数井みゆき編著『アタッチメントの実践と応用 医療・福祉・教育・司法現場からの報告』

実は昨日はこれを紹介したかったのですが、出版社のサイトでアレが目についてしまったので先にご紹介した次第。

こちらですよ。

社会構成が複雑化している現在,医療・福祉・教育・司法等々の現場で生じる混乱を収束するひとつの指針として,アタッチメント理論が注目されている。しかし,理論を実践化するための方策を紹介する情報源は少なく,かつ,現場別の使用法を解説したものはほとんどない。本書は,理論をいかに現場に当てはめ,どのように応用していくかの可能性を示すことにより,専門職の方々の一助になることを目指すため、アタッチメント理論を実用化するメソッドを,幼児から大人までの幅広い年齢層への実践例を紹介することを通して,提言するものである。

出版社の紹介ページでは目次が見られますよ。

アタッチメントの実践と応用誠信書房

最近はあれなんですかね。愛着とかアタッチメントの理論と臨床を結びつけよう的なことが流行ってるんでしょうか。

これとか…

これとか。

で、今回ご紹介する『アタッチメントの実践と応用〜』ですが、サブタイトルにもあるように、取り上げられている領域は多岐に渡っております。目次にもあるように、家族療法、周産期臨床から、ニート・引きこもりまで。

取り上げられている文献も豊富ですし、特にアタッチメント研究に興味がある人(学生とか)がそれをどう臨床につなげていくか考える上でかなり参考になるのではないかと思います。

そういう意味で学生さんから現場の人、研究者まで幅広い層におすすめな感じです。

最後にちょっと気になったこと。この本って縦書きなんですよね。個人的に専門書は横書きの方が読みやすい派なんですが、縦書きにはなんかこだわりがあるんですかね?教えて偉い人!

ってなわけで興味がある方は是非ともポチっとどぞー。

関連記事

心的変化を求めて

【ご恵贈】ハーグリーブス&ヴァーケヴカー 編・松木邦裕 監訳『心的変化を求めて: ベティ・ジョセフ精神分析ワークショップの軌跡』【感謝!】

ちょっと更新サボっておりましたが、ぼちぼち行きたいと思います。 最近、色々と本をお送り

記事を読む

心理学書籍販売研究会

心理学書販売研究会(心販研)のページがセブンネットショッピング内に!…あったんだけど…

先日、「何か面白い本はないかしらん?」とネットの海を漂流していたところ、心理学専門書を刊行す

記事を読む

「どうせうまくいかない」が「なんだかうまくいきそう」に変わる本

【ご恵贈】杉山崇 著『「どうせうまくいかない」が「なんだかうまくいきそう」に変わる本』【感謝!】

17/09/26のエントリ、【ご恵贈】渡邊敦子・安齊順子 編著『対人関係とコミュニケーション

記事を読む

改訂 精神分析的人格理論の基礎

馬場禮子著『精神分析的人格理論の基礎』の改訂版が気になるのです

情報いただいたのは昨年です。ずーっと気になっていたのです。 改訂 精神分析的人格理論の

記事を読む

対人関係とコミュニケーション

【ご恵贈】渡邊敦子・安齊順子 編著『対人関係とコミュニケーション』【感謝!】

「ご恵贈いただいたにも関わらず長い間ご紹介せずにいて大変申し訳ありませんでした」シリーズ第1

記事を読む

新着記事

コメント/トラックバック

現在、この投稿へのコメント/トラックバックは受け付けていません。


follow us in feedly
  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
PAGE TOP ↑