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【最近の】東斉彰著『統合的観点から見た認知療法の実践』【岩崎学術出版社って…】

先日のエントリ、【なんか】井上和臣・友竹正人監訳 ベック, A.T.他 著『改訂第2版 パーソナリティ障害の認知療法 全訳版』【すごそう】でご紹介したアレに続き、同じ出版社で認知療法について扱ったこちらを取り上げようと思っていたです。

本書の特徴は、治療関係と心理療法の統合にある。第4章では、感情的(体験的)技法を取り上げることによって、認知療法の技法の幅を拡大し、心理療法の統合に向けた試みがなされている。第5章には、認知療法では論じられることの少ない治療関係が詳述されている。第7章において、現代心理療法の系譜がわかりやすく展望されている。これらの潮流の一方で、統合・折衷的心理療法が、理論統合アプローチ、技法折衷アプローチ、共通要因アプローチ、同化的統合アプローチに分類され、議論は統合的方法としての認知療法に至る。精神分析療法、行動療法、クライエント中心療法などとの関係に続いて、認知療法の統合性が複数の視点から主張される。

紹介しようと思っていたのですが…

Breathing Room~心理学関連本の読書日記~さんに先を越されてしまいました。

“統合的心理療法”としての認知療法:『統合的観点から見た認知療法の実践―理論・技法・治療関係』

ワタクシのてきとー極まりない「紹介」に較べれば、あちらの「レビュー」の方が100倍くらいしっかりしていますし、今さらワタクシなんぞが書くことはなくなってしまったわけなのですが、この本が出てるのを見てちょこっと思ったことなど。

岩崎学術出版社と言えば、私のイメージはゴリゴリの精神分析系書籍中心の出版社って感じなのです。

実際、未だに分析系の書籍の数は圧倒的に多いようです。岩崎学術出版社さんの「書籍ジャンル一覧」のページを見ると「精神分析」は120、さらに他のジャンルの中にも分析系の書籍は多数含まれています。

ただ、ここ最近は分析系以外の良書も増えてきてる感じがするのですよね。

『人格障害の認知療法』の改訂前の版も岩崎さんから出てますし、行動療法系の書籍も以前から出てはいるんですが…ってなると完全に私の(私だけの?)イメージの中での話になってきてしまうわけですが…でも、なんとなくそんな感じしません?(誰かが同意してくれてることを祈りつつ)

これまた私の中だけの話かもしれませんが、なんとなく最近「金剛出版っぽく」なって来てる気がします。いや、それが悪いということではなく、なんとなく、ちょっとだけ、寂しいなあ…みたいな?

何が言いたいのか今ひとつよくわからなくなってきていますが、ともあれ前回ご紹介した『パーソナリティ障害の認知療法 改訂第2版』に負けず劣らず、この『統合的観点から見た認知療法の実践―理論・技法・治療関係』も面白そうな感じがします。

興味のある方は是非ともポチっとどぞー。

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コメント/トラックバック (2件)

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  1. お疲れ様です。
    読まなくてはいけない本、読みたい本が増える一方ですねぇ・・・(泣

  2. はじめてコメント致します『Breathing Room』の管理人のrockと申します。
    いつもblogを拝見させていただいております。
    アクセス数がいきなり増えていてびっくりしていたのですが、こちらで取り上げていただいていたとは…誠に恐縮です。
    ロテさんのblogからは、いつも書籍の情報などを中心に参考にさせていただいております。今後ともよろしくお願い致します。


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  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
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