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2010年第2四半期売れ筋ランキング

今年ももう半分過ぎてしまった!ってなわけで恒例のアレです。

ちなみに前回のランキングはこちら。

2010年第1四半期売れ筋ランキング(10/04/02)

第5位 面接法
第5位 そだちの科学 no.13―こころの科学
第3位 認知行動療法100のポイント
第3位 子どもの発達と情緒の障害―事例からみる児童精神医学の臨床
第1位 Rによる心理・調査データ解析

何度みても、1位がこれってのがすげえ。

というわけで行ってみましょうか。チェケラ。



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第5位は2点。

第5位

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方
エリザベス・O. リヒテンバーガー ネイディーン・L. カウフマン アラン・S. カウフマン ナンシー マザー Elizabeth O. Lichtenberger

日本文化科学社 2008-10
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よい心理アセスメントレポートは,検査によって得られた結果,背景情報,行動観察などの情報をもとに子どもの状態を説明し,今後の指針を分かりやすく示すものでなくてはならない。本書は,心理アセスメントレポートの書き方を簡潔で分かりやすく説明する。心理アセスメントレポートを書く初心者,臨床心理学を学ぶ学生や大学院生,そして,アセスメントレポートを読んで理解する必要のある専門家向けの入門書である。


前四半期はノーマークでしたが、2009年年間の第6位のこちらが浮上。

心理アセスメント系はやはり需要がありますですね。

関連エントリ
【感想…というか】『エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方』その3【ツッコミ?】(09/03/16)

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第5位

そだちの科学 no.13―こころの科学そだちの科学 no.13―こころの科学

日本評論社 2009-10
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自閉症、アスペルガー障害、ADHD、LDなどの発達障害が見すごされたまま成人し、不適応に悩む人たちに対する診断と支援を考える。


そしてアセスメント系に負けず劣らず人気なのが発達障害関連。こちらもコンスタントに出てました。

関連エントリ
そだちの科学 no.13 特集:おとなの発達障害(09/11/02)

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第4位

こころの治療薬ハンドブック 第6版こころの治療薬ハンドブック 第6版
山口 登 酒井 隆 宮本 聖也 吉尾 隆 諸川 由実代

星和書店 2010-04-23
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精神科で用いられるほぼ全ての薬剤をまとめたハンドブックの最新改訂版。本年に市販される新薬までを掲載した上、識別コード一覧を全薬剤までに拡張、臨床現場での更なる使い易さを追及しました。また、薬理説明、処方エピソード、服用時の注意点などのわかりやすい解説は、医師、看護士、臨床心理士、薬剤師などの医療従事者だけでなく、薬を服用している患者さんやご家族の方にも理解しやすいとご好評いただいています。
精神科に携わる全ての方々には必須の1冊です。


とりあえずのド定番ですわな。職域を問わず皆さんにどうぞって感じで。

ちなみにマーケットプレイスなんかで昔の版を購入されている人もいるんですが(その分は第6版とは別に集計してます)、その辺の需要もあるんでしょうか?コレクターアイテム的な何か?

関連エントリ
『こころの治療薬ハンドブック 第6版』(10/04/25)

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第3位

子どもの心と学校臨床(第1巻)特集:学校でうまくゆく心理アプローチと考え方子どもの心と学校臨床(第1巻)特集:学校でうまくゆく心理アプローチと考え方
村山正治 窪田由紀 中釜洋子 神村栄一 黒沢幸子 冨永良喜 祖父江典人 高石浩一 諸富祥彦 辻井正次 岩宮恵子 滝口俊子 吉川 悟 東 千冬 森岡正芳 長沼葉月

遠見書房 2009-08-20
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多岐にわたる問題を抱える学校を臨床実践によって変えていく スクールカウンセラーと教職員のための雑誌 スクールカウンセラー(SC)事業は,公教育の現場に外部の専門家(臨床心理士)を投入するという画期的な事業であった。初年度(平成7年度)の154校の中学校に派遣されたSCたちは,現場から高い評価を受けて,平成18年度には全公立中学校に,平成20年度からは小学校に派遣されるまで発展してきた。しかし,昨今の公教育への予算削減を受け,SC事業への配分も減少している。ゆとり教育からの転換,社会状況の急速な変化から生みだされる不登校,いじめ,虐待,教師のうつ病などによる休職者の増大など,事態は深刻になっているのにもかかわらずである。 こうした状況の中で,子どもと学校が元気になるための学校臨床の発展を願って登場したのが本誌である。スクールソーシャルワーカーや各地独自の援助職・ボランティアの導入など,学校臨床においては他の専門職が協力するコラボの時代にある。裏を返せば,学校臨床というものの考え方を集約する「器」が必要である。子どもや保護者,教員,地域住民までをも含む学校コミュニティに援助者としてどうかかわるのか。これまでの実績を評価し,原点を見直し,学校現場の最前線に向け,新しい視点や大切な情報を提供するのが本誌の使命である。SC,スクールソーシャルワーカー,相談員,教師,養護教諭,教育行政関係者などが共同して子どもや家族の課題に取り組んでいけるよう知恵を絞っていくつもりである。是非,読者の皆さんに雑誌づくりに参加していただければと思う。(本誌編集同人代表 村山正治「創刊にあたって」より抜粋)


