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2014年第1四半期売れ筋ランキング

本を読む男性

4月1日です。エイプリルフールです。でも、当ブログではエイプリルフールネタはやりません。

なぜなら面白いネタが思いつかなかったから

ということで、通常営業で行きたいと思います。

さて、4月に入ったということは今年も4分の1が終了。第2四半期に突入しました。というわけで、恒例のランキングです。

2014年1月から3月の間に、当ブログ経由でAmazonさんにて購入された書籍のトップ5を発表いたします。

ちなみに昨年のランキングはこちら。

2013年売れ筋ランキングTOP10 カウントダウン(前半)
2013年売れ筋ランキングTOP10 カウントダウン(後半)

ではいってみましょー。

第5位

チェックリストでもラベリングでもない「心理アセスメントの六つの視点」を,第七の視点(here and now)で有機的につなげ,クライエントの立体的な全体像をとらえるために――若手臨床心理士に贈る「心理アセスメント入門」必携書。

心理アセスメントの六つの視点(トリアージ1・トリアージ2・病態水準にまつわる要素・疾患にまつわる要素・パーソナリティ・発達生活の実際)から得られたものは,第七の視点(here and now)を通じて集約され,ネットワークのようにつながりながら立体的に存在する。臨床心理面接と不可分な“それ”は“家”のイメージであり,アセスメントから得られた成果をヒントにクライエントの全体像を立体化してゆく内的努力を,セラピストは学派を越えて行なっている。この“家”(=心理アセスメントにおける六つの視点を通じて成っている立体的な像=臨床心理学から見たその人の全体像)のなかでクライエントとセラピストが共生するイメージ――それこそが,真の心理アセスメントである。

なんかもう当ブログ的には定番中の定番と言っても良い一冊でしょう。主にアフィリエイト的な意味で、津川先生には足を向けて寝られません(ウソ言った!)。

未読の方はあまりいないかもしれませんが、初学者からベテランまで得られるところが多い本だと思いますので、ぜひともどうぞ。

・関連エントリ:
津川律子著『精神科臨床における心理アセスメント入門』(09/07/23)

第4位

2013年の総合7位にランクインしたこちら。昨年の7月に出てるんですが、引き続き売れております。

今年も発達障害関連が売れ筋なのは変わらずというところですね。

関連エントリ:
雑誌『臨床心理学』第13巻第4号 特集 対人援助職の必須知識 発達障害のアセスメントを知る(13/07/26)

第3位

日本国内で使用されている向精神薬を1つ1つ見開きページでわかりやすく解説する。

単なる薬剤情報のみではなく、実際に使用したときのエピソード、服用や処方のポイントなど、他書にはないすぐに役立つ情報が満載。

医師だけではなく、精神科の薬物療法に関心のあるコメディカル、患者さんやその家族にも大好評の書。薬剤写真や識別コード一覧もさらに充実し、向精神薬の最新情報が一目でわかる。

最新版では、2013年までに発売された新薬や適応が拡大された薬剤についての情報を追加し、さらに精神科領域での使用が注目されている漢方薬の項目を新設した。薬物相互作用一覧のしおり付き。

今年1月に出たこちら、順当に第3位にランクイン。

本当はもう少し売れてもいいかなあと思ったのですが、うちのブログ経由で購入する必然性はないわけで。

ともあれ、学校領域で働いている心理職の人であっても必携の一冊だと思います。学生さんもとりあえず手元に置いておきましょう。

関連エントリ:
『こころの治療薬ハンドブック 第9版』出てます(14/02/05)

第2位

DSM-5の変更点を精神科疾患の概念史に照らし解説。DSM-5使用に際しての誤解を減らし正しい活用の要点を紹介。

2位にはこちらが入りました。3位に大きく差をつけ、1位とはかなりの接戦でしたが、惜しくも2位にとどまっております。

心理職として「この程度は理解しておきたい」という要点がちゃんとまとまっている本だと思います。

特に精神科領域の人は必須でしょう。興味がある方はポチっとどうぞ。

関連エントリ:
森則夫・杉山登志郎・岩田泰秀(編著)『臨床家のためのDSM-5 虎の巻』(14/02/27)

第1位

第4位に続き、雑誌『臨床心理学』がランクインです。

やはりこちらも発達障害関連。そして、第14巻は6号連続で発達障害特集でその第1弾となります。

第2号は、Amazonさん的には本 > 医学・薬学・看護学・歯科学 > 医療関連科学・技術 > 臨床心理学カテゴリーのベストセラー第1位(2014年4月1日現在)なんですが、特集が「社会的支援と発達障害」ということで、心理職の皆様方にはあまりヒットしてないのか、それとも紹介したのが最近過ぎてランクインしてないのか…うーん、謎です。

一応紹介はしてるんですけどね。

雑誌『臨床心理学』第14巻2号の特集は「社会的支援と発達障害」です(14/03/17)

いずれにしても2014年の雑誌『臨床心理学』は、第1号から第6号までヒット確実かと思います。今年の総合ランキングに何冊ランクインするか今からちょっと楽しみだったり。

このシリーズ、興味のある方は多いと思います。要チェックですよ。

関連エントリ:
雑誌『臨床心理学 第14巻第1号 特集 シリーズ・発達障害の理解① 発達障害の理解と支援』が発売前から大人気な件(14/01/07)

講評的なもの

印象としては「やっぱり発達障害関連本強し」という感じでしょうか。

惜しくもランクインしませんでしたが、『こころの科学174号:自閉症スペクトラム』や『明日からできる大人のADHD診療』もよく出てました。

今年もこの傾向は続きそうです。

あと、角川のKindle本70%OFF祭があったせいか、Kindle本もなかなか売れてました。漫画も小説も。

専門書に関してはまだまだ数が少ないのでランクインはしてこないのですが、Kindleに限らず電子書籍がかなり定着してきてるということでしょうね。

そんなこんなで、第2四半期も引き続き、皆さんのためになる書籍紹介が出来ればと思っております。

あと、ご恵贈本も随時受付いたしております。最近、お送りいただいた書籍に関しましては必ずご紹介させていただいた上で、サイドバー最下部(スクロールがストップする領域)で他のご恵贈本をいただくまで広告させていただきます(あ…サイドバーのご恵贈本更新忘れてた…)。

お送りいただける方はお手数ですが、お問い合わせフォーム経由でご連絡下さい。以前ご連絡いただいた方は、直接メールしてくださっても構いません。

そんなこんなで第2四半期もよろしくお願いいたします。

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  • 某総合病院精神科勤務の臨床心理士であり臨床心理学者(自称)。なんだかんだで2児の父。妻との仲もそれなりに良好
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