子育て

「マイホームパパ」の違和感

投稿日:

先日、ある方からいただいたメールの中にこんなフレーズがあったです。

相変わらずマイホームパパですね。

それ以前のやりとりで、長女の幼稚園の運動会でワタクシが大活躍?した話なんかをしておりまして。それを踏まえてのこの「マイホームパパ」という言葉だったんですが…
…なんかひっかかっちゃったですよ。
なにげに使っちゃいそうな言葉ではあるんですが、「マイホームパパ」って何なんでしょう?
いや、そのメールの差し出し主は全く悪気はなかったはずですし、むしろ褒め言葉的な感じで使っているのもわかるんですが。
何だろう。この違和感は。


そういや以前も似たようなことがあったなと思って、過去ログ検索してみたら…みつかりました。これでした。
「家族サービス」ということば(07/04/09)
うん。「家族サービス」は上記過去ログにもあるような感じで、その違和感の源泉は明らかなのです。自分の子どもと関わったり、妻と関わったりすることは、自分にとっては「サービス」ではないので、これは明らかに違うのです。
でも、「マイホームパパ」の違和感は自分でもよくわからんのです。ただ、やっぱり似たような感じはあるのです。
ブログ検索なんかしてみると、「自称」マイホームパパのブログって結構あるんですよね。もちろん良い意味で使っているのだと思います。
…なんだこの違和感?
あれですかね。自分の家では「パパ」「ママ」ではなく、「お父さん」「お母さん」を使っている(使わせている)からですかね。そして「マイホームパパ」の「パパ」部分を「お父さん」に変えると…適当な言葉がなくなるから?
…違う気がする。
あれか。ひょっとして「マイホームママ」って言葉がないのがいけないのかもしれない
マイホームパパの定義はよくわかりませんが、多分「家族思いの父親」ってことなのでしょう(違っていたらご指摘プリーズ)。そう考えると「マイホームママ」って言葉がないのは、「ママ」は「家族思いである(のが当然)」という前提があり、そして「家族思い」の「パパ」は珍しいということも前提になっているのでしょうかね。わざわざそういう言葉があるってことは。
うん。なんかそう考えるとすっきりした。自己解決…したような気がする。
多分、自分の中にはジェンダーフリー的な発想はそんなに無いとは思うんです。でも、別に父親が家族思いであっても珍しいことでなくなるのが、世の中的には好ましいのことなのではないかとも思うんです。
そう考えると、「マイホームパパ」的な扱いってのはなんか不自然なんじゃねーかと思うんです。
…私の言いたいこと、わかりますかね?
とりあえず自分の中ではかなりすっきりしたんですが、ひょっとして論理が破綻している部分がないわけではないような感じもしなくもない(くどい)ので、なんかおかしなところがありましたらご指摘プリーズでございますよ。

そして、お時間あれば順位確認後戻ってきていただけるとうれしゅうございますよ学問・科学ランキング

-子育て

Copyright© ロテ職人の臨床心理学的Blog , 2024 All Rights Reserved.