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【遠見書房の】『ケース概念化による 認知行動療法・技法別ガイド』『やってみよう! 統合失調症者への社会・心理的アプローチ』【新刊2冊】

09/01/20のエントリ、遠見書房と無料謹呈でご紹介した「こんなご時世に起業をした」でおなじみの遠見書房さんの書籍、第2弾・第3弾が出るようです。

ケース概念化による 認知行動療法・技法別ガイド――問題解決療法から認知療法までケース概念化による 認知行動療法・技法別ガイド――問題解決療法から認知療法まで
中野敬子

遠見書房 2009-05-01
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本書は,問題解決療法,認知療法,リラクセーション,不安管理訓練,行動修正,自己主張トレーニング,ケース概念化アプローチといった認知行動療法(CBT)のほとんどすべてを網羅する技法書で、その多彩なテクニックとその理論背景について詳細に書かれた実用的な一冊です。ノウハウだけではなく,うつ,不安障害,境界性パーソナリティ障害の事例検討も所収し,実際の臨床現場で役に立つものとなっています。

著者は,米国の『Journal of Clinical Psychology』誌の編集委員の経験もあるベテラン認知行動療法家。臨床と教育,研究活動にかかわってきた経験と,200を超える文献をもとに書かれたもので,いま一番読まれるべき本となっています。

本書には,血の通った本物のCBTが息づいており,クライエントのニーズに力強く応えることができるでしょう。臨床実践をするすべての方に読んでいただきたい一冊です。

やってみよう! 統合失調症者への社会・心理的アプローチ―ソーシャルワーク・福祉の力でどこまで治せるかやってみよう! 統合失調症者への社会・心理的アプローチ―ソーシャルワーク・福祉の力でどこまで治せるか
中村正利

遠見書房 2009-05-01
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統合失調症者の陰性症状に効果のあるグループミーティングをし、多くのメンバーを社会復帰に導いている精神保健福祉士による、刺激的な統合失調症への非薬物療法的アプローチのすすめです。もちろん、生物学的治療をまったく無視するわけではないですが、社会・心理療法を並行すれば、より実際的な「治癒」が進むはずです。本書では、その理念と理論と実際のところを詳述しました。

統合失調症では一生薬物を飲み続ける必要があるとされますが、H・S・サリバンの時代には、エビデンスのある精神病薬もないのに、初発の緊張性統合失調症において6~7割におよぶ治癒率を達成しています。なぜか?──というところから、本書のアイデアは始まっており、さまざまな治療の歴史を振り返りつつ、人と人がかかわるという単純な社会・心理的アプローチでどれだけの治癒ができるのかということを模索しています。

本書には、デイケアを運営する精神科医やPSW、心理療法家の方々にとって、とても強烈なメッセージが詰まっており、統合失調症を援助する方たちの必読書と言えるものです。臨床や人間の可能性を信じている方にはぜひ読んでほしい一冊です。

遠見書房 発行人ブログ「チラ裏」でも紹介記事がアップされておりますよ。
『認知行動療法・技法別ガイド』そろそろ発刊です!
『統合失調症者への社会・心理的アプローチ』4/22見本出来です


『認知行動療法・技法別ガイド』の方は、私もかなり興味があります。入門書ということで、私レベルにはちょうどいいのかも。
ブログ記事にある

また、精神科医の方などで「ちょっとCBTとやらを押さえておきたい」という方にとっても全貌が網羅できるので有効かと思います。とはいえ、セラピストの原則である「傾聴」だとか「共感」だとかが実践できないと、いくらCBTが有効な技法とはいえ、効果は発揮しませんのでご注意ください。

って辺りもいい感じ。
そして『やってみよう! 統合失調症者への社会・心理的アプローチ』ですが、副題の「ソーシャルワーク・福祉の力でどこまで治せるか」が力強いっすね。
今、自分がデイケアなんかに関わってたら是非読みたいと思ったはず。ホント、精神科リハビリテーションがらみのお仕事をしてらっしゃる方なんかにはかなりいいんじゃないでしょうか。
前にもご紹介しましたが、遠見書房さんでは無料謹呈中だそうで、ブログ・サイト管理者の方々で欲しい方はチャンスでございますよ。連絡先等についてはリンク先をご参照のこと。
関連エントリ
こういう形で役に立てるのはうれしいことでございます(09/01/30)
『カルトからの脱会と回復のための手引き』(09/02/09)
謙譲語「謹呈する」の尊敬語表現は何?(09/02/22)

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第 1 位

精神科臨床における心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

第 2 位

発達障害とパーソナリティ障害―新たなる邂逅 (現代のエスプリ no. 527)

石川 元 (編集)

やっぱり発達障害関連本は強い。こちらは特に精神病理学の観点から語られており、興味深いです。Amazon.co.jpではプレミア価格がついてしまっているのが残念。

第 3 位

日本版WAIS‐3の解釈事例と臨床研究

藤田 和弘 (編集), 大六 一志 (編集), 山中 克夫 (編集), 前川 久男 (編集)

WAISを使う全ての人に

第 4 位

心理学の「現在」がわかるブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
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