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2008-02

将来的に心理学を仕事にしない人にとっての卒論の意義について積極的に考えてみる その1

一昨日のエントリ、「良い研究」ってどんな研究なのさ?でも話題の発端となった、nocteさんの心の探究、あるいは夜の世界の08/02/11のエントリ、相関分析にこんなことが書かれていました。

理想的にはもう一度調査をやり直してみる、というのも手なのだけれども、変数の整理、研究デザインの整理に手間取って、頭を悩ませての調査の実施だったので、それをもう一度というのもなかなか難しい。心理学の専門家を育てるなら、それもありかもしれないけど、そうでもない現状で、そこまで求められないときに、出てきた現実の最初の1歩に踏みとどまっておくことは、確かに大事なことだろうなと思う。

当ブログでも修論の…というか、臨床家にとって研究することの意義ってのは何度か取り上げてきました。
【研究】臨床心理士が研究するということ(1)【臨床】(05/01/25)
【科学的】臨床心理士が研究するということ(2)【思考】(05/01/26)
【再現性】臨床心理士が研究するということ(3)【論理性】(05/01/31)
【これまでの】臨床心理士が研究するということ(4)【まとめとか】(05/02/04)
【色んな】臨床心理士が研究するということ(5)【実例とか】(05/02/07)
【科学者】臨床心理士が研究するということ(6)【実践家】(05/02/10)
【修論で】臨床心理士が研究するということ(7)【症例研究】(05/02/11)
上記リンク先などをご覧いただければおわかりかと思いますが、個人的には将来、心理学を糧に生きていこうという人にとっては(それが研究職でなくとも)研究する意義というのは存在すると思いますし、また研究を続けていく必要があるはずだと確信しております。
でも、そうでない人にとってわざわざ卒論で心理学的研究をしなければならない理由って何なのでしょうか?
ぶっちゃけ、心理学で食っていくつもりのない人にとっては卒論ってそんなに意味ないんじゃないか?と思う私がいます。現実的には卒論を必修ではなく、選択にしてもいいんじゃないかと思うわけです。

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『こころの治療薬ハンドブック』の第5版が出てた

当ブログ的「医療現場での実習に持って行くべき本」ってテーマで何度か取り上げておりますが…
・【ちゃんと】こころの治療薬ハンドブック【知っておこう】(05/02/28)
【あると】今日の治療薬【便利かも】(05/03/02)
【持ち運びに】精神科ポケット辞典【便利】(05/03/04)
【病院実習の】精神科研修ハンドブック【友】(05/12/13)
【アレの改訂版が】病院実習に持っていきたい本【ついに出た!】(06/03/01)
医療現場へ実習に行かれる学生さん必携の3冊(06/04/14)
精神科ポケット辞典[改訂版](06/04/14)
で、この本の改訂版が出てます。

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今年の日心と日心臨

そろそろ今年の秋頃の学会エントリの時期がやってまいりました。
日心は北海道、そして日心臨は筑波ですね。
日本心理学会第72回大会
日本心理臨床学会【大会案内】

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「良い研究」ってどんな研究なのさ?

nocteさんの心の探求、あるいは夜の世界の昨日のエントリ、相関分析を読んでふと思い出したこと。当該エントリの内容からはちょっと離れてしまうかもしれませんが。
大学院時代、先輩と話をしていてこのエントリのタイトル通り「良い研究ってどんな研究なのさ?」って話になったのですね。で、その時先輩が言っていたこと…ってなわけで、80%はその先輩の受け売りってことで。基本的に当ブログの大半は受け売りなのでその辺よろしく。あ、ちなみに受け売りの場合はちゃんと引用元だったり、元発言のソースを明記するのは基本的なマナーっつーか、とりあえず受け売り発言をあたかも自分が考えたことのように言っちゃったりしてしまうのは激しくカコワルイと思うわけです。
…って何か脱線しましたが…そう。その先輩の発言です。
よい研究ってのは仮説がシンプルで、変数もシンプルなものなんじゃないか
極端な話をすれば2変数の相関だけで言いたいことが言えるなら、それはすごい良い研究なんじゃないか
うん。私もそう思いますです。

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ようやく更新再開のお知らせ

色んな意味で復活。
更新休止期間、仕事が忙しいのもあったのですが、実は身内の不幸があったり、ここ数日はひどい風邪で声が出なくなったり(ヒステリーではないですよ。念のため)って感じでした。
明日から本格的に更新再開いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
この休止期間中、当ブログを見限られたお友達がいらっしゃいましたら、更新再開の旨、お伝えくださいませ。
ついでに、当ブログをご覧になってなかったお友達がいらっしゃいましたら、「こんなブログがあるよ」と宣伝くださると感激で涙がちょちょ切れます。
マジでよろしくお願いします。

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精神科臨床における
心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

第 2 位

発達障害とパーソナリティ障害―
新たなる邂逅
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日本版WAIS‐3の解釈事例と
臨床研究

藤田 和弘 (編集), 大六 一志 (編集), 山中 克夫 (編集), 前川 久男 (編集)

WAISを使う全ての人に

第 4 位

心理学の「現在」がわかる
ブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版


最新版は第8版です
こころの治療薬ハンドブック 第8版
山口 登 (編集), 酒井 隆 (編集), 宮本 聖也 (編集), 吉尾 隆 (編集), 諸川 由実代 (編集)

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ
心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の
海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)
特集:学校の中の発達障害の子ども
:クラスに発達障害のある子も
いるという
あたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために
[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
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