研究と臨床 臨床心理学

「研究」と「講演会」どんな関係があるんだろう?

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こちらの本を出されてる関根友実さんという方。

アレルギー・マーチと向き合って アレルギー・マーチと向き合って
関根 友実

朝日新聞出版 2009-03-06
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私は存じ上げなかったのですが、以前、大阪の朝日放送(ABCテレビ、テレビ朝日系列)で女子アナウンサーをされていたそうで。

そしてこの方のブログにこんな記事がありました。

関根友実のBLOG:研究のご協力をお願いします

皆様にお願いがあります。私は現在、大学院にて臨床心理学を学んでいます。主な研究領域は、働く人のメンタルヘルスです。

この度、修士論文のための研究の一環で、心理学にまつわる講演会を開きます。

よろしければ、是非、ご協力をお願いします。

尚、今回は20代~40代の女性を対象としています。職業は問いません。主婦の方も大歓迎です。

えーと…これはどういう趣旨の「講演会」なんでしょうね?被検者集め…くらいしか私には思いつかないのですが、講演会後に研究対象、調査対象とするならばナイーブな被検者ではなくなってしまうし、そもそもこの講演会に参加を申し込んでいるという時点で相当なバイアスが生じていると思われます。

だいたい、被検者を集めるのであれば、純粋に被検者募集をすればいいはずなのに、なぜに「講演会」?

色んなキャリアもある方ですし、修士課程の学生さんが「講演会」を開催しても別に「勝手にすれば」的な感じなんですが…。

謎は深まるばかりです。

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