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子どもの心の診療科がらみの本2点

気になる本を発見したので備忘録的に。
その1。

子どもの心の診療医になるために子どもの心の診療医になるために

南山堂 2009-06
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心身の発達障害や心に問題を抱える子どもたちの診療に取り組みたいと考えている小児科医必携の一冊。海外での専門研修経験を積み、第一線で活躍中の筆者3人が、「子どもの心の診療医」をめざすために必要な基本的心構えと基礎理論を解説したうえで、実際の治療のアプローチ方法を日々の臨床経験の中から具体的事例をあげてわかりやすく伝授する。

いまさらワタクシなんぞに言われなくとも多くの方はご存じかと思いますが、「子どもの心の診療科」とはいわゆる児童精神科ですわな。
afcpさんのところの4年前のエントリで、厚生労働省が「子どもの心の診療科」整備に動き出したという話題が紹介されております。
「子どもの心の診療科」、厚生労働省が整備へA Forward-looking Child Psychiatrist


その後のAFCPさんとこの記事でもたびたび紹介されているように、実際、多くの病院で子どもの心の診療科は設置されてきつつあるところかと思います。
それでも、ただでさえ小児科医不足が問題視されている中で、さらに細分化した小児精神科医を志す医師(の卵)がどれくらいいるのだろう?と思ったりもするのですが、こういう本が出るってことは「なりたい人」が結構いるということなのでしょうかね。
それはそれで大変喜ばしいことかと思います。
ちなみにこの本、(毎度毎度ちらっと見ただけの感想で恐縮ですが)割と教科書的な感じの内容ですかね。浅く広くという感じで。
出版社のサイトでは目次を見ることもできますよ。
南山堂 子どもの心の診療医になるために 目次
「なりたい人」だけじゃなく、小児精神科領域との関わりが多い仕事の人は持っていてもいいかもです。
・・・・・・・・・・
その2。

子どもの心の診療入門 子どもの心の診療シリーズ1 (子どもの心の診療シリーズ 1)子どもの心の診療入門 子どもの心の診療シリーズ1 (子どもの心の診療シリーズ 1)

中山書店 2009-08-25
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行政から「子どもの心の診療」体制の普及の提案がなされる時代であるが,その実現のためには,小児科医と児童精神科医との間の信頼感とパートナーシップが必要である.本書では,子どもの心の診療に携わる医療者として,小児科医と児童精神科医それぞれの立場から,現在わが国で提供できる医療のすべてを詳細に紹介している.初心者のみならず多くの経験を積んだ一般小児科医や一般精神科医も必読。

こちらはほんとに出たばっかの本。
全8冊+別冊の予定だそうな。
子どもの心の診療シリーズ 中山書店
ワタクシ的には「3.子どもの身体表現性障害と摂食障害」が気になるところ。あとは別冊の「ポケット版.子どもの心の処方箋ガイドブック」ですかね。
ちなみに上記リンク先にある「臨書の第一線で活躍する多彩な執筆陣」は「臨床の」ですね。ありがちな間違い。
こちらも続巻出ましたらご紹介してきますよん。

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第 1 位

精神科臨床における心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

第 2 位

発達障害とパーソナリティ障害―新たなる邂逅 (現代のエスプリ no. 527)

石川 元 (編集)

やっぱり発達障害関連本は強い。こちらは特に精神病理学の観点から語られており、興味深いです。Amazon.co.jpではプレミア価格がついてしまっているのが残念。

第 3 位

日本版WAIS‐3の解釈事例と臨床研究

藤田 和弘 (編集), 大六 一志 (編集), 山中 克夫 (編集), 前川 久男 (編集)

WAISを使う全ての人に

第 4 位

心理学の「現在」がわかるブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
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