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石垣琢麿・丹野義彦監訳『認知行動療法100のポイント』

表紙に大きく書かれた「100」の文字が目を引くこちらの本。本日の「気になる一冊」です。

認知行動療法100のポイント認知行動療法100のポイント
石垣 琢麿

金剛出版 2010-01-16
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認知行動療法は論理的で知的なクライエントだけに治療効果がある?感情に焦点をあてない?大切なのはポジティブ思考?クライエントの過去は一切無視?治療関係は関係ない?認知行動療法は冷酷無比の合理主義?……これら認知行動療法にまつわる疑問と誤解をまとめて解消!100のポイントとテクニックで認知行動療法をコンパクトに解説する,臨床家必携クイック・リファレンス。



そう。まさに「クイック・リファレンス」。知りたいと思う内容についてサクサク読めます。
実践的なところもそうですが、個人的に一番目を引くのは、「PartII CBTについての誤解を解く」の内容です。
出版社のサイトより目次の一部を引用。

12 論理的で知的なクライエントだけに治療効果が上がる?

13 CBTは感情に焦点をあてない?

14 CBTで大切なのはポジティブ・シンキング?

15 CBTは単純すぎる?

16 CBTは症状を改善させるだけ?

17 CBTではクライエントの過去は関係ない?

18 CBTは治療関係を利用しない?

19 CBTは社会的・環境的要因を重視しない?

20 CBTは常識の運用にすぎない?

21 CBTは合理主義か?

ガッツリとCBTやってる人ならごくごく当たり前の内容なのかもしれませんが、「えー?マジCTB?」「CBTが許されるのって○○までだよね~」(AA略)レベルの人には、結構「目からうろこ」な感じもあるのでは?
ネットの各所で既に話題になっておりますが、平成22年度の診療報酬改定では「認知療法・認知行動療法」の診療報酬が新設されるって動きがあるそうで、まあ必須になってきますわな。
そんな動きの中で入門の一冊としていかがでしょ?…つか、自分にとってとりあえず必要な気がしますですよ。

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第 1 位

精神科臨床における心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

第 2 位

発達障害とパーソナリティ障害―新たなる邂逅 (現代のエスプリ no. 527)

石川 元 (編集)

やっぱり発達障害関連本は強い。こちらは特に精神病理学の観点から語られており、興味深いです。Amazon.co.jpではプレミア価格がついてしまっているのが残念。

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日本版WAIS‐3の解釈事例と臨床研究

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WAISを使う全ての人に

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心理学の「現在」がわかるブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
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