私も使ってるんですけどね。一昨日のエントリ、某O塚御大の「講話」を聴いて思ったことなんてモロにそうなんですが、これは「某」つける意味は全くないですな。
臨床心理士養成指定・専門職大学院ガイド 2009 (2009) 大塚 義孝 日本評論社 2008-11 |
それはともかく「某」って言葉ですよ。
辞書で意味を調べてみた。
ぼう 【某】
(名)
ある人や場所・月日などが不明な場合、また意図的にそれとはっきり指し示していわない場合に用いる語。
「中村―」「―政治家」
これを見ても、一昨日のエントリに関してはほぼ「はっきり示していっている」わけでして。
で、ですよ。
気になるのは、例えばネットで見た情報…というか、もっとはっきり言ってしまえば、例えばあるブログAで「○○です」と言っていたとします。で、またあるブログBで「某ブログで○○って言ってました。私はそれはおかしいと思います」なんて言っていたとします。
もちろん、ブログBではブログAの当該エントリに関して直接リンクなんて張ってません。
上で挙げた辞書的な定義に基づいて考えれば、「ある人や場所・月日などが不明な場合」には当てはまりませんわな。そうなると「意図的にそれとはっきり指し示していわない場合」ですわな。
こういう場合、ブログBの管理人はどういった意図で「某」って使ってるんですかね?
色々考えられるんですが、とりあえずブログAの管理人が「私のことですか?」と言われた時に、「違います」と言えるから…ってのはあるんじゃないかと思うです。
好意的に考えれば「自分が取り上げることでブログAの管理人さんが迷惑を被るかもしれないので」って言い訳はできるかもしれませんが、それならそもそも取り上げなきゃいい話であり。
だいたい「某」って言っときゃそれでいいって話になるとするならば、いくらでも話を捏造できますわな。ネットってのはただでさえソースの信憑性を確かめるのが難しいのに、存在するはずのソースを公開しない(できない)ってのは自分で公言してるようなもんなんじゃないかと思うのですがね。
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多分私のブログについて「某」扱いで言及している可能性が高いと思われる某ブログを読んで、以上のようなことを思った次第なのでありました。
さて、その某ブログというのは実在するのでしょうか?
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