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高橋祥友編著『セラピストのための自殺予防ガイド』

今月は政府が定める「自殺対策強化月間」なのだそうで。
政府が自殺対策緊急プラン 3月を「強化月間」にNIKKEI NET(日経ネット)

政府の自殺総合対策会議(会長・平野博文官房長官)は5日、相談体制の充実などを掲げた「いのちを守る自殺対策緊急プラン」を決定した。例年、月別の自殺者数がもっとも多い3月を「自殺対策強化月間」と定め、地方自治体や経済団体、労働団体と連携して自殺防止を推進する。



2009年の自殺者数は3万2753人(暫定値)で、前年を504人上回った。1998年以降、12年連続で年間自殺者数が3万人を超えている。



相談窓口の充実策としては、昨年末に自治体が実施したハローワークでの健康や法律面の相談を継続する。中小企業の経営者を対象に、商工会議所などが実施している資金繰りや債務返済に関する相談業務も強化する考えだ。

その関係でキャンペーンなんかも開催されたりしております。
自殺対策強化月間 内閣府、都内で通勤中のサラリーマンらに自殺対策呼びかけFNNニュース

1日から自殺対策強化月間が始まったのを受け、内閣府は1日朝、都内で通勤中のサラリーマンらに、不眠症状がある場合の医師への相談などを呼びかけた。



福島内閣府担当相は「家族の中でも、『お父さん、眠れてますか?』って聞いてみてください」と話した。



自殺者が10年連続で3万人を超え、特に年度末の3月に多いとして、政府は、2010年から自殺対策の強化月間に定め、福島内閣担当相らが東京・JR新橋駅前でキャンペーンを行った。



2週間以上眠れない日が続くなどの症状がある場合は、医師に相談するよう呼びかけている。

てなことを挙げるまでもなく、我々の仕事において自殺予防ってのは非常に大事なものであるわけですが、まさにその対人援助職にとっての自殺予防をテーマにした本がちょっと前に出てました。
こちら。

セラピストのための自殺予防ガイドセラピストのための自殺予防ガイド

金剛出版 2009-12
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日本では1998年以降、年間自殺者数3万人台が続いている。自殺は、残された遺族や親しい人々に深刻な心理的打撃を与え、死にゆく人3万人の問題にとどまらない。自殺はまさに他人事ではなく、社会全体で取り組むべき課題なのである。



本書では、ライフサイクルに従い、学校、会社、地域といった社会のさまざまな場所で、学生、働き盛り、高齢者等さまざまな年齢層の自殺を予防するために、どのような取り組みがなされているかを詳述する。さらに、自殺の危険の高い患者の治療にあたる際の精神療法的アプローチについて、また自殺が起こってしまった際の遺族、そして援助者自身のケアについても丁寧に解説した。



精神科医、看護師、臨床心理士、ソーシャルワーカー、教師等、現場で自殺の危機と向き合い、未然に防ぐべく奮闘している援助職に必読の書である。



当ブログの08/06/20のエントリ、自殺のこととかでご紹介したこちらの本

シュナイドマンの自殺学―自己破壊行動に対する臨床的アプローチシュナイドマンの自殺学―自己破壊行動に対する臨床的アプローチ
高橋 祥友

金剛出版 2005-05-20
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これの訳者である(そして著者のシュナイドマンの元で学んだ)高橋祥友氏が編著者です。
目次は出版社のページからどぞ。
セラピストのための自殺予防ガイド金剛出版
自殺全般に関わる精神療法的アプローチについて書かれた「第3部 精神療法」も当然役に立つ内容であるわけですが、「第4部 自殺と医療過誤訴訟」も(チラっとしか読んでませんが)興味深かった。
そんなわけで、解説にもあるように現場で自殺の問題に関わる可能性のある全ての方にお勧めな一冊です。
興味のある方はどぞー。

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津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

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