「分裂病」については誤解されやすい表記なので…って何年前の記事?

公開日: : 臨床心理学

こんなブログがありまして。
自分探しに役立つ心理学

現代はストレスを持つことも多く、心も体も病んでいます。そんな心の状態を理解し癒す方法を教えてくれるのが心理学ではないでしょうか?そんな心理学に関して優しく説明しています。ぜひ、ゆっくり読んでいただいて、疲れた心、癒してください

とまあ、ブログの説明文からしてなんかアレな感じが漂っているわけなのですが、問題は本日のエントリですよ。
こちらでございます。


精神分裂病という言葉のイメージは?
来ました。「精神分裂病」です。

ときおり、犯罪の報道などを通じて「精神分裂病」という言葉に触れることがあります。

しかし、この病に対する理解は、そうした報道によって深まるどころかかえって誤解が広がっている気がします。

ときおり?
今、どんな犯罪の報道でも「精神分裂病」という言葉は出て来ないと思いますよ。

スイスの精神医学者J・ブロイラーが命名したことによって「分裂病」という言葉が生まれました。

J・ブロイラーって誰?オイゲン・ブロイラー(Eugen Bleuler)ですよね。
オイゲン・ブロイラー – Wikipedia
ひょっとして、ブロイアーと間違えた?
ヨーゼフ・ブロイアー – Wikipedia
しかもブロイラーは「Schizophrenie」とは名付けたけど、「精神分裂病」ってのはあくまでも明治時代に作られた訳語であり、「分裂病」と命名したわけじゃないですよね。

「分裂病者が犯罪を起こした」かのように報道されることがありますが、犯罪は「性格」の要因が大きいものです。

…「性格」?なんかまた色々誤解を受けそうなことを…。

「分裂病」については誤解されやすい表記なので、心理学の講座を受ける方々はこのようなこともぜひ学んで欲しいと思います。



何かいい名称はないものでしょうかね。

「統合失調症」とかどうでしょ?
…てか、ホントいつの時代に書いたエントリだよって感じですよ。
日本精神神経学会が精神分裂病の呼称変更 – ニュース – nikkei BPnet

日本精神神経学会は8月26日、横浜市で第98回総会を開催し、精神分裂病の呼称を「統合失調症」へと変更することで会員の合意を得た。

これ、2002年の話なんですけどね。
別に間違ったことを書くのは勝手にやってりゃいいと思うわけなんですが、それを誰かに「教えてる」ってのがこの上なくイタいっすよ。
思わずあのAAを思い出してしまいました。
・・・・・・・・・・
yaruo091011.jpg
・・・・・・・・・・
コメント欄があればそちらに書いたのですが、ないみたいなのでネタにさせていただきましたよ、と。

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2009/10/11 | 臨床心理学

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コメント/トラックバック (5件)

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  1. ロテ様
    やる夫のAA,はまりすぎです。
    あまりに面白かったので,このサイト,私もさっそく拝見致しました。
    ざっと全体を読んだのですが,確かに,大人気ないといわれるのは承知で,どうにも一言言いたくなりますわ。
    心理学の学術的な専門教育を受けていない人に心理学のブログを作るのはやめろと言うつもりはこれっぽっちもありません。
    しかし,こういった「いかにも学術的な装い」であいまいな知識を書き散らすのは非常にたちが悪い。
    9月23日のこの方のエントリに,
    「20世紀の心理学は、この実験心理学と臨床心理学のせめぎあいの歴史でもありました。」
    とありまして,思わず失笑しました。「20世紀」て。「せめぎあいの歴史」て。

  2. >六月さん
    コメントありがとうございます。
    > 心理学の学術的な専門教育を受けていない人に
    > 心理学のブログを作るのはやめろと言うつもりは
    > これっぽっちもありません。
    正直言うと、これもどうかとは思うんですが…。正しい知識だったら問題ありませんがそういったケースはきわめてまれであり。
    > しかし,こういった「いかにも学術的な装い」で
    > あいまいな知識を書き散らすのは非常にたちが悪い。
    全くもってその通り。ただ、臨床心理士資格を持っていたりしても、「いかにも学術的な装いで」「あいまいな知識を書き散らす」人もいるのがもっとたちが悪いような。
    > 「20世紀」て。「せめぎあいの歴史」て。
    うわあ…。

  3. コピペブログじゃないでしょうか。書いてる人の属性も明記されていないし。今こういうの多いです。検索されてみれば、本文そのままそっくり同じ、みたいなブログがたくさんヒットすると思います。まともに絡むだけアホらしい。

  4. >Anonymousさん
    コピペブログなのはわかるのですが、元ネタが気になります。特に「J・ブロイラー」のくだり。これを見る限りでは、中途半端な専門家(自称かもしれない)が書いたとしか思えないのですよね。

  5. 便乗して私も一言。
    J.ブロイラーの件もそうですが,この方のブログ,「E.ダルビングの記憶心理学」ってエントリが,アレじゃないですか。もう,めっさ怪しい。「ダルビング」,ダルビッシュと混同してるだろう。
    この人,心理学をにわか勉強した自称専門家だろうと私も思いました。心理学を学んだ人だったら絶対この間違いはありえない。
    独学で心理学を学び,どこぞからコピペしたブログを立ち上げ,心理学の「講座」でもやって一儲けしようとたくらんでいる人でしょうかね。
    (こんな想像,まったく無意味ですが)


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  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
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