の患者の苦しみが同じであるという保証はどこにもないわけじゃないですか。それを「同じ」ものとして話を聴いていたら、絶対にどこかでズレが出てきますよ。
んで、ここで「社会人経験うんぬん」という話に戻ります。一口に「社会人経験」っても色々あるじゃないですか。んで、カウンセラー・心理療法家とはまたちょっと違うかもしれませんが、私は「社会人経験のある精神科医」ってのを何人か知ってます。その中には個人的に「すごくいい(あるいは結構いい)医者」と思う方も何人かいます(05/11/09のエントリ、もし私が精神疾患を患ったらを書いた時に思い浮かべたのはそういう方です)が、他の何人かは「お前それってぶっちゃけどーよ?」と思っちゃうような人々だったりします(具体的にどんな感じなのかはちょっと書けませんごめんなさい)。
…と考えると、結局重要なのは「社会人経験の有無」よりも「社会人経験の質」なんじゃないですかね。どんなに社会人経験があったとしても「会社勤めでうまくいかなかったから、きっと医者になればうまくいく!」なんてこと考えている人がいい医者になるとはあんまり思えないのです。
んで、その考えをもっと進めていくと重要なのは「人生経験の質」であり「人生経験の量」じゃないと思うのです。「どんなことを経験してきたか」ではなく「どのように経験してきたか」だと思うのです。経験自体は平凡なものであったとしても、そこでどんなことをどのように感じてきたのかって辺りは、何となく臨床実践に繋がっていくような気がするのです。
…とここまで振り返ってみると、なんかすげえ当たり前のことをダラダラ書いちゃったような気もしますが、単なる「連想」なんで気にしない。
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コメント (Close):1

セーイチ 08-03-01 (土) 21:26

こんばんは。
社会人経験の有無ではなく質とするところはなるほど!と思いました。
ただ「どんなことをどのように感じてきたのか」というところがまだよく分からないのですが、「何を」「どのように」感じることが有効であるという風に思いますか?
そんな杓子定規のようなものではないかもしれないですけど、ロテ職人さんがどう理解しているのか聞きたいと思いました。
よろしくお願いします。

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