「伝説の敏腕編集者」さん(ワタクシが勝手に命名)が立ち上げた遠見書房さん。絶好調です。1年くらい前の発売なのですが、未だに売れております。内容(そして価格とのバランス)を考えれば納得のランクイン。

関連エントリ
『子どもの心と学校臨床』創刊号 特集:学校でうまくゆく心理アプローチと考え方(09/08/14)

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第2位

子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で
辻井 正次 中村 和彦 井上 雅彦 藤田 知加子 白石 雅一 小泉 晋一 明翫 光宜 川上 ちひろ 杉山 登志郎 木谷 秀勝 中島 俊思 岩宮 恵子 八木 修司 山崎 直 本間 友巳 岡村 達也

遠見書房 2010-02-20
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発達障害への援助のプロ中のプロである辻井先生にお願いして,今回は発達障害についての特集を組んでいただきました。辻井先生の冒頭論文にもあるように,カタログではない,臨床家の熱意のこもった論文が集まりました。ナントカ療法によらない現実的なアプローチは,多くの学校関係者にとって膝を打つものになるでしょう。辻井先生の連載とまとめて読んでいただけると,なお,理解が深まるかと思います。

スクールソーシャルワークに対する論考を「【観点】学校からの報告」として八木先生にお願いしました。この「観点」のコーナーは,これぞというテーマがあれば,不定期でリレー連載を行なっていくつもりです。情報をお待ちしております。また,なかおよしき先生によるエッセイマンガ(?)のコーナーも始めました。


同じ雑誌2連発キター!

ってなわけでこれです。学校臨床に関わっていないワタクシですが、それでもこの辺は読んでみたい(てか、まだ読んでないの?)。とりあえず小学生の子どもを持つ父親の立場からも。

関連エントリ
『子どもの心と学校臨床』第2号 特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で(10/04/09)

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そして…

第1位

精神科臨床における心理アセスメント入門精神科臨床における心理アセスメント入門
津川 律子

金剛出版 2009-06-19
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チェックリストでもラベリングでもない「心理アセスメントの六つの視点」を,第七の視点(here and now)で有機的につなげ,クライエントの立体的な全体像をとらえるために――若手臨床心理士に贈る「心理アセスメント入門」必携書。
心理アセスメントの六つの視点(トリアージ1・トリアージ2・病態水準にまつわる要素・疾患にまつわる要素・パーソナリティ・発達生活の実際)から得られたものは,第七の視点(here and now)を通じて集約され,ネットワークのようにつながりながら立体的に存在する。臨床心理面接と不可分な“それ”は“家”のイメージであり,アセスメントから得られた成果をヒントにクライエントの全体像を立体化してゆく内的努力を,セラピストは学派を越えて行なっている。この“家”(=心理アセスメントにおける六つの視点を通じて成っている立体的な像=臨床心理学から見たその人の全体像)のなかでクライエントとセラピストが共生するイメージ――それこそが,真の心理アセスメントである。


正直なところ、意外な第1位だったり。

いや、間違いなくいい本はいい本だと思いますよ。昨年の年間第6位ですしね。

ひょっとして時期が時期だけの「教科書需要」とかあったんじゃね?的なくらい(ワタクシのブログ経由としては)売れているという印象でございました。

ともあれ、未読の方はいかがでしょ?

関連エントリ
津川律子著『精神科臨床における心理アセスメント入門』(09/07/23)

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相変わらず需要無視感バリバリなこのランキングですが、何かの参考になれば幸いでございます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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第 1 位

精神科臨床における心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

第 2 位

発達障害とパーソナリティ障害―新たなる邂逅 (現代のエスプリ no. 527)

石川 元 (編集)

やっぱり発達障害関連本は強い。こちらは特に精神病理学の観点から語られており、興味深いです。Amazon.co.jpではプレミア価格がついてしまっているのが残念。

第 3 位

日本版WAIS‐3の解釈事例と臨床研究

藤田 和弘 (編集), 大六 一志 (編集), 山中 克夫 (編集), 前川 久男 (編集)

WAISを使う全ての人に

第 4 位

心理学の「現在」がわかるブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)特集:学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
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