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【確かに】中島恵子著『理解できる高次脳機能障害』【読みやすいんだけど】

こんな本を発見。

理解できる高次脳機能障害理解できる高次脳機能障害
中島 恵子

三輪書店 2009-04-04
売り上げランキング : 33233

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以下、三輪書店の紹介ページより抜粋。

近年の脳科学分野の著しい進歩により、脳卒中や脳外傷といった脳損傷後に起こる高次脳機能障害の病態・症状の詳細が知られつつあり、また対応や就労支援などについての動きが活発になってきています。

高次脳機能障害は目に見えない“脳の機能”の障害なため、「脳機能」に関する医学的理解がなければ高次脳機能障害への本質的な理解は難しいといえます。医学的な本質的理解がなければ、効果のあるリハビリ(対応法)を病院外来や生活の場で行うこともできません。ところがこの医学的理解が非常に難しいのが高次脳機能障害の特徴といえます。その難しいところを、イラストや理解しやすい文章構成で、ひたすらにわかりやすく書いたのが本書です。

確かに「ひたすらわかりやすく」は書かれていると思います。


上記リンク先の「内容をみる」のところでPDF形式の見本を閲覧できます。それを見ていただければわかるように、専門用語にルビが振ってあったり、そもそも字がやたらと大きくて非常に読みやすい…と言えばそうかもしれません。
ただ、この本って対象は誰なんでしょうね?
この形式だと患者本人や家族などの「当事者向け」って感じがしないでもないですが、内容的には専門家の卵…って感じもします。
今後、精神科領域においては、高次脳機能障害の知識はいっそう重視されるようになると個人的には感じております。実際、ワタクシも職場において神経科や脳神経外科からの心理アセスメントの依頼が結構多かったりします。
そんなわけで、学部生なんかがとりあえず入り口として読む分には良い本なんじゃないでしょうか。
神経心理学的検査の適用(どんな場合に使うか)とか、それらの検査所見からどう見立てるか…みたいな内容も(簡単にではありますが)書かれておりますよ。
ただ、実際に働いている人やそれなりに知識のある院生なんかには、やはりこちらがお勧めかと(って私も教えてもらったんですけどね)。

高次脳機能障害学高次脳機能障害学
石合 純夫

医歯薬出版 2003-08
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そしてアセスメント関連ではこちらがお勧め。
高次脳機能障害ポケットマニュアル高次脳機能障害ポケットマニュアル
原 寛美

医歯薬出版 2005-12
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新しい本もボチボチ出てますが、この辺は鉄板って感じがしますです。
興味のある方はどぞー。

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第 1 位

精神科臨床における心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

第 2 位

発達障害とパーソナリティ障害―新たなる邂逅 (現代のエスプリ no. 527)

石川 元 (編集)

やっぱり発達障害関連本は強い。こちらは特に精神病理学の観点から語られており、興味深いです。Amazon.co.jpではプレミア価格がついてしまっているのが残念。

第 3 位

日本版WAIS‐3の解釈事例と臨床研究

藤田 和弘 (編集), 大六 一志 (編集), 山中 克夫 (編集), 前川 久男 (編集)

WAISを使う全ての人に

第 4 位

心理学の「現在」がわかるブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
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