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2010年第1四半期売れ筋ランキング

4月2日です。昨日はエイプリルフールだったわけですが、それっぽいことを何もせずに終わってしまいました。

相も変わらず時間の流れは速いと思わざるを得ないのでありますが、ともあれ2010年の第1四半期が終了。恒例の売れ筋ランキングTOP5です。

サクっといってみましょう。

第5位は2点。

第5位

面接法面接法

新興医学出版社 2002-01
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臨床心理士や医師などを対象にどこでも、だれでもが受け入れるような常識的で基礎的な技法について、「人と人との出会い」という原点に立ち戻って論じた心の相談のための面接法の書。


大定番の一冊が来ました。昨年の年間ランキングでも第4位にランクインしておりましたが、その効果でしょうか。当ブログ的にはロングセラーと言っても良い感じ。

関連エントリ
【やっぱり】初めての面接の前に読んでおく本【基本でしょ】(05/02/25)

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第5位

そだちの科学 no.13―こころの科学そだちの科学 no.13―こころの科学

日本評論社 2009-10
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自閉症、アスペルガー障害、ADHD、LDなどの発達障害が見すごされたまま成人し、不適応に悩む人たちに対する診断と支援を考える。


これまた昨年の年間トップ10ランクインの1冊。やっぱり成人の発達障害は熱いトピックですな。昨年からの勢いそのままでランクイン。

関連エントリ
そだちの科学 no.13 特集:おとなの発達障害(09/11/02)

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そして第3位も2冊。

第3位

認知行動療法100のポイント認知行動療法100のポイント
石垣 琢麿

金剛出版 2010-01-16
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認知行動療法は論理的で知的なクライエントだけに効果がある?感情に焦点をあてない?大切なのはポジティブ思考?クライエントの過去は一切無視?…これら認知行動療法にまつわる疑問と誤解をまとめて解消!100のポイントとテクニックで認知行動療法をコンパクトに解説。臨床家必携クイック・リファレンス。


何せ読みやすい本。売れるのも納得。特に初学者にはお薦めかと。前にも書きましたが、あっさりめの装丁もお好み。

関連エントリ
石垣琢麿・丹野義彦監訳『認知行動療法100のポイント』(10/02/05)

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第3位

子どもの発達と情緒の障害―事例からみる児童精神医学の臨床子どもの発達と情緒の障害―事例からみる児童精神医学の臨床
野邑 健二

岩崎学術出版社 2009-12
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ケースを中心にすえ,子どものこころの理解と支援を考える


タイムリーにAFCPさんのところで、子どもの心の診療体制に関するアンケート結果が紹介されておりますよ。

子どもの心の診療体制都道府県アンケート結果A Forward-looking Child Psychiatrist

そこでも触れられているように、やっぱ専門医は足りてないそうで…でも当ブログだけでこれだけ購入されてるってことだけを見ても、興味・関心の高さがうかがわれる、つまり需要はあるってことなのですよね。

てな感じで色々なことを考えさせられる一冊ではありますが、とりあえず読みやすい本です。そして献本してくださった方、ありがとうございました。

関連エントリ
本城秀次監修『子どもの発達と情緒の障害 事例からみる児童精神医学の臨床』(10/01/27)

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そして第1位。

第1位

Rによる心理・調査データ解析Rによる心理・調査データ解析

東京図書 2010-01-14
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フリーのRで、データ解析の初歩から論文・レポート作成までを解説
調査系データ解析を扱う文系の学生や研究者が、自分でちゃんと理解して、信頼できる分析結果を得られるように、また、そうした環境をフリーで構築できるように、ということなら、オープンソースのRを利用するのが、選択肢の一番手に挙がる。ただ、その操作は必ずしもとっつきやすいとはいえない。本書はその使い勝手でロングセラーとなった『SPSSとAmosによる心理・調査データ解析』の解説内容や使用データに準じて、その主要な解析をRで行なう方法を初心者にもわかるよう、解説している。


前にも書いたんですが、学生、特に学部生が個人でSPSSを所有するというのはなかなか難しいことだったりしますが、オープンソースのRなら基本的に無料ですからね。興味ややる気さえあれば、心理統計の講義を受けたばかりでも使えちゃうわけですよね。そういう意味では研究費が出ない現場の心理職が数量的データを扱いたいと思った時にも必須と言えるかもしれませんです。

個人的にはこの本が1位だったというのは、つまり研究に興味がある人が多いってことで大変うれしかったりするのでございました。

関連エントリ
【これは】緒賀郷志著『Rによる心理・調査データ解析』【激ヤバ】(10/01/21)

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そんなこんなで今四半期も基本的には私が気になる本しかご紹介できないわけですが、皆様の参考にもなれば幸いでございます。また、皆様もお薦めの本とかありましたら、ご紹介いただけたら大変うれしゅうございます。

ついでに、もしご恵送いただけたりなんかしたらよろこんでご紹介させていただきたいと思います。

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2011年売れ筋ランキング
Amazon.co.jp 経由で購入可能です

第 1 位

精神科臨床における心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

第 2 位

発達障害とパーソナリティ障害―新たなる邂逅 (現代のエスプリ no. 527)

石川 元 (編集)

やっぱり発達障害関連本は強い。こちらは特に精神病理学の観点から語られており、興味深いです。Amazon.co.jpではプレミア価格がついてしまっているのが残念。

第 3 位

日本版WAIS‐3の解釈事例と臨床研究

藤田 和弘 (編集), 大六 一志 (編集), 山中 克夫 (編集), 前川 久男 (編集)

WAISを使う全ての人に

第 4 位

心理学の「現在」がわかるブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
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