私が考える臨床心理士指定大学院入試対策その2 受験仲間を見つけよう!そして勉強会を始めよう!

あひるちゃんの勉強会

過去の記事はこちら

引き続き、既に大学院入試を終えた方などからもご意見いただきたいと思います。

未読の方はまずはこちらからどうぞ。

私が考える臨床心理士指定大学院入試対策その1 「いつ始めるの…今!…だろうか?」(13/12/19)

大学院受験の勉強は孤独

「大学院受験の勉強をする上で最大の敵って何だと思いますか?」と聞かれたら、皆さんはどう答えるでしょうか。

ありきたりな回答かもしれませんが、私は「自分自身」だと思います。もっと正確に言えば「自分の怠け心」ということになるでしょうか。

どうしても怠けたくなる自分の心との戦いというのは大学受験でもあると思うのですが、大学院受験って孤独なだけに余計に厄介で。

学部からそのまま同じ大学の院に進学するなら同じ境遇の人は複数人いるでしょう。しかし、他大学の院を受験するとなった場合、同じ大学から行く人は少ないと思います。

他大学の院志望な上、同学部・同学年の人々が就活してそれなりに進路が決まっていく(あるいはとっくに決まっている)という中で勉強しなければならないというのは、かなり孤独です。はっきり言って心が削られていきます。

そうだ 勉強会、始めよう。

「そうだ 京都、行こう。」(by JR東海)をパロッた面白タイトルであることに気づいた方が何人いるかってのは置いといて…

そんな時こそ大学院受験仲間を集めて勉強会をするといいと思うのですよ

同じ大学院を志望してる人達なら過去問なんかも共有できますし、逆に違う大学院を志望してる人達なら競争する必要はないわけで気持ちは楽かもしれません。

一人で勉強する場合、どんなに能力の高い人であっても同じ時間で出来る量には必ず限界はあります。

しかし、分担によりその効率は何倍にも向上するわけです。

英文和訳はやっぱり分担してこそよね

昨日紹介したこちら。

全787ページです。こんなの一人で読めるはずがありません。よほど英語が得意な人でもない限り、恐らく見ただけでゲンナリします。

しかしこの中の一部、例えば臨床心理学がらみの部分だけを、しかも複数人で分担して読むとなれば、これは結構出来そうな感じになりませんか?

簡単にはサボれない

そして前に述べたように、怠けたいという気持ちがあったとしても、一緒に勉強している仲間の目は強い抑止力となります。

自分が発表を担当する回までに準備が終わらなかったり、あるいは担当する自分がその回を休んでしまったりしては、勉強会は成立しません。

もちろん、急な用事であったり体調不良だったりは仕方ないと思いますが、サボるとなったら恐らく相当な罪悪感が伴うでしょうし、サボったのがばれたりしたら総スカンですよ。

そんなわけで、勉強会を始めることで、嫌でも受験勉強せねばならないという環境ができるのです。

仲間っていいよね

「嫌でも受験勉強せねばならない」なんて、あまりにもネガティブっぽいですが、そんなことを考えずとも同じ目標に向かっている仲間同士で助け合えるって素敵やん?

私も学部3年の夏頃、同じく臨床系の大学院を目指す友人達と4人で勉強会を始めました。私以外の3人は女性でしたけど、臨床系だとまあそんなもんですよね。恋愛関係とかそういうのはないですよ…

…あ、その中の一人には大学1年の時に告白して玉砕しましたけど。うーん懐かしいなあ…最近は学会でたまに会うくらいだなあ…そうだよなあ、今や彼女も一児の母だもんなあ…と感慨にふけっている場合ではありませんでした。

ええと、みんな別の大学院志望で、実際見事に別々の大学院に進学しました。私だけ1年、大学院浪人しましたけどね

浪人時代はホント暗黒時代でした。ほとんど勉強しなかったので、ある意味、2年目は現役時代の貯金だけでのぼ乗り切ったようなものです(そしてその後も数年、暗黒時代は続くわけですが…)。もし浪人時代も誰かと勉強会をやってたりしたら、また少し違った人生になってたかもしれません。今の人生はそれなりに満足してるので、結果オーライではありますが。

ボッチな人はどうしたらいいの?

ところで、一緒に勉強会をやる仲間がいないという人は…うーん。どうしましょうか?

学内にいない場合、例えばそれなりに都会住まいだったら、他大学の人と一緒に勉強会をやるという手もあるんじゃないかと。TwitterでもFacebookでも使えば、簡単に人は集まるんじゃないでしょうか。

え?そんな高いソーシャルスキルもってたら、ボッチじゃないって?

それもそうですね…

そんな人のために、大学院受験予備校はあるのかも

大学院受験予備校の存在意義

このブログを開設してすぐの頃、一度、大学院予備校がらみのネタでちょっとした炎上をしたことがありました。

当時の私は「友だち同士で勉強会やれば、別に大学院予備校なんていらなくない?」と思ってました。現在もそんなに考えは変わってないんですが、それでも必要な場合もあるなあと今は思います。

一つは一緒に勉強会をやる友人がいない場合です。別に「ボッチ」なんて言わずとも、色んな事情でそういうことはあるでしょう。社会人で大学院行きたい人なんてのもそうかもしれません。一人で勉強せざるを得ない場合、効率を考えれば予備校はアリだと思います。

もう一つ、能力的にまだ勉強会をやれないという場合もあるかと思います。「三人寄れば文殊の知恵」と言いますし、難しい問題でも4〜5人いれば解けるでしょ…とは言いきれないですよね。人はたくさんいても勉強は遅々として進まない…みたいなこともあるかもしれません。ただ、そのレベルで大学院って大丈夫?と思う部分もあったりしますが。

とにかくそんなわけで必要な人、そして少しでも合格を確実にしたいという人は予備校行ってもいいんじゃないでしょうか。今の私は別に否定はしませんが、特にオススメもしません。

次回のテーマは「過去問、ゲットだぜ!」です。アップは来週の予定です。お楽しみに!

本日の一冊

大学院入試対策にオススメの一冊を紹介する「本日の一冊」のコーナーです。

本日ご紹介するのはこちら。

定評ある10万部超のロングセラー『心理学事典』の30年ぶりの最新版。新たに項目選定し、全項目新原稿。最新の成果や時代に即した新項目をとりいれつつ、基本をおさえた本格的総合事典。

これは個人で「買う」本ではないです。

ただ、これの旧版、平凡社の『新版 心理学事典』(1981年刊)は大学院受験の勉強をしてる時には必須でした。臨床系以外の分野の教員もいて、幅広い分野の問題が出るような大学院を目指してる人は絶対役に立つはずです。どんな専門用語でも大抵は載ってますから。

一応、研究者志望だった私は旧版『新版〜』(ややこしい)は購入しました。入試後はあんまり役に立ちませんでしたがw

図書館にあったら是非使いましょう。使い倒してやりましょう。

そんな感じです。

当ブログは大学院志望の皆様を応援しています!

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  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
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