Home > 臨床心理学

臨床心理学 Archive

週刊文春7月21日号に掲載された「精神分析学会会長が認知行動療法を批判」の記事を読んだ

いつも楽しみに読ませていただいておりますブログ、「なんちゃってカウンセリング」を超えての一昨日のエントリ、会長ともなると大変ですねで知ったのですが、週刊文春7月21日号に「精神分析学会会長が認知行動療法を批判」といった内容の記事が掲載されていたとのこと。

実際の見出しは

7年もかけて治っていない
「雅子さま治療」精神分析学会会長 が猛批判


とのことでした。



で、その記事、読んでみましたのでちょこっと感想など。

全文を読む

【やっぱり】「55段階個別指導®」でおなじみの四谷学院による自閉症・発達障害児の療育プログラム【55段階】

まず初めにご注意を。

このエントリは、今回ご紹介する特定のプログラムの利用を推奨するものではありませんし、誹謗することを目的としたものでもありません。

基本的にご利用に関しては希望される方々の自己責任でお願いしたいとは思いますが、わたくしとしましては、ご利用の前にネットでのクチコミや、あるいは実際に利用された方が近くにいらっしゃるのであればそうした方のお話を聞かれるなど、慎重な情報収集の後に実際に使われるかどうか決められればいいのではないかと考えます。

・・・・・・・・・・
さて…

先日、偶然ネット上でこんなページを見つけました。


自閉症・発達障害児のための療育55段階プログラム【四谷学院】

自閉症児の療育に40年の実績と高い信頼を誇る、武蔵野東学園の全面的な協力を得て、家庭での療育を楽しく進められる通信教育講座ができました。各課題の進め方や指導上の注意点は専門的な見解に基づいており、療育の現場から生まれた貴重なノウハウを、誰でも簡単に取り組めるプログラムとして体系化しています。


へー。

全文を読む

辞める時にどんなタイミングでクライエントに伝える?そして引き継ぎケースのことなど

お気づきの方もいらっしゃることかと思います。昨日の朝に投稿したエントリは、削除させていただきました。ネタ元となった友人のAより「あれは書きすぎだ」とのお叱りを受けての削除でございます。

ご迷惑をおかけいたしました関係各位には深くお詫び申し上げます。

…ただ、あのエントリにいただいたコメントはもったいないので、再度取り上げさせていただきたいと思います。コメント主のjigawa91さんの許可は取っておりませんが、公開を前提としたコメントであるということで、勝手に使わせていただきます。

以下引用。

jigawa91 11-07-13 (水) 11:35
直接は関係ない話ですが、やめる時はどのタイミングでクラインアントに伝えるのが一般的です?

ワーカーである僕は、3ヶ月くらい前からカウントダウンみたいな感じでしたけど、僕の同僚のCPさんは、1週間前に突然クライアントに告げていました。

勝手に職業的な価値観かと誤解していたのですが、ロテさんの記事を見て誤解に気がつきました。それじゃお別れできませんよね。個人の問題なのかな。

全文を読む

娘が小学校で心の教室相談員にした相談

このエントリ、本人の同意をとって書いてありますのであしからず。

さて、ワタクシの長女がちょっと前に話していたのですが「心の相談室の先生」に相談の予約をしたのだそうな。正確には「心の教室相談員」の先生であり、だいたい2週に1度くらいしか来校しないそうで、相談には予約が必要とのこと。

で、100%興味本位で聞いてみたのです。どんな相談がしたいのかと。

特に躊躇することもなく教えてくれた、その相談内容とは…

全文を読む

高校生4人に1人は「うつ状態」…の新聞記事

ちょっと前のニュースですが、こんなのがありましたよ。

高校生4人に1人は「うつ状態」…大分大・県教委調査YOMIURI ONLINE(読売新聞)

がっつりと全文引用。

高校生の4人に1人がうつ状態――。大分大教育福祉科学部と大分県教委が高校生の指導に役立てるため、県立高3校の生徒を対象にしたアンケートで、こんな結果が出た。

「気分が落ち込み、意欲がわかない」「空虚感や孤独を感じる」などの症状を「うつ状態」と判断したもので、同大の武内珠美教授(臨床心理学)は「結果を軽視せず、学校が対応することが大切だ」としている。(釈迦堂章太)

「心身の健康状態」を調べるアンケートで、昨年10月、1~3年生2451人を対象に実施。94%に当たる2306人から分析可能な回答を得た。

質問は「生きていても仕方がないと思う」「とても退屈な気がする」「おなかが痛くなることがある」「食事が楽しい」など18項目。「いつもそうだ」「ときどきそうだ」「そんなことはない」の三択で選んでもらった。後ろ向きな答えが高い得点配分として、合計点が基準を超えた場合、うつ状態と判断した。

うつ状態だったのは、2306人中621人(26・9%)。男女別にみると、男子が1338人中320人(23・9%)、女子が968人中301人(31・1%)で、女子の割合が高かった。

