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北大路書房から面白げな本が出てる&これから出る〜アスペ当事者本、SV本、そしてエビデンスベイストな力動的心理療法

書店でこちらの本を見かけたのです。

一方が障がいをもった夫婦が長年のコミュニケーション齟齬の経験を当事者どうしで語り合う。二人がいかに認め合い,その関係を大切なものと感じるに至ったか,ネットブログを主宰する編者の司会で二人の経過を立体的に浮かび上がらせ,アスペ-定型問題に留まらない,万人のコミュニケーション問題とのつながりを探る。


私の勝手なイメージですが、この本ってあんまり北大路書房らしくないというか…結構基礎系の本に強いイメージがあったので、なんか意外な感じがしたのですよね。

紹介文にもあるように編者はブログを運営している方だそうな。

アスペルガーと定型を生きる: アスペと定型
http://communicative.cocolog-nifty.com/blog/

ブログが元になった本って(当事者本ではありますが)心理系の専門書としてはやはり珍しいのではないかと思います。そんなわけで、ご紹介したいと思い出版社のページを見ていたら、これ以外にも面白げな本を見つけた次第であります。

一つはこちら。

援助職の専門家になるため,また日々の実務上もスーパービジョンは必須のもの。だが機会も限られ,その実態は神秘性を伴い見えづらいものとなっている。スーパービジョンにまつわる諸問題を広範囲にわたり言語化し,自身の援助行動を適切に振り返り,客観性や妥当性を備えたものとしていくためのノウハウを体系的に整理。

SV本ってこれまでもいくつかはあったと思いますがやはり珍しいですよね。それでいて、これがなかなか大変な問題だったりします。

SV探しもそうだし、SVの受け方も。そしてSVをする側もやはり色々と考えねばならないことがあるわけで。そういった意味で、こちらの本は幅広い層に必要な内容が盛り込まれているのではないかと思うわけです。

原書はこちら…

この4th ed.は2012年刊なので、3rd ed.の方ですかね。多分。

さらにもう1册。こちらはこれから出る本。

欧米では精神力動的療法は精神保健の分野で周辺領域に追いやられている。実証的研究が欠如しているという理由で。しかし読者は本書の各所に実証研究の存在を確認することになる。実際エビデンスを確立する方法が豊富に存在し,かつ着実に蓄積されつつある。精神力動的心理療法研究の学術的位置について包括的展望を示す。

これはなかなか面白そう。

原書はこちら。

ほう。著者名にあのギャバードが入ってますが、「はしがき」を書いているようです。

そんなわけでいずれもとても面白げな本だと思いました。あれでしょうか。日心臨に向けて臨床系の売れ筋本を各社これから出してくるという感じなのでしょうかね。

その辺、ぼちぼちご紹介していきたいと思います。

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