『脳とアート 感覚と表現の脳科学(脳とソシアル)』

これは読みたい。

脳はときどき嘘をつく、「脳とソシアル」シリーズ第4弾
生物にとって、感じることは、生きること。命を守るために、五感を研ぎ澄ませ、生活している。しかし、ヒトは、感じたものを自分なりに表現しようとする。それは、なぜか? 「アート」という身近な行動から脳の仕組みを探る、「脳とソシアル」シリーズ第4弾。

出版社の紹介ページはこちら。序文と目次が読めますよ。

脳とアート医学書院

対談形式の序文の中で最もワタクシの目を引いたのはこちら。

神経心理学のいままでのターゲットは,人間集団の中での行動だったんです.だから,言語や行為が研究対象になったんだけれども,そうではなくて個を対象とするような神経心理学というのがあってもいいんじゃないかと.ただ,科学としては難しいですよね.「これがエビデンスだ」とするには,統計学的な処理もできないし,スタンダードというのが非常に求めにくいわけです.ですが,いつかはそれをやらないと脳の中のしくみはわからない.そのターゲットが,実はここにあるわけです.

そうなのですよね。そして、そこに臨床心理学…というか心理アセスメントの技法の考え方が活かされるのではないかと思うわけです。

ちょっとお値段はお高いですが、その分の値打ちはありそう。少なくともお値段分は楽しめそうな本なのではないでしょうか。

興味のある方は是非ともポチっとどぞー。

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コメント/トラックバック (1件)

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  1. 経費で買えないか、申請してみよう(笑)


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  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
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