公立中高一貫校が気になる

公開日: : 最終更新日:2013/10/05 子育て , , , ,

塾の生徒

13/04/30のエントリ、とりあえず我が家は中学受験はさせませんで「中学受験させません宣言(ととりあえず)」をしたわけなのですが、撤回することになるかもしれません。

最近、公立中高一貫校が気になっているのです。

公立中高一貫校とは

中高一貫校(ちゅうこういっかんこう)とは、中学校から無試験あるいはそれに近い形で併設・連携の高等学校に進学できるシステム(中高一貫教育)を取っている学校のことをいう。また、最近では既存の中学校と高等学校を統合した中等教育学校のことも俗語的にこう呼ぶこともある。

従来の中学校・高等学校というもの以外に、中等教育における学校制度の複線化・多様化を実現する観点から推進されている。公立の中高一貫校には3つのタイプがある。

中等教育学校

中等教育6年間を一体のものとして教育を施す学校。うち、中学校に相当する3年間を前期課程、高等学校に相当する3年間を後期課程と呼ぶ。
6年間を一体のものとして教育が出来るため、中学校と高等学校の重複している内容を整理、精選して教育することが出来る。また、中学校で一部高等学校の内容を先取りすることも出来る。
前期課程を修了したものには中学校を卒業したものと同じ資格が与えられる。また、前期課程を修了した後他の高等学校を受験する道は閉ざされていない。

併設型中高一貫校

同じ設置者(都道府県や市町村)が中学校と高等学校を併設し、接続して中高一貫教育を行うもの。特徴は他の中学校からもその高等学校に進学できることである。高等学校では内部進学生と外部生が切磋琢磨して学校生活を送る。
基本的に併設されている中学校の生徒はそのまま高等学校に進学するが、他の高等学校を受験する道は閉ざされていない。
主に、都市部に設置される。

連携型中高一貫校

主に、地域と結びつきの強い高等学校とその地域の中学校が連携して取り組む事例が多い。連携中学校から連携高等学校へは簡便な選抜方法によって進学することが出来る。調査書や総合的学習の時間、中学校での取り組みをまとめた書類などを提出して審査を受ける。また、連携していない中学校からも一般の入試で受験することができる。連携中学校から他の高等学校への進学も可能である。
中学校の教師が高等学校で授業を受け持ったり、高等学校の教師が中学校の授業に参加し、中学校の教育内容の理解を深めたりする。また、中学校と高等学校が合同で部活動を行ったり、芸術鑑賞会を合同で鑑賞したりして生徒同士が交流を深めている。
ただし、他の高校に進学するものや連携中学校以外からも生徒が入学してくるため、他のタイプに比べ大幅なカリキュラムの変更が出来ないという欠点がある。

中高一貫校 – Wikipediaより引用

というわけで、上記3タイプの公立中高一貫校があるのです。

特に最近、こういった公立中高一貫校が各地で新設されているようです。

中学受験のコストパフォーマンス

私が以前のエントリで「自分の子どもに中学受験はさせない」と言ったのは、私立中高一貫校を想定してのことであり、そのための教育費、特に塾の費用を考えてのことでした。

中学受験に費やしただけの経済的・時間的・精神的なコスト、そして中高一貫に通わせるためのそれらのコストと、私立中高一貫校の大学進学実績などを天秤にかけた場合、少なくとも我が家の経済状況(ワーキングプアというほどではありませんが、間違っても富裕層とは言い難いレベル)を考慮した場合、昔ガッツリと中学受験産業に関わった立場としては、やはりコストパフォーマンスは悪いと言わざるを得ないのです。

もちろん、その辺は地域的な事情は色々と関わってくるとは思うのですが。恐らく都心部であれば、その後の大学受験を考えた場合、中学入試というのはある意味デフォルトであり、それほどコストパフォーマンスも悪くはないはずです。

公立中高一貫校なら塾に行かなくてもいいかもしれない

そんな風に考えていた自分が、上記エントリをアップした後、ひょんなことから近隣の公立中高一貫校のことを知りまして、それで色々と調べてみたのです。

その中でこんな本を見つけたのであります。

内容紹介

公立なのに私立のよさを取り入れた中高一貫校が各地に誕生、「第三の道」として人気を集め、最高20倍もの高倍率となっている。本書は実際に九段中等教育学校に長男と次男を続けて合格させた日本経済新聞記者が、どのように入試に備えたかを、入試問題の分析や使用した参考書や問題集等々を具体的詳細に語るだけでなく、公立中高一貫校のユニークな教育内容を紹介するとともに将来像も予測。東京をはじめ全国に続々と誕生している公立中高一貫校をこれから目指す親子の心強いガイドとなる一冊だ。

著者からのコメント

私の二人の息子が合格した九段中等教育学校は、08年向けの最初の入試説明会でも1600人の親子が集まり、相変わらずの人気ぶりです。競争倍率10倍を超える試験にいかに合格するか。そのノウハウをどなたでも実践できるように、具体的に書きました。ぜひお子さんといっしょに読んで、試してみてください。本書を読まれた方が、来年、息子たちの後輩になってくれたら、こんなうれしいことはありません。

タイトルにもあるように、この本は塾に行かずに息子を公立中高一貫校に合格させた父親の手記です。

「塾不要」は我が家でも出来るような気がする

上記書籍のAmazonさんのカスタマーレビューを読んでみると、批判的なコメントとして「(日経新聞記者である)筆者だからこそ出来た」というの内容のものがあります。逆説的に言えば「普通の親には出来ない」ということかもしれません。

ただ、我が家の現状を考えると、意外に出来そうな気もするのです。

現在、子どもの勉強に関しては、私が見られる時は私がやってますし、そうでない時も妻が出来る限り一緒にやるようにしています。

公立中高一貫校の試験は、ほぼ記述式で、しかも大問数問で解答は作文レベルの長さが求められることが多いのがその特徴であります。

で、考えてみたら私も妻も、例えば夏休みの読書感想文なんかの添削はしてますし、そういう意味では十分指導が出来るんじゃないかと思うのです(というか、元々2人とも塾で国語を教えた経験があります)。

公立中高一貫校のコストパフォーマンス

で、公立中高一貫校というのは、文字通り「公立」なので、普通の公立中・高と授業料は変わりません。つまり「無料」です。その点で私立とは大きな差があります。

さらに塾に行かないとなると、相当のコスト削減になりますし、「中学受験対策塾+中高一貫私立」とは比較にならない位、少ないコストで済むと思われます。もちろん、金銭的なコストをかけられない分、親が手間暇かけねばならないわけですが(そういう意味では時間的コストはかかるかもです)、そのコストについては我が家の現状からすると十分可能です。

あとはその学校の大学進学実績次第というところですが、その辺は結構格差があるようです。ただ、その辺はしっかり情報収集をして進学先を決めることが出来れば、非常に高いコストパフォーマンスが得られるような気がします。

まあ子ども本人の意欲次第なんですけどね

もちろん、親が受験を強要しても仕方ないとは思ってます。そういう意味で、最終的には子ども自身が決断することになるわけなんですが、それでも親としては通常の公立中学に進学した際のメリット・デメリット、公立中高一貫校に進学した際のメリット・デメリットを説明出来るくらいにはしておきたいなと思うのです。

最終的に行き着くところは「親のエゴ」なのかもしれませんが、それでも色々考えずにはいられないのです。

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  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
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