グルメ

「手作りラーメン」はどこまで「手作り」なのか

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11/07/07のエントリ、【なかなか】はんつ遠藤著『おうちラーメン かんたんレシピ30』【つかえるかも?】と11/07/17のエントリ、はんつ遠藤著『おうちラーメン かんたんレシピ30』から「鶏そば(塩)」を作って食べたでご紹介させていただきましたこちら。

あれからもこの本のレシピを参考に、いくつかのラーメンを作ってみました。

例えばこちら。

「尾道ラーメン」です。元々の尾道ラーメンというのはあっさり醤油に魚介だし、さらに背脂のミンチをスープ表面に浮かべ…というものなのですが、このレシピでは背脂のミンチの代わりに揚げ玉を使っています。確かにコクがあって美味かったっす。

そしてこちら。

ちょうど本日の昼食として作成した「函館塩ラーメン」です。これ、スープは缶詰の帆立貝柱水煮と鶏ひき肉でとったダシと、それに鶏ガラスープの素、塩、ラードを加えて構成されているのですが、あっさりとした味わいはかなりのものでした。

確かにどのレシピも(今のところ作ってみたものしかわかりませんが)大変美味しゅうございました。

でも一つひっかかることはあるんですよねえ…。

ぶっちゃけて言ってしまうと、どのレシピもかなりレベルが高いのですが、作っていると「これは手作りラーメンなのか?」って感じになってくるのです。

確かに本格的にラーメンを「手作り」しようとすると、まあ手間はかかりますわ。

以前、豚の骨…つまり豚骨からダシをとって、ラーメンを作ってみたことがあったのですが、ホント大変でしたよ。そして、その手の技術はあんまりもっていないので(あるいは魔法の粉=化調=化学調味料を極力控えたせいか)どうもひと味足りない的な感じになってしまった記憶があります。

その点、上記掲載本のレシピは間違いないです。少なくとも例えばインスタントラーメンレベルの味は確実にクリアできてます。

ただ、あまりにも手間がかからないのですよ…いや、それがこの本の最大のコンセプトなのは重々承知しておりますが、それでも「料理してる」感じはないのですよね。

…とは言え、こうやってレシピが公開されていることで、自分の好みに合わせてアレンジすることも可能なわけです。いくつかのレシピは「ちょっと塩辛い」と思ったものもあったので、今後も色々と工夫はできそうです。

とりあえずラーメン好きにとっては自宅でそれなりのレベルのラーメンがかなり簡単に食べることができてしまうということで、ラーメン好きはチェックすべきかと思いますよ。

ワタクシもまだいくつか作ってみたいものがありますので、そのうちにまた当ブログで作ったラーメンをご紹介するかと思いますです。

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