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【本当に】発達障害のある学生支援ケースブック【参考になる!】

本日のエントリ、【実践的で】アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク【参考になる】のコメント欄でAnonymousさんからこんなコメントいただきましたよ。

本の紹介、ときどき参考にさせていただいていますが、ロテさんって「読んでない本」の紹介が多いですよね・・・。

お恥ずかしい話でございますが、確かにたまにあります。「読んでない本」の紹介。
この本

アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク―能力を伸ばし最適の仕事を見つけるための職業ガイダンスアスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク―能力を伸ばし最適の仕事を見つけるための職業ガイダンス
テンプル・グランディン

明石書店 2008-06
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に関しては、書店でみかけてとりあえず斜め読みした次第でして…。こういう形でフォローしていただけるのはありがたいです。今後もお気づきの点がありましたらご指摘ください。

内容的には学生支援機構が出してる(しかもタダでダウンロードできる)発達障害の学生のためのケースブックなどのレポートで内容的には十分カバーされてます。しかも日本の学生に向けて書かれたものですので、そちらのほうがおすすめ。

ということなので探してみました。
こちら
国立特別支援教育総合研究所 課題別/一般研究/調査研究報告書
http://www.nise.go.jp/kenshuka/josa/kankobutsu/pub-b.html
のB-210ですね。PDFファイルのダウンロードはこちらから。
http://www.nise.go.jp/kenshuka/josa/kankobutsu/pub_b/b-210/b-210_all.pdf
…って直リンク張っちゃってよかったのでしょうか?…一応リンクフリーらしいので(※このウェブサイトについて)後でメールを送っておこうかと思います。
で、これは確かにすごい参考になるっぽいです(例によってまだ斜め読みしかしてませんが…)。
さて…

この本はレビューにもあるように訳本なので、職業のカテゴライズが日本人向けではないです。

ですね。それはわかります。

それから、この著者個人の属性が強く出ていて参考にならない部分も多い。

…あれ?個々の職業に関してはそれぞれの従事者からの聞き取りを元にしてたんじゃないでしたっけ?
前半部分は確かに筆者個人の感覚的な記述が多いと思いますが(それに概論的な部分は他の専門書を読んだ方がいいかと思いますが)、個別の職業に関する記述(特にその職業で成功する方法)辺りは私はユニークだと思ったのですが。この辺に関してさらに詳しく教えていただけるとありがたいです。

読み物としてはおもしろいし、全体的に前向きで明るくて勇気づけられる本ではあるけど、現場ですぐ使える類の本ではないですね。対象はアスペの親御さん、ご本人であって専門家ではないでしょう。

個人的に当事者(本人や家族)向けの本というのは、心理教育なんかの上では非常に参考になるのではないかと思うのですが、その辺はいかがでしょうか?それは確かに「実践的で」「参考になる」とは言えないのかもしれませんが…どうでしょ?
これはもう私が不勉強なことと、あとは職場の特性によるのだと思いますが、アスペルガー症候群の当事者の方と関わる機会というのが少なく、職業支援に関してはほとんどノータッチというのが現状です。ひょっとしたら出会ってはいてもスルーしてしまっているのかもしれませんし、関わる機会が全くないというわけでもないんですけどね。
で、そういう中で当事者の声を聞くことができるというのは(それが日本のではなくとも、そして本を通してではあっても)、個人的には実践に繋がっていくことだと思いますし、少なくとも私はこういう視点からの本は読んだことがなかったので参考になるかなあと思ったのですが…。
…なんてことをいくら書いても「読んでないこと」の言い訳にはなりません。それで気を悪くされた方がいらっしゃったら謝罪したいと思います。申し訳ありません。
・・・・・・・・・・
で、ものはついでなのですが、せっかくなのでこの分野で他に参考になるような書籍はないでしょうか?もしありましたらご紹介いただけたらと思います>今回コメントくださったAnonymousさん
もちろん、そうした書籍を紹介しているページを教えてくださっても結構です。是非ともお願いいたします。

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コメント (Close):2

匿名 08-08-06 (水) 12:36

昨日のAnonymousです。私は学生相談に携わっている者ですが、この分野は本当に手探り・試行錯誤の発展途上にあり、書店で普通に売っている本にオススメできるものはありません。まめにシンポに出て現場の人とやりとりしたり、あとは昨日紹介したような研究報告を探すのが早いです。どんな領域でも同じだと思いますが、最新の情報に出会える順に内輪の研究会>学会>研究機関の報告書>超えられない壁>一般書店で売ってる書籍、です。
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構がH18年に出している「発達障害者のワークシステム・サポートプログラムとその支援技法」、同「就職支援ガイドブック」を引き続きオススメします。「就職支援ガイドブック」は実際に学生に渡したりもしています。

ロテ職人 08-08-06 (水) 18:16

>昨日のAnonymousさん
コメントありがとうございます。
> どんな領域でも同じだと思いますが、
> 最新の情報に出会える順に
> 内輪の研究会>学会>研究機関の報告書>超えられない壁>一般書店で売ってる書籍、
> です。
まあそうでしょうねえ…。
付け加えると、手探りで発展途上の分野においては、必ずしも「最新の情報=最良の情報」ではないのだとは思いますが、少なくとも現時点でこの分野の書籍に「最新の情報」が載っていないのはわかります。
> 「発達障害者のワークシステム・サポートプログラムとその支援技法」、
> 同「就職支援ガイドブック」を引き続きオススメします
有用な情報ありがとうございます。
本当に不勉強で申し訳ないのですが、日本のこの分野での実践研究もそれなりに進んでいるのですね。
参考にさせていただきます。
今後も何かお気づきの点等ありましたら、コメントよろしくお願いします。

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