Home > アーカイブ > 2009-05

2009-05

裁判員制度とか守秘義務とか

先日、同僚医師と何かの雑談の流れで裁判員制度の話をしまして。んで結論として、「裁判員制度ってケースカンファレンスに素人が参加するようなもんだよね」ってことになりました。
まあそうですわな。
裁判員制度の主たる目的ってのは「一般の市民の感覚を裁判に反映させること」だそうですが(裁判員制度について検察庁)、本来司法のプロによってなされる判断に、なぜ一般の市民の感覚を反映させる必要があるのかわかりません。イミフです。
プロによってなされるはずの医療における判断に、一般市民の感覚を反映させるなんてあり得ないですよね。それと同じ感じで。
そんなこんなで、裁判員制度に反対する人は多分少なからずいるかと思うのですが、そんな中こんなブログ記事が。
緊急;血の凍るような話が明らかに!八木啓代のひとりごと
ちょっと引用してみますよ。

全文を読む

新型インフルエンザでどうなる?日本精神神経学会

※06:45追記
「どうなる?」じゃなく、引用部分、「本日 5月17日 (日) 16:30 第105回日本精神神経学会学術総会、第4回生涯教育研修会および、指導医講習会 ( Ⅰ、Ⅱ ) の開催は中止となりました。」ってのは、17日の16:30時点で総会そのものの中止が決定したということですわな。
こんな感じで、深夜更新だとボケボケになりがちなので、やっぱダメっすね。
・・・・・・・・・・
新型インフルつながりで。
今週末、5月22日(金)から24日(日)の日程で、神戸国際会議場をメイン会場に第105回日本精神神経学会学術総会が行われる予定になっております。
…が、学会のトップページにはこんなメッセージが。
第105回日本精神神経学会学術総会

本日 5月17日 (日) 16:30 第105回日本精神神経学会学術総会、第4回生涯教育研修会および、指導医講習会 ( Ⅰ、Ⅱ ) の開催は中止となりました。

今後の対応につきましては、順次、HPにてご連絡いたします。

5月24日 (日) 14:30~16:30 開催を予定しておりました、「市民公開講座」については、開催中止とさせていただきましたので、予めご了承ください。

全文を読む

新型インフルエンザ感染確認で臨床心理士派遣?

ちょっと前の話になりますが、こんなニュースを発見。
臨床心理士を派遣 大阪府教委産経新聞大阪本社公式ニュースサイト

新たに1人の男子生徒(16)の新型インフルエンザ感染が確認されたことを受け、大阪府教委は10日、在校生と留学に参加した生徒の保護者のケアのために高校に臨床心理士を派遣した。派遣期間は10日ほどの予定。



会見した中西正人教育長は「感染者が4人となり重く受け止めている。学校などとより緊密に連携を取って生徒や保護者のケアに努めたい」と語った。

全文を読む

【ロテ職人】臨床心理士の怖い話【完全創作】

※「臨床心理士の怖い話」作ってみました。ということで以下はフィクションであり、実在の人物・団体・事件等とは一切関係ありません
※怖い話が苦手な人は読まない方がいいかもしれませんが、そもそもそんなに怖くない可能性も否定できません
・・・・・・・・・お話ここから・・・・・・・・・
これは知り合いの心理士から聴いた話なんですが…守秘義務もありますので、絶対に他の人には言わないでくださいね。
若い女性心理士、仮に山本さんとしましょうか。山本さんは元々病院臨床、特に精神科・神経科や心療内科クリニックでの勤務を希望していたのですが、大学院修了当時はなかなか希望する職場は見つけられず…山本さんだけに限らず、同学年でもなかなか自分が希望するような職場に就職できた人はなかなかいませんが…スクールカウンセラーや精神科デイケアでの非常勤で何とか食いつないでいたそうです。
そんな山本さんが念願の常勤職、しかもこれまた念願の心療内科の心理職に就いたのは大学院を修了して3年目の春でした。

全文を読む

BS11デジタル『伊集院光のしんばんぐみ』

昨日のエントリ、『死ぬほど洒落にならない話を集めてみない?』が面白いつながりで一つ怪談をば。
「赤いクレヨン」って話、知ってます?
恐い話が苦手な人は以下の引用部はスルーでも無問題。あと、有名な話なので知ってる人はこれまたスルーで無問題。
こんな話っすよ。

