初めての心理検査体験のもつ意味とか

公開日: : 臨床心理学

とりあえず最初に大事なことを言っておきます。
女の子にとって初体験ゎすっごくたぃせっなものなんだょ(ハァト)
いや。冗談じゃなく。本気で。
…いや。冗談だった。「女の子にとって」の部分は冗談だった。ごめん。マジごめん>皆様
その部分は冗談だけど、心理検査について教える際に「初体験」ってのはすごく大事なことだと思うわけです。
その前に、とりあえず以下の過去ログを読んでない方はまずはそちらから。
日本心理臨床学会の倫理綱領とか倫理基準とかから査定技法に関して考えてみる(09/05/07)
んでもって、これから書こうとすること、なんかどっかで既に書いた記憶があるよなぁ…と過去ログ検索してみたらこんなの見つけた。
心理アセスメントの教え方・教わり方 その1(06/05/17)
かなり重複する部分も多くなるかと思いますが、その上でこのエントリを読んでいただけると幸い。


09/05/07のエントリ、日本心理臨床学会の倫理綱領~のコメント欄にrhox2001さんからこんなコメントいただきましたよ。

(前略)

心理検査を学部生に教える・経験させるという場合に問題となるのは以下のような点でしょうか.



(1)学部生の段階で教えることで,将来専門家にはならない人にまで検査内容が伝わり,そこから検査内容が漏れていく恐れがある.



(2)教えられると言っても,検査内容は学部生に対し本格的にはなされないため,中途半端な知識が出来上がる.それが他者に歪んだ形で伝えられたり,心理検査に対し何らかの態度を築かせてしまう恐れがある.



(3)心理検査を経験した(教わった)学部生自身が,将来心療内科などで査定を受ける際に,本来得られるべき検査結果が得られない恐れがある.



(4)学部生が心理検査を経験するとして,もし講義の一環として行われる場合には,施行はほぼ強制となるが,非構造的な心理検査を用いることには危険があるのではないか.



(5)心理検査を経験したとして,それに適切なフィードバックが付随せずやりっぱなしになる場合には,学生にとって負担になるのではないか.

改めましてコメントありがとうございます>rhox2001さん
まず最初に一つ。当初は「倫理綱領とか倫理基準とか」から考え始めたことではありますが、「心理検査を学部生に教える・経験させる」という事自体は、ぶっちゃけそれほど倫理的に大きな問題ではないと思っています。
rhox2001さんがおっしゃるようなリスクも当然ありますし、私個人としてはその点には配慮する必要があると思いますので、もし私がどこかの大学の教員だったりしたら多分学部生には少なくとも必修の講義・演習で全員に対してロールシャッハを教えるようなことはしないと思います(…と、とりあえずロールシャッハの問題にさりげなく限定してみた)。
んで、なんでそうなのかということを改めて考えてみると、やはりそれは「初体験」ってのが大事だからだと思うのです。
当たり前の話ですが、初体験ってのは「初」であるが故に1度しかないものじゃないですか。特に将来、心理臨床実践に携わろうと思ったら、ある心理検査を初めて受ける体験ってのは極めて貴重だと思うです。なぜならその検査に関して全く知識がない=患者・クライエントの立場にかなり近い状態で検査を受けられるから。
もちろん、患者・クライエントの立場と全く同じってわけにはいかないのは当然でございます。そもそも、患者・クライエントじゃなくて学生だし、臨床場面ではなくあくまでも教育場面であり。
でも、ちゃんと訓練された検査者の実施する検査を受けることができれば、検査を受けるってのがどんな体験であるのかということを感じることはできると思うです。そして、ちゃんと訓練された検査者の実施する検査データは、それなりに妥当なものだとも思うです。
私は今も、私がロールシャッハを勉強する前に博士課程の先輩にとってもらった自分のプロトコル持ってますよ。それは当時の私の心性を少なからず反映したものであると思うです。
もし私がそれを受ける前にロールシャッハの知識を持っていたとしたら、あるいは学部生同士で施行法もおぼつかない感じでやったものだったとしたら…と考えると、ちゃんと勉強する前にとってもらってよかったなあと思うです。
てか、私が教育を受けた環境においては、「(少なくともロールシャッハに関しては)勉強する前に実際に受けてみる」ってことが半ばシステム化されており、そういう意味では良い環境だったなあと思います。
そんなわけで、rhox2001さんのコメントに対する返信は全くしてないままなんですが、なんだかまとまらないまま長くなってしまったので続きはまた今度。
読みづらくてすまんです>皆様
そして
女の子にとって初体験ゎすっごくたぃせっなものなんだょ(ハァト)
大事なことなんで2回目言ってみた。
続きに関しては気長にお待ちいただけたりすると幸い。

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2009/05/13 | 臨床心理学

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  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
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