また、うつ状態だと「人に相談する意欲もわかなくなる」とされるため、相談に対する意識も尋ねた。

「相談しても、いいことがない」「話したことは他人にばらされる」「人に相談するより自分で解決したい」など17項目の質問に「非常にそう思う」「全くそう思わない」などの五択で答えてもらった。

回答結果をみると、うつ状態と判定された生徒の方が、そうでなかった生徒よりも後ろ向きな答えが多かったという。

武内教授は「うつ状態の生徒の多くが相談することに期待感を抱けず、誰にも打ち明けられずにいるようだ」と分析。「ネット社会を背景に、対面で相談することを嫌う若者が増えている。学校は相談しやすい環境を整え、解決に力を尽くしてほしい」としている。
(2011年6月9日 読売新聞)


なんか色々とツッコミどころがあるような…。

全文を読む

風邪ひいて仕事休んだ。やっぱり「申し訳ない」と思った

私、こう見えても(どう見えても?)身体的に軟弱でして、年に2回くらい風邪ひいて仕事休まざるを得ない状況になったりしてます。

昨日はその「年に2回くらいの日」でして、どうやら子どもからもらったららしく、ガッツリ発熱。ちょっと仕事できる状態ではなかったので、休んでしまいました。

ずーっと前にこのブログで書いたのですが、大学院生時代に先輩から「心理臨床家は病気になるな」的なことを言われました。

困った(05/02/04)

その言葉を文字通りとればかなり無茶な言葉だとは思うのですが、まあそれはそれでその通りだなあと思う部分もあるわけなのです。

全文を読む

被災地に派遣される人向けに有益かもしれない情報をまとめてみる3 ツイッター編

3日(火)のエントリ

被災地に派遣される人向けに有益かもしれない情報をまとめてみる1 災害支援関連本編

被災地に派遣される人向けに有益かもしれない情報をまとめてみる2 モバイル機器編

の続き…というか、前のエントリの最後に「更新は明日!(の予定) 」とか書いておきながら、もう5日も経過してしまいました。「それ何て更新するする詐欺?」という感じですが、まあ気にしない、と。

さて、本日はツイッター編ということでございます。

「ツイッターはなんだか便利らしい」ってことで311以降に登録してみたり、アプリをインストールしたりした人も多いかもしれませんが、「使ってはみたもののよくわからない」という人も多いかと思います。そんな初心者以前の人のために、ワタクシが便利な使い方を伝授!…

全文を読む

日本精神神経学会の緊急声明を読んで思ったこと

4月20日に出された文章ですので、既にご存じの方も多いかと思います。

こちら。

東日本大震災被災地における調査・研究に関する緊急声明文(pdf)

一部引用。

「心の状態に関する調査・研究」といった形で、精神的に傷つき、心身ともに疲弊しておられる被災者の方々を対象として、配慮を欠いた面談やアンケートによる「心の状態に関する調査・研究」が行われている実態があります。

ところが、被災地で行われているこのような調査・研究の中には、この様な倫理的配慮がなされておらず、また、調査対象となった各被災者の方々に援助も提供しないものがあります。


というわけで、そういった調査に対して「強く抗議の意を表明」し、「即刻の中止を求め」るといった内容のものです。

ちなみに日本心理臨床学会も東北地方太平洋沖地震と心のケアというページを震災後の比較的早い段階に立ち上げており、その中で支援活動委員会の委員長である冨永良喜氏が災害後の心理援助三原則(冨永三原則)を提唱しております。

その一つが

3,アフターフォローのないアンケートは禁止

トラウマのアンケート(IES-R やPTSR-edなど)をアンケートのみ実施することは、被災者に二次被害を与えます。必ず、継続して関与できる人が、トラウマと喪失の心理教育を同時に実施してください。


というもので、やはり調査のみ実施することを禁じる内容となっております。

その他、多くの心理学系、精神医学系の学会で同様の提言や注意喚起がなされております。

全文を読む

自分で「炎上」と言ってしまった時点でそれはもう「炎上」なのです

twitter界隈では話題になっていたのですが、こちらのブログ

PSW研究室

大学教員をされているPSWの方のブログなんですが、その11/04/14のエントリ

「心理カウンセラーお断り」の貼り紙

こちらのコメント欄、26日(火)18:30現在でコメント数が(86)となっております。

ちょっと引用しますが

東日本大震災の被災地を訪れた人から、聞きました。
避難所の入り口に「マスコミお断り」という紙が、貼られているそうです。

「大変でしたね」「大丈夫ですか」という言葉とともに、マイクとカメラが向けられる。
それは、気遣いの言葉ではあっても、あくまでも報道が目的のものです。

多くの避難所の方々が、もう対応にうんざりしているということでしょう。
そして、その貼り紙の横に、もう一枚、新たな貼り紙が加わりつつあるようです。
「心理カウンセラーお断り」という貼り紙が…。


