- 2008-06-09 (月) 8:15
- 臨床心理学
最近、たまに聞くんですよね。指定大学院の学外実習でケース持たせるって話。しかも検査とかではなく、継続面接のケースを担当させるって話なんですが…ぶっちゃけ「どーよ?」てかはっきり「ダメ」なんじゃねーかと思うんですがいかがでしょう?
そういう場合って当然、クライエント or 患者に「担当するのが学生である」って話はした上で了承をとるんですよね?クライエント or 患者もそれでいいのか?と思ったり。つか、自分だったら「嫌です」って言うよ。
大学院に併設されている心理相談室なんかの場合は、まあ仕方ないかと思うです。その場合、学生が担当するって事前にわかっている場合が多いでしょうから(それをクライエントに周知していないとしたら、それはそれで大問題なわけです)。
でも、クライエント or 患者の立場の人ってのは、色々困ってしまって相談機関を訪れているわけですよね。で、何とかして欲しいと思って行った先で「あなたの担当は学生です」って言われたら…やっぱり嫌なんじゃないかなあ…。つか、嫌だと思っても嫌とは言えないケースも少なからずあるように思うですよ。
もちろん、大学院修了後1年目で働き始めたばかりの心理臨床家と大学院生に何か大きな違いがあるかってーと、そんなことは全くないというのは百も承知です。本格的に勉強し始めて数年間は、色々な要因によって臨床能力の個人差も大きいのではないかと思います(もちろんずば抜けて優秀という人はそんなにいないとも思います)。
んでもやっぱり、単純にクライエント or 患者の気持ちとしては嫌だと思う人多いんじゃないかなあ…。
そして、実習生を受け入れる側が、実習生にケースを担当させる際、一体どんなことを考えているのでしょうか?
何かあった時に責任取れんのかな?それともそういう「何かあった時」のことは考えてないのかな?
「何かありそうなケースは持たせないから」なんて言うのであれば、それは超絶的なアセスメント能力の持ち主なのでしょうね。
この辺は実習生を送り込む側である教員についても言えることかもしれませんが…いや、ホント謎です。
さらに実習生の側はどう考えてるのでしょうか?
恐くないのかな?「ケース担当できてラッキー」と思うのかな?あるいは本当は担当したくないけど、とても断ることなんてできない…って感じなのかな?
謎は深まるばかりです。
私も自分の職場で心理の実習生を受け入れたことがないわけではないですが、心理面接担当させようなんて、まず思わなかったですよ。それで何かあった時のことを考えると、私は絶対責任持てないですし、色々現実的に難しいところ(まあ細かいところは色々想像してくださいな)も多いので。
ちょっとこの辺についてはご意見いただきたいところ。実習中の学生さんでもいいですし、過去に実習生だった人々でもいいです。実習受け入れる側の人でもいいですし、実習生を送り込む担当教員でもいいです。何を思い、何を考えているのか純粋に知りたいワタクシなのでございます。
1日1回ポチっとクリックして順位確認後、戻ってきていだけると、大変うれしゅうございます→学問・科学ランキング
コメント (Close):4
- 匿名 08-06-09 (月) 21:16
-
実習依頼を受ける立場からすれば、実習生にケースは持たせません。
持たせようとも考えません。 - ロミオ 08-06-09 (月) 21:50
-
病院側が、実習生を金儲けの道具として使ってましたよ。
- ロテ職人 08-06-11 (水) 7:14
-
>Anonymousさん
コメントありがとうございます。
> 持たせようとも考えません。
ですよねえ。実習を受け入れる側の人で、ケース持たせてる人はどういう形で責任を持とうとしてるんでしょうね?
>ロミオさん
コメントありがとうございます。
> 病院側が、実習生を金儲けの道具として使ってましたよ。
なんかそういうケースも存在しえないわけではないとも思うわけですが、具体的にどんなことなのか話せる範囲で教えていただけたらと思ったりします。 - don 08-06-29 (日) 9:30
-
先ずは大学の臨床心理相談室で指導教授の徹底した指導下に 10ケース20ケースの症例をもたせた後、学外実習に行かせるべきでそこでも学生だけにケースを持たせるなどあってはならないことです。ただ、臨床心理士協会では養成大学の臨床心理室での訓練をほとんど前提にしていないようなのです。守秘義務とかなんとかで、ケースには指導教授が同席しないのが従来の養成訓練の前提なのだそうです。わたしはわたしのケースに院生を徹底して陪席させたのち、私の監視下にセラピーを進めることにしていましたので講義以外のほとんどは相談室に詰めていました。退職後、世の中は週休2日制であることを実感しています。