ある夫婦が今まで暮らしていたアパートが手狭になってきたことと、貯金が溜まったので念願だったマイホームを購入することを決めた。



新築するだけの資金はないので中古物件で妥協することにして、不動産屋に相談した。「出物だ」という価格の割には綺麗で適当な広さの中古住宅を購入することになった。



引越しを終えて新生活を始めた二人は、あることに気がつく。掃除した後でも廊下に赤いクレヨンが落ちていることがあるのだ。



夫婦は不動産屋に「この家で何かあったのか」と聞くが、不動産屋は「そういった事件は起きていない」と答えた。しかし、何か思うところあったのか不動産屋は夫婦の元を訪れて家を再検証することにした。



何も変わったことはないように見えたが、不動産屋は家の間取りから「存在しなければならない部屋」があることに気づく。

全文を読む

『死ぬほど洒落にならない話を集めてみない?』が面白い

ワタクシ、基本的にものすごい恐がりであり、同時に恐い話とか結構好きだったりします。
そんなワタクシが最近ちょっとハマっているサイトがこちら。
死ぬほど洒落にならない話を集めてみない?/洒落にならないくらい恐い話を集めてみない?— 過去ログ倉庫 投票所

いろんな媒体で恐い話を聞きますけど、本当に恐い話ってあまりないですよね?

そこで、ここを利用してあなたが聞いた、または体験した、しゃれにならないくらい恐い話を集めて、さらにそれを厳選して「究極の恐い話集」を作ってみませんか?

全文を読む

初めての心理検査体験のもつ意味とか

とりあえず最初に大事なことを言っておきます。
女の子にとって初体験ゎすっごくたぃせっなものなんだょ(ハァト)
いや。冗談じゃなく。本気で。
…いや。冗談だった。「女の子にとって」の部分は冗談だった。ごめん。マジごめん>皆様
その部分は冗談だけど、心理検査について教える際に「初体験」ってのはすごく大事なことだと思うわけです。
その前に、とりあえず以下の過去ログを読んでない方はまずはそちらから。
日本心理臨床学会の倫理綱領とか倫理基準とかから査定技法に関して考えてみる(09/05/07)
んでもって、これから書こうとすること、なんかどっかで既に書いた記憶があるよなぁ…と過去ログ検索してみたらこんなの見つけた。
心理アセスメントの教え方・教わり方 その1(06/05/17)
かなり重複する部分も多くなるかと思いますが、その上でこのエントリを読んでいただけると幸い。

全文を読む

「男子用“個室”トイレ増殖中」に思うこと

こんなニュースを発見。
学校で〇ンコは大問題!男子用“個室”トイレ増殖中ZAKZAK

香川県の中学校で完全個室のトイレができたという。「誰にもバレず、心穏やかにウンコしたい」という男子中学生の願いを思っての試みだそう。

完全個室のトイレを付設したのは、先月開校した香川県の高松市立第一中学校(生徒数341人)。2つの中学が統合したのを機に校舎を新築。その際、通常の生徒用トイレとは別に、1階の保健室隣に個室1室だけのトイレを設置した。

導入の経緯について、同市教育委員会は「級友にからかわれるのを気にし、ウンコを我慢する生徒もいる。そうした生徒に配慮するために設置を決めた」と説明する。もともとは、市議の提案から始まったが、当初は男子用トイレからすべての小便器を排除する「完全個室化」も検討したという。だが、しつけの問題や掃除など管理面も考慮。保健室の隣にだけ設置するという「折衷案」に落ち着いた。

全文を読む

『臨床心理学』Vol.9-No.3(金剛出版)

読んでみた。

臨床心理学 Vol.9 No.3 (9)臨床心理学 Vol.9 No.3 (9)

