NHKスペシャル『うつ病治療 常識が変わる』の番組制作の背景にはこんな陰謀が!な、なんだってー(AA略

公開日: : 資格問題

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皆さんは先日放映されたNHKスペシャル『うつ病治療 常識が変わる』を視聴されましたか?
ネット界隈での評判としては、結構賛否両論のようです。まあ一般向けの情報としては、時間の制約がある中であの位の内容しか入れられないのかなという気もしないでもないです。
あ、ちなみに私は見てないんですけどね。見てないのに番組内容についてどうこう言えないのでその辺は割愛(というか既にどうこう言ってる気もしないでもない)。
その辺はとりあえずおいといて、この番組に関連して、非常に興味深いブログエントリを発見したです。
「関東の片田舎で開業医をする一介の小児科医」であるところのJA1NUTさんのブログ、ステトスコープ・チェロ・電鍵の昨日のエントリ
NHKはうつ病治療の常識を変える!ガッテンできない・・・
です。
あまりに素敵だったので魚拓もとってみますた。
(cache) NHKはうつ病治療の常識を変える!ガッテンできない・・・ ステトスコープ・チェロ・電鍵
あの番組の制作背景にはある陰謀が隠されていたのです!
ちょこっとコピペしますよ。

その番組の主張の骨子は、現在の精神科診療では投薬数が多すぎる、投薬数を減らすべきだ、認知行動療法を取り入れるとうつ病は劇的に改善するということだった。認知行動療法を行なう臨床心理士の立場を高めようという意図が読めた。

認知行動療法を行う臨床心理士の立場を高めようという意図…あったんですかね?JA1NUTさんは「読み取った」そうですが。
「劇的に改善する」かどうかはともかく、うつ病治療における薬物療法と認知行動療法の併用に関しては一応エビデンスが確立してますよね?

精神科医の中には、十分な訓練を受けずに多数の薬物を闇雲に投与している医師も皆無とはいえないが、多剤併用をするのはそれだけ重症のケースであり、多剤によってようやく良い状態が維持されている場合も多い。認知行動療法も、まだまだ実際に行える施設・臨床心理士も数少なく、その効果も、薬物療法を補完する程度の存在のようだ。

多剤併用の問題に関してここでワタクシごときが何か言ったりすると色々ともめそうなので、その辺はスルーで(そもそも番組見てないし)。「薬物療法を補完する程度の存在」ってのは、まあその通りだと個人的には思います。
問題はここから。

どうして、これほど一方的な内容の不適切な内容の番組を、NHKが放映したのだろうか。今回のNHKの番組作りの背景が、「関係者の話から」判明した。



○臨床心理士の国家資格化に反対した日本精神科診療所協会(以下、日精診と略す)幹部に、NHKの番組制作下請け会社のスタッフから何度か問い合わせがあった。



○その問い合わせは、自民党の某議員が行なうようにそのスタッフに命じた。



○その議論は、同日精診幹部の発言を特定の方向に導こうとするものであった。



○同日精診幹部は、番組へのコメントを断った。

これが事実だったら、結構すごい話ですよね。
特に一番気になるのは「その問い合わせは、自民党の某議員が行なうようにそのスタッフに命じた」というところ。これは、そのスタッフがゲロったのでしょうか?もしそうだとしたら、そのスタッフはまだその仕事を続けていられるのかどうかが心配です。
ワタクシみたいな生粋の「2ちゃんねる脳」な人間としましては、マスコミが専門家にコメント依頼する際に、ある一定の方向へ導こうとするってのはよくある話しだと思いますし、「いつものマスゴミだな」的な感じの感想しか持ちません。ただ、その背景に「自民党の某議員」なんてのが出てくると(そしてそれが事実だとすると)、やっぱりこれはきな臭い話しだな、と思います。繰り返しますが、それが事実だとすればですが。
いやホント、その「関係者」ってのはどんな筋でどういう経路でそんな裏話が漏れたのかが大変気になります。
つか、上記のことが事実だとすれば(くどい)、心理職の国家資格に関するロビー活動を進めている人たちとしては、なんか最悪な感じなんじゃないかと思うわけで。
そしてこの一連の流れを受けてのJA1NUTさんの解釈が以下。

ここからは推測になるのだが、その某議員または同じ勢力から、NHKに、この番組を、最初に述べた主旨で制作するように働きかけがあった。NHKは、下請け制作会社に丸投げした。その際に、臨床心理士の国家資格化に消極的であった日精診の幹部に翻意を促す、ないし番組の流れから、日精診の主張が間違っていると、視聴者に印象づけようと考えたのではないだろうか。上記働きかけを行った議員は、自らの主張を世論とするために、NHKを利用した。NHKは問題の重要性を考えずに、下請け会社に制作させた、医学的に観ると不適切な、一方的な内容の番組を放映した、ということになるのかもしれない。

な、なんだってー!(AA略
そんな陰謀があったとは。マスコミって、政治家って恐いですね(棒読みで)。
てか、本当に同番組が「医学的に観ると不適切な」「一方的な内容の番組」であり、「何らかの意図をもって軽々しく扱う」ものであったとしたら、これは「猛省を促したい」どころの話しじゃないと思いますよ。業界団体から(それこそ日精診からでも)、公式な抗議等があってしかるべきなのではないでしょうか。あ、それとももう既にそういう動きはあるのかな?
今後の動き(そういう動きがあればですけど)に注目です。
関連してコメントも募集いたします。特に番組をご覧になった方々からのコメント大歓迎でございます。

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2009/03/12 | 資格問題

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  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
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