詳しくは本文を読んでいただきたいですし、コメント欄も是非読んでみてください。

さて、このコメント数の増加を受けて11/04/18に投稿されたエントリが

炎上の弁明

です。

これご自身で「炎上」と言ってしまっていますが、私はコメント数の増加をブログ管理者自ら「炎上」と言ってしまった時点で「炎上」であり、燃料を注ぐ行為に等しいと思うのですよね。

全文を読む

日本心理臨床学会第30回春季大会は中止だそうです

先ほどTwitterでつぶやいたんですが、意外に知らない人もいるのかなと思いエントリをアップ。

表題にも書きましたが、5月28日(土)~29日(日)の日程で札幌学院大学にて開催される予定だった、日本心理臨床学会第30回春季大会は(恐らく震災の影響を鑑みて)中止になったとのことです。

日本心理臨床学会【公式ページ】トップ

【速報】 第30回春季大会中止のお知らせ(2011.4.1)

2011年5月28日~29日に札幌で開催予定だった、日本心理臨床学会第30回春季大会(ワークショップ、シンポジウム)は、中止することとなりました。
既にお申込みいただいている方には、個別に案内を発送させていただきます。
詳細は追ってお知らせいたします。

全文を読む

ホーム > 臨床心理学

ブログ内検索
RSS 臨床心理学ニュース
2011年売れ筋ランキング
Amazon.co.jp 経由で購入可能です

第 1 位

精神科臨床における
心理アセスメント入門

津川 律子

精神科臨床における心理アセスメント入門

昨年に引き続き第1位獲得。単なる所見の書き方とは一線を画したアセスメントがらみの本。精神科臨床に携わる人だけではなく、どんな分野においても言える内容が盛りだくさんな一冊かと。筆者の豊富な臨床実践に根ざした良書という感じ。

第 2 位

発達障害とパーソナリティ障害―
新たなる邂逅
(現代のエスプリ no. 527)

石川 元 (編集)

やっぱり発達障害関連本は強い。こちらは特に精神病理学の観点から語られており、興味深いです。Amazon.co.jpではプレミア価格がついてしまっているのが残念。

第 3 位

日本版WAIS‐3の解釈事例と
臨床研究

藤田 和弘 (編集), 大六 一志 (編集), 山中 克夫 (編集), 前川 久男 (編集)

WAISを使う全ての人に

第 4 位

心理学の「現在」がわかる
ブックガイド

越智啓太(著) 徳田英次(著) 荷方邦夫(著) 望月聡(著) 服部環(著・監修)

個人的には学部生、特に1・2年の時に読んでおいて欲しい本。この中から将来に繋がる分野が見つかったりすることもあるんじゃないかと思います。もちろん一般の方や大学院生にもお勧めです

第 5 位

面接法

熊倉 伸宏

面接法

面接法の基礎が書かれている本。精神科の研修医も必携の本だったりします。非常に基礎的かつ実践的な内容でお薦めです。

第 6 位

こころの治療薬ハンドブック 第7版

山口登 (編集), 酒井隆 (編集), 宮本聖也 (編集), 吉尾隆 (編集), 諸川由美代 (編集)

こころの治療薬ハンドブック 第7版


最新版は第8版です
こころの治療薬ハンドブック 第8版
山口 登 (編集), 酒井 隆 (編集), 宮本 聖也 (編集), 吉尾 隆 (編集), 諸川 由実代 (編集)

何度でも言いますが薬の知識は必要です。てか、学校臨床専門の人も必須だと思います。院生も実習の段階で持っていた方が良い本。

第 7 位

エッセンシャルズ
心理アセスメントレポートの書き方

Elizabeth O. Lichtenberger

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方

需要の高いアセスメントがらみの一冊。訳本ではありますが、所見の書き方の実例が載ってて参考になること間違いなし。

第 8 位

女子アナ・吏良の
海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

山下 吏良

女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記

少なくとも臨床心理職の職域が拡大されつつあり、それと同時にそれなりに認められつつあるのだろうなぁと思わされる一冊。未読なので感想は言えませんが、読んでみたいとは思っておりますです。

第 9 位

子どもの心と学校臨床(第2号)
特集:学校の中の発達障害の子ども
:クラスに発達障害のある子も
いるという
あたりまえの現実の中で

辻井 正次(著・編集)

昨年もお世話になりました、遠見書房さんの雑誌。小学生の子どもを持つ親として個人的にも読みたい一冊。

第 9 位

新・臨床心理士になるために
[平成23年版]

(財)日本臨床心理士資格認定協会 (監修, 編集)

資格試験を受ける人には必須の一冊。来年度受験者用も出るかと思いますが早めに準備をしておきたいという方は是非どうぞ
ブログステータス


RSSリーダーで購読する

Google Readerへ追加

Subscribe with livedoor Reader
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 科学ブログ 人文・社会科学へ
にほんブログ村



あわせて読みたいブログパーツ
フィードメーター - ロテ職人の臨床心理学的Blog

ケータイ閲覧用

Return to page top