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【面白いけど】中根充文監訳・大原由久訳『ICD-10ケースブック: 精神および行動の障害の診断トレーニング』【高いんだよねぇ】

出たばかりのこちら…と思ったんだけど実は1ヶ月前に出てたんですね。最近、書店で見つけました。

ケースを通してICD診断を学べる副読本、待望の翻訳
世界中で用いられている、WHOの精神科診断基準ICD-10をより深く学びたい人のための症例集。「秘密のボトル」、「独りぼっちのミュージシャン」、「偉大なことを成し遂げた人物」など、印象的な表題が付けられた99の臨場感あふれるケースを収載。ICD-10の構成に沿った目次立てで、具体的な症例に基づいてICD診断を実践的に学ぶことができる。なお、収載症例は成人例に限定されている。

出版社の紹介ページはこちら。

ICD-10ケースブック – 医学書院

目次が見られます。確かに「印象的な表題」の数々は気になります。

我々心理職は当然「診断」はしないわけなんですが、でもまあ読むと面白いっすよ。「医学的」「診断的」視点から見るとそのケースがどんな理解になるのか?という見方をすればなかなか面白いと思います。

ただねぇ…

タイトルにも書きましたが価格はお高いです。直接仕事に活用できるという類いの本でもないですし、ただでさえお金のない心理職の皆様方にはなかなか手が出し辛いんじゃないかと思います。

図書館等でも書籍というよりは「資料」扱いになって「貸出禁」なケースはあるかもしれませんです。それでも機会があれば目を通してみるといいかもです。

ちなみに「ケースブック」と言えば、ICDにならぶ診断基準であるところのDSMにもありますわな。

「DSM-IV-TR精神疾患の診断・統計マニュアル」の副読本。成人、小児および青年、多軸評定、世界各国からの症例、歴史的症例の5つの章からなる計235症例にそれぞれ詳細な症例記述と診断についての解説が与えられる。

ケースブックの有名症例、私ならこう治療する。定評ある『DSM‐IV‐TRケースブック』掲載の症例に対し第一線で活躍する米国の精神科医が最先端の治療方針を提示。あなたなら、どうアプローチしますか。

いずれも「さらに高い!」&「でかい!」の二重苦であります。でも「自分なら臨床心理学的立場でどうアプローチするか」といったように考えてみるのはやっぱ面白いかもです。

精神科医の皆様であれば手元にあってもいいんじゃないでしょうか。よろしければポチっとどぞー。

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