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中村紀子『ロールシャッハ・テスト講義〈1〉基礎篇』、そして『Sweet Code』?

この本はとりあえず欲しい。というか、多分買う。

ロールシャッハ・テスト講義〈1〉基礎篇 ロールシャッハ・テスト講義〈1〉基礎篇
中村 紀子

金剛出版 2010-06-26
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「包括システムによるロールシャッハ・テスト」の基礎講座、待望の書籍化。「解釈篇」へと続く本書「基礎篇」は、ロールシャッハ・テスト誕生秘話、コーディングの一工夫、ノーマル・データの読み解き方など、セラピーや介入につながるベテランだけが知る技術を惜しみなく語った、エクスナーによる正典『ロールシャッハ・テスト―包括システムの基礎と解釈の原理』(金剛出版)の理解を助けるサブテキスト決定版。

しかし「正典」ってなんだかアレな感じがしますね。

正典 – Wikipedia

正典(せいてん、Canon, カノン)とはある宗教において公式に信者が従うべき基準として確立されている文書をいう。経典(けいてん)とも。正典で無いものは外典と呼ばれる。この項目では宗教的な正典全般について述べる。

「ある宗教」「信者」「経典」…

まあ、その辺は置いといて。

ほぼ同時期に出たこちら。これはかなり気になります。

ロールシャッハ・テストSweet Codeコーディング・システム ロールシャッハ・テストSweet Codeコーディング・システム
大関 信隆 中村 紀子

金剛出版 2010-06-15
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包括システム・ロールシャッハ・テストは,それぞれがユニークな存在である受検者の人間像を生き生きと浮かび上がらせてくれる非常に有用なアセスメント・ツールであり,プロトコルをコーディングするという行為は,受検者の言葉を単なる無味乾燥な記号に置き換える作業ではなく,包括システムを使う私達が個人の主観的判断を超えて共通の視点で受検者の人間像を理解するためのロールシャッハ言語へと翻訳する重要な行為と言える。
この有意義だが複雑で骨の折れるコーディングが,包括システムを使う全てのロールシャッカーにとって少しでも心地良くそして優しいものとなることを目指して,この『ロールシャッハ・テスト Sweet Code』は生まれた。

練習から実務までをカバーする、包括システム・ロールシャッハ・テストのための統合的コーディングソフト。

書籍扱いになっておりますが、とりあえずはPCソフトらしいっす。

一瞬「自動解釈とか?」と思いましたが、どうやら『ロールシャッハ・テスト―包括システムの基礎と解釈の原理』に収録されなかったコーディングの練習問題300問がメインになっているようです。

ロールシャッハ・テスト―包括システムの基礎と解釈の原理 ロールシャッハ・テスト―包括システムの基礎と解釈の原理
ジョン・E. エクスナー 中村 紀子

金剛出版 2009-07-08
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ロールシャッハ・テストSweet Codeコーディング・システム はじめにより

このSweet Codeは,『ロールシャッハ・テスト ワークブック(第5版)』(金剛出版,2003)の第Ⅲ部,第12章のコーディング練習にある300問の練習問題を,エクスナー博士のご子息クリストファー・エクスナー氏の許可を得て教材に作り直したものです。

包括システムのテキストの集大成ともいえる『ロールシャッハ・テスト―包括システムの基礎と解釈の原理』(The Rorschach : A Comprehensive System Vol.1 Basic Foundations and Principles of Interpretation, 4th Edition, 2003)(金剛出版,2009)に,残念ながら収録されなかった練習問題を,さらに学びやすい形でこのように提供できることをうれしく思います。

ふーん。

しかし

ロールシャッハ法は独学や,書物による学習に向きません。おそらく,華道や茶道あるいは武道には「作法」や「呼吸」や「間」というような所作振る舞いの一つ一つに「型」がありますが,それを「身につける」のに似ているのだと思います。そのためには「手ほどき」と「鍛錬」が必要です。

ということであれば、この手のソフトよりもマンツーマンで教えてもらうのがいいのでしょうけれども、まあ確かに全ての人がそんなことを簡単にできるわけではないでしょうからねえ。

その他、機能としては「プロトコルデータの入力と分析」とありますが、この「分析」ってのはどこまでを含むのでしょうね?恐らくは、構造一覧表の作成まで…のような気がしますが、実際のところはよくわかりません。

ともあれ、こちらは自分的には微妙。すげえお金が余ってたら買うかも(そしてそんなことは決してないのでありましたとさ)。

どちらも興味がある方は是非どぞー。

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