金剛出版 2009-05
売り上げランキング : 21880

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
特集は「子ども臨床において事実を分かちあう」ってことで、村瀬嘉代子御大を始め、有名どころが色々と書かれております。子どもに関わる機会が多い方は読むのが吉。
個人的に大変気になったのが、(普段はあんま気にしないところの)投稿論文。ちゃんと査読されておりますし、載ればきっちり業績になるってこともあって、ワタクシも以前某氏に投稿を薦められたりもしたのですが、ネタがなかったので出来ませんでした。
で、原著論文
末木新 2009 自殺系掲示板の持つ自殺予防効果の構造. 臨床心理学, 9(3), p369-381.
これって、当ブログの過去ログ
自殺のこととか(08/06/20)
ネットを使った卒論のためのアンケート調査について思うところなど(08/06/25)
で、ちょこっと取りあげました
自殺サイト:自殺 臨床心理学
での調査をまとめたものですよね。ちゃんとまとめたのはすげえ。

全文を読む

【SPSSから】『SPSSで学ぶ医療系多変量データ解析』【PASWへ】

07/10/31のエントリ、【素敵な】SPSSで学ぶ医療系データ解析【テキスト】でご紹介したこちらの本。

SPSSで学ぶ医療系データ解析―分析内容の理解と手順解説、バランスのとれた医療統計入門SPSSで学ぶ医療系データ解析―分析内容の理解と手順解説、バランスのとれた医療統計入門
対馬 栄輝

東京図書 2007-09
売り上げランキング : 8298
おすすめ平均
Amazonで詳しく見る
by G-Tools
これ、上記過去ログにもありますように大変良い本だと思います(詳しくは過去ログ参照)。そして、私が気づかぬ間にこの本の続編が出てたのですね。
SPSSで学ぶ医療系多変量データ解析―分析内容の理解と手順解説、バランスのとれた医療統計入門SPSSで学ぶ医療系多変量データ解析―分析内容の理解と手順解説、バランスのとれた医療統計入門
対馬 栄輝

東京図書 2008-10-08
売り上げランキング : 11874
おすすめ平均
Amazonで詳しく見る
by G-Tools

医学に限らず,複雑化する現象から得られたデータを捉えるためには多変量解析の手法が必要となるが,それぞれの手法は高度な数学理論のうえに成り立っているために,統計初心者が実務的解析を行なうのには優れた統計ソフトウエアの助けが不可欠である.本書では各解析手法の解説を“解析のしくみ”と“ 解析の実践”の2章構成とし,SPSSの操作手順とあわせて理論と実用の両面からデータ解析を学べるようになっている。初心者にも、ある程度の経験を積んだ人にも役に立つ。

重回帰分析から、主成分分析、因子分析、多重ロジスティック回帰、比例ハザード分析まで。最初の2章で、データ加工などの基礎事項や各手法の概要や選択方法を解説し、解析の全体イメージがつかめる。よく利用される手法についてそれぞれに、理論と統計量の意味を説く「分析のしくみ」とSPSSによる具体的手順と注意事項を示す「分析の実際」を1章ずつ設けた。各分析手法において、判断基準をできるかぎり明示し、「この場合はこのようにする」という記載を心がけた。例題を解くようにSPSSの操作を読み進めるだけでも、データ解析の流れと結果の解釈がマスターできる。各分析の最後には、「レポート・論文への記載」について、記述例とともに紹介し、そのポイントを押さえた。参考図書案内や、欧文・和文索引も充実している。

全文を読む

Home > アーカイブ > 2009-05

ブログ内検索
RSS 臨床心理学ニュース
2011年売れ筋ランキング
Amazon.co.jp 経由で購入可能です

第 1 位

精神科臨床における心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

第 2 位

発達障害とパーソナリティ障害―新たなる邂逅 (現代のエスプリ no. 527)

石川 元 (編集)

やっぱり発達障害関連本は強い。こちらは特に精神病理学の観点から語られており、興味深いです。Amazon.co.jpではプレミア価格がついてしまっているのが残念。

第 3 位

日本版WAIS‐3の解釈事例と臨床研究

藤田 和弘 (編集), 大六 一志 (編集), 山中 克夫 (編集), 前川 久男 (編集)

WAISを使う全ての人に

第 4 位

心理学の「現在」がわかるブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
ブログステータス


RSSリーダーで購読する

Google Readerへ追加

Subscribe with livedoor Reader
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 科学ブログ 人文・社会科学へ
にほんブログ村



あわせて読みたいブログパーツ
フィードメーター - ロテ職人の臨床心理学的Blog

スカウター : ロテ職人の臨床心理学的Blog



ケータイ閲覧用

Return to page top